スウェーデン史ゼミ、デンマーク史ゼミに参加している人へ
スウェーデン史ゼミに参加されているみなさん!今学期のゼミで講読する論文をアップしますので、各自ダウンロードして読み進めて下さい。今学期は180頁下段の新しいセクションからいきます。
デンマーク史ゼミに参加されているみなさん!今学期のゼミで講読する論文をアップしますので、各自ダウンロードして読み進めて下さい。今学期は18頁の新しいセクションからいきます。
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スウェーデン史ゼミに参加されているみなさん!今学期のゼミで講読する論文をアップしますので、各自ダウンロードして読み進めて下さい。今学期は180頁下段の新しいセクションからいきます。
デンマーク史ゼミに参加されているみなさん!今学期のゼミで講読する論文をアップしますので、各自ダウンロードして読み進めて下さい。今学期は18頁の新しいセクションからいきます。
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金曜4時間目に北欧史講義を受講しているみなさん。こちらに来週の問題をあげておきます。連休中しっかり勉強して下さい。よろしくお願いします。
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金曜5時限のスウェーデン語講読に参加している皆さん。こちらに今学期最後のテキストをアップロードします。授業は来週まで通常どおりにやります。よろしくお願いします。
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明日(というか今日)のゼミは言語ゼミとの合同です。午後1時きっかりに、C棟の4階に直接行ってください。図書館ではありませんので、注意してください!
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北欧史講義を受講されているみなさん。今日の講義ファイルをアップロードします。が、これはおそらく来週で使うことになるでしょう。今日の講義では先週アップロードした講義ファイルを持参してください。
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金曜5時限のスウェーデン語講読に参加されているみなさん。すみません。次回のテキストのアップロードが遅れました。こちらにあげておきますので、明後日よろしくお願いします。ドタバタ続きで、本当に申し訳ありません。
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金曜4時限の北欧史講義に出ているみなさん!こちらに今日(というか来週)の講義ファイルをアップロードします。先週の講義ファイルを必ず持参してください。お願いします。
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北欧史の講義のほう、6月6日付けの講義ファイルをアップロードします。が、今日の授業では、先週の講義ファイルを持参してください。今日は北欧における複合国家の話をしましょう。よろしくお願いします。それと、教科書購入、ありがとうございました。みなさんの協力を得て、先週金曜日に無事に山川出版社のほうへ代金の振り込みも完了したことをここに報告します。
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金曜日5時間目のスウェーデン語講読の授業に出ているみなさん!明日いけるかどうかわかりませんが、念のため次に読もうと考えているテキストをこちらにアップロードしておきます。全く難しい文章ではありませんから、サラッと目を通しておいてください。
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デンマーク史ゼミに参加されている皆さん!昨日のゼミで最後時間切れになってしまった文章の解釈について、僕の理解をここに記します。
"Kunsten i at arbeide med denne definition af politik ligger i at undgå politikbegrebets udvidelse til det meningsløse."
近世デンマークの女性史研究における研究動向の三つの潮流を整理している節で、その第三の流れの説明を締める文章です。ここで言われているpolitikは政治と訳すのではなく、ポリティークとしておくほうがよいと思いますが、この第三の研究の潮流では、ポリティークを単純に上意下達の権力関係(例えば、公の王権・国家から私の臣民・市民へ)として捉えるのではなく、例えばフーコーの言うがごとく社会・日常のあらゆる側面に権力関係が存在している(例えば、ときには権力関係のベクトルは下意上達といったような場合も考えられる…ありとあらゆる日常の場に多方向の権力のベクトルが存在している…)と考えられている点が特徴なのですが、この文章はこうしたデンマークにおける第三の研究の潮流の特徴の一つ、それはフーコー的な日常の権力関係への視点から見れば短所と考えられる部分かもしれないデンマークにおける女性史研究の特徴を述べていると思います。そこで、
「(しかし)こうしたポリティークの定義を用いた(定義に立った)研究の手法は、意味のないもの(意味のないものとされているもの)へとポリティーク概念を拡張することを避けるものである(傾向にある)。」
(「…研究手法は、…することにある。」と訳すと、この第三の潮流の研究手法が狭い意味で限定されてしまう気がするので、ぼかして良いのではないかと思います。これは、デンマーク語で言うligger i のニュアンスの問題ですが…?)
といったくらいの訳ではどうでしょうか?「意味のないもの」の意味については、来週のゼミの時間に討論しましょう。
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休講が続いてだいぶ時間があいてしまいましたので、北欧史の講義についてすっかり講義ファイルをアップロードすることを忘れていました。学生のみなさん、迷惑をかけて申し訳ありません。ここに今日5月30日の講義ファイルをアップロードします。
なお、教科書をまだ購入していない5人の方。今日の授業で3000円で買ってください。よろしくお願いします。
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今日午後2時から阪大吹田キャンパス銀杏会館で、スウェーデン大使や大使館関係者、スウェーデン本国からSwedish Instituteの関係者、阪大からは総長先生などをお招きして「スウェーデン留学フェア2008」を行います。(銀杏会館は大阪モノレールの阪大病院前駅から歩いて5分ほどのところです。入場料は無料。)「スウェーデン留学フェア2008」のため、今日の3、4。5時間目の授業は休講になります。よろしくお願いします。
なお、金曜4限の北欧史講義に出ている人で、教科書を発注したのに、まだ買い取りに来ていない人が5人います。引き取りと支払い3000円のほう、よろしくお願いします。来週の授業のときでもOKです。
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ゼミなんですけれどもね、スウェーデン史も、デンマーク史も、近世女性史関連の論文、議論白熱しています。僕が一人で興奮しているだけでしょうか?いえいえ、学生のみんなもしっかりと議論に食らいついてきてくれています。例えば、豊田さん、コメントをありがとう!「警察のpoliceとの関係は?」とは、とても良い点に気がつきましたね。先生、とっても嬉しくて、座布団を10枚くらいあげたい気分です。スウェーデン史ゼミのCharlottaさんの論文ですが、さすがに気鋭の若手研究者ということもあって、女性の「位置づけ」などを前面に出すのではなく、近世ヨーロッパに独特な政治文化のあり方を論ずる雰囲気に溢れています。昨日は概念史的手法を踏まえて、スウェーデン語で"politik"とあらわされる概念についてゼミで熱く議論していました。
"politik"を現代スウェーデン語・英語辞書の意味の筆頭にある「政治」と単に訳してしまうのでは、近世スウェーデン(あるいは近世ヨーロッパ)で共有されていたその概念イメージからかけ離れてしまうでしょう。従来の女性史研究は、「国家・政府が提供した政治的枠組みから外れ、そうした枠組みに参画する正統的権利をいかに獲得してきたのか」という、いわば「上からの視点」を先験的に内在した問題関心にたって進められてきた経緯があります。もし"politik"を単に「政治」と訳し、しかも「政治」という言葉を近代的な意味でとらえてその意味を近代とは異なる近世に適用してしまったならば、この"politik"に女性が制度的に参画する余地は近世という時代にはほとんどなかったということになってしまうでしょう。
近世における"politik"概念は、フランス語に言う"politique"を考えてもらえばわかりやすいと思うのですが、ある「関心」を共有する者が「深慮」して「知謀」をめぐらし、その実現にむけた「方法」を議論するなかで生みだす「紐帯」といったイメージで語られていたものです。「関心」、「知謀」、「方法(→いみじくも近代ヨーロッパ哲学の父と言われたデカルトが『方法叙説』のなかで近代的思惟の4つの規則的方法を論じましたが、デカルトの言う"méthode"もある意味、近世における"politique"概念を踏まえたものだったかもしれませんね)」、「紐帯(→公的なものに限らず私的なものも含めた政治形態という意味まで含みます)」といった意味が、"politik"には含まれます。「関心」に対して「知謀」をめぐらし「方法」を論ずることは男性だけでなく、女性も普通に行うわけですし、そうした「関心」に対する「方法」を論ずる「紐帯」としてはサロンをあげるまでもなく、女性も参画するものがあったわけで、このようなイメージで"politik"をとらえればこそ、近世という時代における"politik"への女性の参画も十分に理解できるわけです。
ところで、豊田さんからあげられた”police"との関係は、ブログで論じるには問題が深すぎます!本来ならば、「警察」と現在訳されている言葉に入り込んできているドイツ語に言う"Polizei"概念の歴史的展開を論じなければならないからです。これはこれで重大な概念史・国制史・法制史上の問題で、それこそ数多くの研究者が取り組んできたテーマです。(来週のゼミでそうした研究史上の話は補足しましょう。)僕は門外漢なのでそうした点を理解してもらって読んでもらいたいのですが、今この場で簡単に"Polizei"概念のイメージを説明するならば、「公共体の善き秩序を維持すること」というくらいのものになるでしょうか。この概念はよく近世のドイツで発展したものとして知られていて、この概念を基としながら「公共の秩序維持」を目的に、警察だけではなく、風俗や衛生、教育、経済など、多方面にわたって社会生活を律する法令が出されました。僕たちの時代には「警察」というイメージだけが強くなっていますが、それも「公安の維持」という"Polizei"概念の一部から派生したものと言えるでしょう。"Polizei"概念では「公共の維持」が前提になっていますが、「公共の維持」という「関心」を持った者が「知謀」をめぐらした「方法」という意味では、近世という時代にあって"politik"や"politique"概念と思想的な水脈を一にしていたと言えるかも知れませんね。
ね。こんな感じで、僕らの学部ゼミ、なかなか面白そうでしょう?
金曜日5時限のスウェーデン語講読の授業に参加されているみなさんへ!こちらに次回以降に読むテキストをアップロードします。来週23日はスウェーデン留学フェア2008で休講ですが、再来週(5月30日)にはサクッと読みましょう。予習のほう、よろしくお願いします。
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今日の授業は、3〜5時間目まで休講にさせてもらいます。4時間目の北欧史講義のほう、山川出版社様から「北欧史」が昨日届きました。(山川様、いつも迅速な対応を頂きありがとうございます。)以前にもお話したように、「北欧史」を注文した人は、来週16日の授業の際に3000円で頒布します。お金のほう、忘れないでくださいね!よろしくお願いします。
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というわけで、下で発言したように今学期は女性史いきます。ここに論文のPDFファイルを掲載しますので、各自ダウンロードして読み進めてください。よろしくお願いします。デンマーク史の人はNina Koefoedさんの論文、スウェーデン史の人はCharlotta Wolffさんの論文です。
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昨日はスウェーデン史も、デンマーク史もゼミは休講でした。で、今学期に読む文献ですが…なんとなく女性史を読んでみたい気がするんですが、どうでしょう?いや正確に言えば、いわゆるフェミニズミ的な観点に立った女性史というのではなく、近世ヨーロッパ世界に特有な政治文化における女性の位置づけを問うた昨夏のアイスランドでの北欧歴史家会議でのシンポジウムのコロークに収められている論文なんですけれどもね。デンマーク史のほうはデンマーク語で書かれた16〜18世紀のデンマーク政治における女性の位置づけに関する論文、スウェーデン史のほうは(最近飛ぶ鳥を落とす勢いで、スウェーデンの学界で注目されている)Charlotta Wolffさんがスウェーデン語で書いた「自由の時代」の政治アクターとしての貴族身分の女性という論文。北欧世界の政治文化を論ずる際に、やはり女性というアクターは外して考えられないわけで、なんとなくゼミのみんなと読んでみたくなりました。ゼミのみんな、どうかな?デンマークとスウェーデンとでほぼ同じ時代の女性史をそれぞれに勉強してみると、今学期末の合同打ち上げ会のときには、デンマーク史のゼミ生とスウェーデン史のゼミ生の間でどんな議論が交わされるのかな?なんだか、楽しみじゃない?
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阪大外国語学部で北欧史講義を受けているみなさんへ!こちらに今日ないしは5月16日にお話する講義ファイルをアップロードします。先ほどあらためて1学期の日程を考えてみたのです。来週の5月2日は、いちょう祭という学園祭(?)で授業は休講になっています。再来週の9日は、僕が日本西洋史学会に参加するために休講にせざるをえません。9日については申し訳ありません。それから、5月23日はスウェーデン大使も来訪されるスウェーデン留学フェア2008でスウェーデン語専攻の授業は休講になっています。となると、5月は16日と30日しか授業ができないことになります。そこで、今日の授業時間にあらためて補講期間に補講を行うことをみなさんと話し合いたいと思います。今日の授業は、ヴァイキングと中世のことをさくっとまとめたいと思いますので、それゆえにこの講義ファイルも念のためアップロードします。よろしくお願いします。
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阪大外国語学部でスウェーデン史ゼミ、デンマーク史ゼミに参加しているみなさん。明日から数週間にかけて指導する論文の書き方で実例に使う論文のPDFファイルをこちらにアップロードしますので、各自ダウンロードしてください。すでに公開されている僕の論文ですから、あえてパスワードはつけません。論文の内容は、先週皆さんと話し合って決めたように「祖国」論に関するものです。よろしくお願いします。
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4時間目の現代北欧地域論4a・北欧文化講義Ⅱa、5時間目のスウェーデン語Ⅰをとっている人へ。いきなりで恐縮ですが、今日は休講です。すみません。そこで、ここに授業の概要を示しますので、履修登録の参考にしてください。また来週の授業で使う講義ファイルをアップロードしておきますので、参加される方は各自ダウンロードして来週の時間までに目を通してきてください。
【現代北欧地域論4a・北欧文化講義Ⅱa】 4月18日の講義ファイルをダウンロード
4時間目の現代北欧地域論4a・北欧文化講義Ⅱaは、北欧史の講義です。現代北欧地域論4aは2年生むけ、北欧文化地域論Ⅱaは2年生のときに履修していなかった3・4年生むけの科目名で、両者は同じ内容です。2年生のうち、3・4年生になって歴史ゼミ(北欧文化演習V/VI)を希望する人は、この授業の単位を2年生のうちに習得しておくことが前提となります。第1期の講義対象となるのは、時代としてはヴァイキング時代から18世紀まで、地域としてはデンマーク・スウェーデンはもとより、デンマークと深い関係をもつことになるアイスランド・ノルウェー、スウェーデンと深い関係をもつことになるフィンランドを含みます。授業の形式は、毎週このブログで講義ファイルを公開しますのでこれを参考にしながら、それぞれの時代に検討すべき歴史的事項を、僕の視点から解説します。評価は期末に試験を行います。教科書は山川出版社の「北欧史」です。購入希望者は来週の授業の際に希望を募ります。
【スウェーデン語Ⅰ】4月18日のテキストをダウンロード 語彙集をダウンロード
5時間目のスウェーデン語Ⅰは、スウェーデン語で書かれたノンフィクションの講読の授業です。僕としては、1〜2年生で培った初歩的なスウェーデン語力と、3〜4年生のゼミ(演習)で必要となる実践的なスウェーデン語力を結ぶための、橋渡しとしてこの授業を位置づけています。それゆえこの授業では、スウェーデンでも名の知られた研究者・学者の文章を読んでもらい、実際に学術的な情報をスウェーデン語で得ようとする場合、どのようにスウェーデン語のテキストが書かれているかに慣れてもらおうと思っています。第1期は比較的平易な歴史・文化関連のテキストを、1〜2週間ごとに新しいテーマで読んでもらおうと思います。(第2期は実際にスウェーデンの学術的文章を読んでもらいます。)専門的なスウェーデン語の文章の場合、辞書にのっていない語彙に対処する方法を知っておく必要があります。参考文献については授業内で適宜指示しますが、とりあえず第1期にはここに掲載する語彙集も参考にしてみてください。この授業の評価は、これまでは毎週小テストを行い、その平均点と出席点で成績を出し、そのかわり期末テストはしませんでした。その評価方法については、来週の授業のときにみなさんと話し合って、決めましょう。ものは試しで、ここに掲げた短いテキストを読んできてみてください。
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履修登録関連で教務係のほうへ確認をとり、大変的確なお答えを頂きました。そのお話をこちらに記しますので、必ず読んでください。
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新学期、初っ端の授業を終えました。今日こそは午前中に吹田で間違えず会議に参加し、その後バスで箕面へ移ってから、3・4・5時限と連続して授業。よく働きました。今年度の水曜日は午後は3・4・5時限が詰まっています。研究室にいる時間など一瞬もなく、教室の移動で手一杯。案の定、休み時間はありません。帰宅して夕食に用意されていたカレーが無性においしかった。お腹が空いているのも忘れてました。振り返ってみると昼食を食べる時間も、トイレに行っている時間もなかったなぁ。これが一年続くと思うと…(汗)。先のことは考えないようにします。
そんな一日のなかで、今日一番の爆笑の瞬間は、エレベータでウルドゥー語専攻の日本人の先生とパキスタンからの先生とお会いしたときのこと。なにやら、僕の背中でウルドゥー語で会話をして、ニヤニヤと笑っている。僕は、その視線を背中に感じる。エレベータを降りてから、同僚の先生から、「古谷さん、今、「あいつは酒飲みだ」っていう話をウルドゥー語でしてたんですよ。わからなかったでしょう?」との一言をもらう…。もう大爆笑ですよ!そりゃ、ウルドゥー語、全くわかりませんから。その後、人生ではじめてウルドゥー語の文章を一つ教えていただきました。「私は酒飲みです。」という一言。というか、イスラム圏のことなので、「私は酒飲みです。」という言い方を学んでも、厳しく罰せられるだけのようなのですが。
さて、4時間目の授業は、外国人留学生向けにも開放している授業ですが、蓋を開けてみたら今年はたくさんの留学生が参加してくれて、嬉しく思います。留学生のみなさんが多数参加してくれることによって生まれるインターナショナルな雰囲気は、翻って日本出身の学生たちにとっても、よいことだと思うからです。例えば、今日の授業では、スウェーデンという国のイメージを日本、フィンランド、アメリカなど、それぞれの出身の人たちに聞いてみました。こんな比較を議論できるのも、みなさんが参加してくれるおかげです。外国語学部として、世界に開かれた大阪大学として、健全なあり方だと思います。
僕にとっては秋のウップサーラでの講義にむけてよい予行練習ですが、日本語オンリーで授業を進めることを宣言しました。(考えても見てください…スウェーデンからの留学生がいたとして、日本人がネイティブと比べたら下手なスウェーデン語を使って話すスウェーデンの歴史や地理の基礎的な話を聞いて…それはその留学生のためになるの?日本語や日本文化に関心があって留学してきた人たちなのだから、しっかりとこちらは丁寧な日本語で受け答えしたいし、彼らにとって日本語での議論をしっかりと身につけることが大切でしょう。)
北欧世界のNorden的世界とSkandinavien的世界を取り結ぶ「プラットフォーム/アーキテクチュア」論は理解されたでしょうか?これはかなり実験的な北欧解釈ですが。僕の日本語は聞き取りやすくても、語彙が難しいようですね。より内容を噛み砕くように心がけます。
4時間目の授業に出ている日本出身の学生のみなさんは、今日の授業でもおわかりのように僕の授業では、北欧の特殊性を浮き上がらせるために、日本をはじめ、ほかの世界の諸地域の事例をどんどん引っ張ってきて比較させます。例えば、今日は、江戸幕府、鎖国、出島、オランダ東インド会社、台湾、鄭成功、国姓爺合戦、近松門左衛門、大阪…といった流れで、近世以来の日本とスウェーデンの関係を論じましたよね。いずれも基礎的な教養です。外国からの留学生のみなさんにとって刺激になるように、みなさんの言葉で、そうした話が語れるようになってください。がんがん質問を振っていきますから、みなさんの心意気を示してください。
この授業については、今日参加できなかった学生のみなさんも安心して来週参加してください。来週の授業でグループ学習のためのグループわけをします!
(江戸幕府くらいは英語やスウェーデン語で説明できなくても、日本語では説明できるように!ん〜、この問題は外国語学部における教育の根本的な問題を示しているよね。スウェーデン語をはじめとする外国語を使う技術を学んだとしても、それを用いて語る内容をもたない。日本出身でありながら、日本のことを知る機会は限られている。外国語学部は、外国語運用の職人を養成する専門学校だと割り切れば、良いのかな…。僕は、頭抱えますけれども。英語やスウェーデン語を使って日本の歴史や文化を語る授業があれば理想的なのですが…。)
3時限目はスウェーデン史ゼミ、5時限目はデンマーク史ゼミでしたが…いずれ、その日が来るのではないかと恐れていましたが…今学期は両方のゼミとも男子学生が一人もいなくなってしまいました。むかしは僕の歴史ゼミは、男子学生の巣窟だったのですが。それでも、気が利くみなさんが集まってくれているので、嬉しく思います。ざっくばらんにいきましょう!(何度も言いますが、今年はデンマーク史強化年です。スウェーデン史はもとより強化されています。)スケジュール管理ができない自分が、ゼミ生のみなさんに迷惑をかけないよう、以下にぼくが一両日中に片付けなければならないことを備忘録的にメモります。その後の情報は、またこのブログで示します。
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今日は在学生向けのオリエンテーションの日でした。一日、立ち通しで疲れました。
さて、デンマーク語、スウェーデン語専攻に属する2〜4年生のみなさん!このブログでも、もう一度注意しますが、今日配布されていた時間割表は、開講時間・開講教室などなどで間違いのオンパレードです。履修案内も、僕のデンマーク史・スウェーデン史演習の授業科目名(と登録コード)のように、登録上重要となってくる情報に誤植が見られる。だから、少なくとも今月末の授業登録が完了するまでの間は、登録しようとする授業担当の教員、教務課の事務員、同じ専攻語の友人との間で密に連絡をとって、授業履修の情報を適宜確認してください。(ちなみにデンマーク史演習は、第1期が「北欧文化演習Va」、第2期が「北欧文化演習VIb」、スウェーデン史演習は、第1期が「北欧文化演習VIa」、第2期が「北欧文化演習Vb」です。また確認しておきますけれども。)
この混乱の原因は特定の人・特定の部署にあるものとは思いません。考えても見てください…全く異なる教学システムをもった二つの大学が一つになった直後なのです。「用意周到に準備はできなかったのか?」との批判には、「それを批判するあなた自身は、誰もが直面したことのない事態を前にしたとき、すべての事態をあらかじめ予想して対応できますか?」と問いかけたい。今が盛りに咲き誇る桜はいつもと変わりはないが、しかし、ここ箕面の春は他とは違って誰も今まで体験したことのない春なのです。すべての問題を事前予想するには、あまりに頭に入れておくべき変数・因数の数が多すぎる。他人の間違いを指摘し非難することは容易ですが、将来に向けてそれをどう乗り切るかの方策を考えず、ただ批判を繰り返す者は無責任きわまりない。さて、この混乱をどう乗り切るか…お互いの経験に培われた知恵を合わせて、乗り切る方策を考えることが生産的というものでしょう。
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今日は一日、新入生のためのオリエンテーション。昨年度末からなにがなにやら…の浦島太郎状態で新年度に突入。新入生むけの歓迎会は数日前に僕がオルグしなければならなかったことを知り…。でも、同僚の皆さんと2年生の学生諸君の助力を得て、なんとか乗り切りました。あぁ、一人でないということはすばらしい。ありがとうございました。
今年の新入生は新しい学部・新しい入試制度になって最初の学生諸君ですね。何が変わったのかはまだよくわかりませんが、年の差が開いていることはわかりますね。彼ら・彼女らは18歳だとして、今の僕が36歳ですから…おぉ、倍数。世界のナベアツ〜。ちょっと使い方が違うか。
今年の新入生から阪大外国語学部の1年生は豊中キャンパスで過ごすことになります。(2年生以降は箕面キャンパスで授業を受けます。)まぁ、東大だって文学部で学生生活をすごそうと思えば、最初の2年間は駒場で、最後の2年間は本郷…人によっては本郷に所属していても駒場の授業にも出ていたっていうのは普通でしたから。キャンパス間移動が奇異な仕組みだとは思わないでくださいね。
むしろ、豊中キャンパスで共通教育で提供されいる授業を履修できるようになったこと、これこそ阪大と大阪外大が一つになった最大のメリットの一つで、今年の新入生から、そnメリットを享受できるわけです。新入生のみなさんは、スウェーデン語やデンマーク語の勉強はもちろんだけれども、共通教育で提供されている哲学や歴史学、文学、社会学…(ときには自然科学の科目もあってよい…ぼくも勉強したよ、物理学とか…「ご冗談でしょう、古谷先生」なんて突っ込まないでね…(これが笑えた人いたら一杯おごります))などなど、自分の知見と教養の幅を広げる勉強をぜひしてください!
大変残念なことに、僕は豊中キャンパスで共通科目を担当しないんです。本当なら、是非ともやりたい。歴史学でも、北欧学でも、なんでもいいです。前々から志を同じくする同僚とは、「3・4年生で自分たちの研究に関するパースペクティブをのばすには、1年生の授業で幅広く教養を学ばせておくこそ大事!」とよく話しています。いつか必ずチャンスがくれば…。家も豊中キャンパスに近いですし…(笑)。というわけで、新入生のみなさんとは、これから1年間は顔を合わせる機会はありませんが、僕のことを忘れないでください。
新入生のみなさんへ。豊中では自分の興味関心の及ぶところ幅広くいろんな学問の世界に足を踏み入れてみてください。いろいろな世界のことを知ると自分の無知さを知るでしょうが、謙虚にその事実を受け入れてください。そのことに気づくことが大学で世界を勉強することの出発点です。謙虚さは様々な知のあり方、様々な世界のあり方を受け入れる寛容さをうみます。その気持ちをもって世界を勉強しに、箕面へ上がってきてください。知識は荷物になりません。いくら知識を蓄えていても、軽々と箕面の山をのぼれますよ。大学の世界へようこそ。一緒に勉強しましょう。
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阪大外国語学部デンマーク語、スウェーデン語専攻の卒業生のみなさん!
ご卒業おめでとうございます。卒業は一つの区切りにすぎず、最後の別れではありませんから、特別なコトバをかけるのはどうかなと思います。みなさんは厳しいデンマーク語、スウェーデン語専攻の課程を修了して晴れて学士となられましたし、これからは教員としてではなく仲間として気軽に声をかけてくださいね。そうですね…コツコツと勉強を積み上げる生き方を学んだという点、これがきっとこれから生きていくときに一番の財産となりますよ。そんな生き方を梃子としながら自信をもって生きてください。以上。
昨日は大学が統合されて最初の卒業式。午前中は別の会場で式が行われ、午後に箕面キャンパスで学位授与を専攻語に別れて執り行うなど、総合大学の卒業式に変わったと実感しました。(昔、東大が安田講堂で式をして、研究室で学位をもらったから、そんな感じだったなぁ…。)学位記の書かれ方も、学部長と総長の連名でした。学位記の左肩に「外第○○号」という連番が記されていて、そこに外大のDNAを引き継がれているのかなと思いました。こういった書面に書き込まれたメッセージ性をどう読み解くか…興味深いです。それと箕面キャンパスの中庭に集まってきた卒業生たちのカオス状態…これも今までなかったことですね。旅立ちのエネルギーが満ちていて、「なるほど新しい秩序はこうしたネビュラ状態から生み出されるのか…」と眺めていました。
変わったと言えば、謝恩会。(昔、東大では謝恩会ってなく、卒業生を送る会だったなぁ…かたくなに。)今までは、高槻とか、吹田とか、豊中とかで卒業式を行った後に、「梅田で現地集合!」が常道でした。けれど、今年は学位授与が箕面であったので箕面からキタまでバスをチャーターして移動。これを実現した学生諸君の企画運営力には感嘆します。すばらしい。昨晩の滞りない移動・謝恩会・二次会の企画運営力があれば、十分に社会で通用しますよ。勉強させてもらいました。実力に年齢は関係ありません、ただただ脱帽です。昨晩は、数時間、ずっと笑いっぱなしで、笑顔を絶やすことがなかったし。たぶん、眉間のしわもなかったろうし。そんな時間を過ごせたのも、みんなのおかげ。ありがとうございました。
さて、謝恩会(というか、厳密に言えば二次会)で要望のあったことなのですが、この春からは少々デンマーク史ゼミを強化します。一頃、忙しくて忘れていました…僕はスウェーデンとデンマークの両方のゼミを担当しているから、いわば僕自身が「オーレスンド海峡大橋」みたいな存在なんだな。前々から言っているようにスウェーデン史ゼミは史料論から入ります。デンマーク史ゼミの場合、これを実現するによいテキストがなくて困っているところがあるのですが…なんとかしましょう!デンマークを選ぼうが、スウェーデンを選ぼうが、歴史学をやるなら「自由だ〜っ」。(…って古い?) というか、昔みたく北欧史ゼミというかたちに戻して、共通の問題をデンマーク、スウェーデンの双方から論じてみるというのが、一番理想的なんだとは思う。(でもゼミ生の数が増えてしまったから、ゼミ運営的に無理。)そう…歴史を振り返ってみて、デンマークとスウェーデンは一度も統合されたことはないのだけれども、ここ箕面では北欧が実現されているってわけでね。よろしくね、みんな。
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阪大外国語学部のみなさん!来週火曜日4時間目に2学期末の試験を実施します。試験問題をここにアップロードしますので、しっかりと準備して試験にのぞんでください。
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大阪大学外国語学部のみなさん。こちらに今週(来週も共通)の講義ファイルをアップロードします。これが20世紀末までの講義ファイルで、北欧史の話も大団円を迎えます。来週の授業では後期試験の問題を予告します。
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大阪大学外国語学部のみなさん!前回と今回の講義ファイルをアップロードします。失念していて申し訳ありません。しっかりします。
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グループ学習に取り組んでいる学生のみなさんへ、Googleグループによるプロジェクト形成の方法をお勧めします。
Googleグループは、Gmailのアカウント(Googleのアカウント)を持っている人があるひとつのテーマでグループを形成し、そのグループのメンバーに参加権利を与え、グループ構成員同士であるトピックを立てて、それに関するウェブ・メールを使った複数人によるチャット、共有されたファイルの閲覧・修正などができるサービスです。このグループは、主催者の意向で公開・非公開の設定もできます。もし実際に大学でグループ学習のメンバーが同時に集まることができなくても、このGoogleグループを使うとネット上でヴァーチャルに構成員同士で議論をして、共同作業が可能になります。もちろん使用料はタダ。これを使ったヴァーチャルな共同プロジェクトの作成をお進めします。
(というか、これを使えば、遠隔で邂逅を果たすできない人、多忙を極めている人とも、新たな研究会を十分に立ち上げることもできるわけで・・・いずれ、やりましょう!)
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阪大外国語学部のみなさん!今日の授業、休講にします。急な話で誠に申し訳ありません。(今のペースで年度末までに20世紀末までたどり着けますのでご安心下さい。)
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長らく故障したまま放置してあった共同研究室のPCですが、いつまでも共同研究室でPCが使えないのはみなさんにとって不利益であると思い、僕が研究室で使っていたMac mini(液晶モニタ、Appleのキーボードとマウス)を共同研究室へ移設しました。現在設定の最終段階ですので、いましばらくお待ち下さい。
さて、問題がいくつかあります。これは、みなさん自身で解決してもらいたい問題です。
一つ、Mac miniですから、当然OSはMacOS Xです。Windowsではありません。しかし、もはや時代は、WindowsやMacといったOSレベルの違いで「できる」ことと「できない」ことが別れる時代ではありません。要は、自分がどういった作業をそのコンピュータを使って成し遂げたいのかということであって、それを到達するための手段はネット上の情報を自ら検索して、自らの力で見出してください。
「Windowsではないから、作業ができない。」とは答えになりません。なぜならば、かつてコアなWindowsユーザであった僕は、今はMacだけで仕事が完全にできているからです。
二つ、キーボードは英語キーボードです。僕はデザイン上の無駄が嫌いなので、無駄な仮名文字が印字されている日本語キーボードを使ってきませんでした。英語キーボードでもって日本語を入力する際の方法。これも、ネット上で検索してみてください。容易に手段が見つかるはずです。みなさんは、デンマーク、スウェーデンのことを勉強している我が国でも選ばれた学生です。いずれはデンマークやスウェーデンへ留学して、むこうの言葉のキーボードで日本語入力をすることになる人もいるでしょう。
なぜ言葉を話したり、読んだり、書いたりする勉強ができるのに、言葉を操る道具の扱い方ができないというのでしょうか。大丈夫、簡単なことです。みなさんなら、きっとできますよ!
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明日の北欧史の講義の講義ファイルをアップします。とはいえ、先週の講義ファイルを明日の授業では必ず持参してください。よろしくお願いします。
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北欧の地誌の講義に出席されているみなさん!第一回目のグループ報告会のプレゼン資料をアップロードします。パスワードは「内密に」ということで。一応、再来週にクロンボーの報告をお願いします。
西ノルウェーのフィヨルド群をダウンロード
リューレオのガンメルスタードとサーミの地域をダウンロード
クロンボー城をダウンロード
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阪大外国語学部のみなさん!火曜4時限の北欧史講義、今週の講義ファイルをアップロードしていおきます。今回はスカンディナヴィア主義がテーマということで、二週に渡って使うファイルです。それと火曜日の授業では先週のファイルもおもちください。それと緊急に16時から会議が入りました(…と思う?最終確定は現在連絡待ち…)ので23日の講義は15時50分には終了します。申し訳ありません。
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金曜5限にスウェーデン史ゼミを受講されているみなさん!次にみんなで議論しようとする文章をここにアップロードします。ハラルドによる「歴史概念」についてのコラムです。というか…こういった抽象的な歴史学方法論と思考法を高校時代に訓練されていると、されていないとでは、その後の大人になってからの人生(もちろん大学での学究生活も含めて)だいぶ違うだろうなとあらためて思います。日本の歴史教科書って、しかるべき歴史学者の文章を題材としながら、こういうことを書いてはいけないんでしょうかね?学生たちの「知りたい!」、「調べてみたい!」っていう気持ちを自ら充足させるための道筋としては、知識偏重ではなくこうした方法論をしっかりと指導する必要があると思うのですが。(指導要領ってものには、まったくそうしたものは指導されていませんもんね。)
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