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2013年6月

2013年6月25日 (火)

大阪大学適塾記念センターについて

本日、天皇皇后両陛下の行幸啓を仰いだ大阪大学適塾記念センターについて(何も伝えられていないようなので)宣伝させて頂きます。まずは以下のホームページをご覧下さい。


適塾が即「大阪大学」となったわけではありませんが、阪大と適塾の関係は、適塾の閉鎖後、適塾で学んだ先達が阪大医学部の源流である浪華仮病院と仮医学校を営んだことに求められます。「伝統の創造だ」と揶揄する人がいるかも知れませんが、実際のところ、現在、中之島にある適塾の運営や関連する資料保存・調査研究の主体が阪大適塾記念センターに移管されていますので、そうしたことからも阪大と適塾の密接な関係をご理解ください。


僕も兼任教員としてここのオランダ学研究部門に関わっています。(オランダ東インド会社社員としてのスウェーデン出身者の活動が江戸期の蘭学の発展に大きく貢献したことを思い出して下さい。)明治以降の西洋化は突如として訪れたのではなく、江戸期に蓄積された学知を素地として築かれたものです。蘭学や洋学は単に西洋医学を討究したのではなく、語学から出発する適塾の当時のカリキュラムなどを見ますと、近代以降の学問体系で言えば薬学・生物学・化学・地理学などへ発展する世界把握のための総合学だったと癒えるのではないでしょうか。


従来の鎖国史観を打破する世界観の交換という観点を大切にしながら、僕は、阪大適塾記念センターオランダ学研究部門でオランダを窓口とする日欧交渉の今昔と接しています。


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