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2009年10月 4日 (日)

やはり恐るべし…酒豪伝説

息子の運動会明けの今日は、大阪の町中の方々と「琉球」をテーマとした会にファシリテータとして参加した。とはいえ僕は、沖縄料理の専門家の話や沖縄音楽のミュージシャンの演奏の前座で、沖縄の食文化の来歴から見た沖縄文化の特徴みたいな話を語り、あとは合いの手をいれたのみ。僕の前座はともかく、今日の会、沖縄の食あり、酒あり、音楽ありで盛況のうちに終わった。大阪の町中に生きる人の力に感服。

いつもこの会で僕は、大学の授業では決してできない…実際に世界の食と酒を体験してもらいながら、その地域の歴史的・文化的背景を感じてもらうところに、説明の力点を置いている。今回の場合ならば、昆布を使ったクーブイリチーを用意してもらって江戸時代における北海道・富山・薩摩・琉球・中国を結んだ「昆布ロード」を感じてもらったり、読谷・那覇(ここまでは沖縄本島)・宮古・石垣・与那国の泡盛(…最後は南大東のラム酒まで!)を用意してもらって、それらを比較しながら「琉球」の文化的・地域的複合性を感じてもらったり。酒を飲み持っての歴史の講義など、まずどこの大学でも実現は不可能だろう…。

(アメリカ軍政下の話のくだりでは、沖縄料理の方が気を利かしてくれて、デンマーク王室御用達のポークランチョンミート「チューリップ」を持参してくれたので、かすかに北欧のことも触れることができた。「チューリップ」の本社はユラン半島中部のヴァイレ市にあるんだね。ユラン半島と沖縄の豚つながり…感慨深いものがあった。)

語り口は柔らかだが、内容的に妥協しているつもりはなく、「冊封体制下の海禁の結果としての琉球貿易の繁栄」(泡盛の誕生)→「豊臣・徳川政権による華夷秩序への挑戦と薩摩藩の貿易支配」(昆布食の普及)→「華夷秩序に対する万国公法体制の普及と琉球処分以降」といった形で、大きな東アジア国際体制の変化の流れを追いながら、それぞれの結果として育まれた沖縄文化の形を食や酒を通じて知ってもらおうと工夫した。

しかし…5種の泡盛(与那国のものに至っては60度)と1種のラム酒をあおった筈なのに、今はまったく酔っていない。それもこれも…かつて阪大の理系の先生から紹介してもらった酒豪伝説というサプリメントのおかげ。結論としては「酒豪伝説、恐るべし!」というオチ。(酒豪伝説は琉球大学との共同開発だというから、これもまた沖縄の食文化から生み出された産物と言えるのだろう…。もちろん東大泡盛赤門印の瑞泉「御酒」の話も、「東京土産に是非!」と話させてもらいました。)

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