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2009年9月29日 (火)

調和の霊感、所有の霊感

先週末に子供たちのヴァイオリンのホームコンサートがあって、6歳になる息子は、ヴァイオリン初学者ならば誰もが学ぶヴィヴァルディの『調和の霊感』に収められているイ短調協奏曲を演奏した。(指導のおかげもあろうが、彼はよく演奏した。)

普段の僕はあまりバロック音楽を好んで聴くほうではないのだけれど、さすがにここ数週間は自宅にいるといつもこの曲ばかり聴かされていて、頭のなかはヴィヴァルディ一色に染まってしまっていた。息子には悪いが、そもそも一流の演奏家が演奏したら、この曲はどうなるのか?思い立って、自宅のCDコレクションから『調和の霊感』を探そうとしたが、なんら整理されないままに(かの「超整理法」よろしく)聞いた順にそのまま放置している数千枚のCDのなかから、『調和の霊感』だけを引っ張り出すのは一苦労。そもそも『調和の霊感』を所有していたかどうかも覚束ない。

こうなってくるから…勢いネット上のiTunes Storeに頼って、ネット上からダウンロード購入してしまおうか…ということになる。しかし『調和の霊感』についてiTunes Storeにあるラインナップを見ると、昔懐かしいモダン楽器によるマリナーとアカデミー室内管弦楽団の演奏や古楽演奏の先駆ピノックとイングリッシュ・コンサート(これも懐かしい!…昔、朝と言えば『朝のバロック』だったよね?…)などはあっても、「これは名演!」と直感できる演奏がない。(あろうことか、イ・ムジチだとか、ホグウッドとかの名盤さえない。)

iTunes Storeのラインナップ不足が幸いしたのだけれども、そこらへんから僕の記憶のなかの「所有の霊感」がはたらきはじめた…(笑)。どこの誰の演奏だったかは忘れたけれども、遠い昔にエラート・レーベルあたりでヴィヴァルディのCDを買っていた…おぼろげな…そしてある意味、むずがゆさを感じる「所有の霊感」。ゴソゴソとCD棚を「発掘」し始め…CDの山と格闘すること十数分…ビンゴ!あったよ、あった…シモーネとイ・ソリスティ・ヴェネティによる1987年デジタル録音盤が!早速iTunesに取り込んで、ヴィヴァルディを聞きながらこの発言を書いている。しかし昔は流麗な演奏だということで気に入っていたこの演奏も…なんとなく斬新な古楽演奏に馴れた身には、可もなく、不可もなくといった中庸な演奏に聞こえる。四半世紀で聴く側の耳も変わってきてしまったということ。

そうだ…そういえば『四季』についても、バーンスタインとニューヨーク・フィルによる大時代的演奏の極致をいった変態録音がどこかにあった筈…再び「所有の霊感」が僕に降臨しないかな!

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