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2009年9月22日 (火)

鞄とともに振り返る日々

なんだか昨日の発言で紹介したTwitterのブログパーツが、今日になってみるとローディングエラーになっている。まぁ、こんなもんだね。6月の大阪復帰以降、ブログを書く時間も見つけられない日々を過ごしているが、こうした日々を過ごしていると僕はいきおい消費行動を通じてカタルシスを得ることに依存してしまう傾向がある。この発言では、この数ヶ月を鞄をめぐる僕の消費行動から振り返ってみよう。

スウェーデンでの禁欲生活から開放された6月の僕は京都で物欲を開放した。ウップサーラにいたとき、酷使の結果くたびれてしまった国立商店の2Way Light Briefという鞄をリプレースしようと考えていた。2Way Light Briefという鞄はとてもよくできた鞄で、ラップトップPCの収納メインでデザインされた鞄は収納の面でとても機能的、しかも一見帆布に見える特殊な化学繊維は軽くてとても丈夫。ここ4年ほどラップトップPCを携える必要がある場合には国内外のどこへ行くにも…あの過酷な統合協議の日々も…常に携えていた。定番化された商品というものは少しづつ不具合が修正されて完成度がさらに高まり、何年も商店のカタログに掲載されるもの。この2Way Light Briefも(今は在庫がないようだが)今でも購入することができる。(デザインもよく、軽くて丈夫な鞄を探しているという人がいたら、僕はこれをお薦めする。)

リプレースにあたっては同じ2Way Light Briefを候補に考えないでもなかったが、スウェーデン帰国後の反動から、京都へ行って、京都を散歩して、京都で時間を過ごしたい気持ちも高まっていたから、昨年姉小路にオープンした土屋鞄にでも行ってから考えてみることにした。ウップサーラにいたときから、ここのとても薄い形のブリーフケースが気になっていたし、革製品ならば、僕のもうひとつの趣味である「革みがき」も満足させてくれると思っていた。(靴や鞄に油をぬりこむ「革みがき」という単調な行為は、不思議と精神に安定をもたらしてくれる。やりたい仕事ができない、仕事がうまくいかない…といったときに荒んだ気持ちを落ち着かせるには、こうした単調な作業がとてもよいリハビリになる。)

収納できる物量や総計としての重量などの点から鞄の機能を重んじるならば、2Way Light Briefを選ぶべきだ。しかし、そのときは機能性を度外視して、8〜9月にかけての激務をなんとなく想定しつつ…所有しているだけで気持ちが落ち着きそうなもの…というとんでもない観点から新たな仕事のパートナを選んだ。(見ているだけで、「ニヤニヤ」してしまうものってあるよね…。)このブリーフケースは、ラップトップPCの収納を前提としてつくられてはいない。幅がたったの6cmほどしかないのである。愛用のMacBook Airは2cmほどの薄型筐体だからかろうじて収納できるが、それでいっぱい、いっぱい。もちろんラップトップを保護する素材など使われていない。個人的に男のお洒落で大切なことは、どんなに忙しくても背筋を伸ばし、胸を張って歩く「虚勢」にあると僕は思っている。そういう(偏屈な)考えにたつならば、鞄の重さから背中を丸めずに町中を颯爽と闊歩できるスマートさをこそ、この鞄に僕は求めた。(だから、こういう(偏屈な)考えを共有できないならば、僕はこの鞄を誰にもお薦めしない。)

しかしこのブリーフケース、「虚勢」精神には最適だが、鞄としての機能は本当に低い。この8〜9月にかけては、大阪府内の柏原〜豊中、そして枚方〜豊中を往復したり、インドへ出張したり…と商売道具を抱えて出先を歩く日々を過ごした。こういうノマドな日々を過ごしていると、片道1時間30分ほどの通勤時間でモノレールや電車を「研究室」にすべく、そこで見るべき書類や本を抱える必要があるし、いつどこで降り始めるかわからないにわか雨から商売道具を守る装備も必要となってくる。そこでインドへの出張を前にして、そうした機能を備えた鞄としてEastern ShapeのForcaというショルダーバッグを買った。この鞄は2004年の発売以来、AppleのラップトップPCを使っている一部の人たちの間から「神の鞄」と呼ばれているもの。タイを結んでジャケットを羽織るスタイルが多いので、個人的にショルダーバッグを避けてきた。しかし日本のラッシュアワやインドの都市のような数多くの人と「密着」するような場では、荷物を保護する必要からショルダーバッグのスタイルに一利を感じる。このForcaは、ラップトップPC収納を第一にデザインされていて、無駄がない。激しい雨に降られてもPCや書類の類が濡れない工夫には感動を覚えるほど。2004年度のグッドデザイン賞受賞の肩書きは伊達ではない。(だから、もし機能とデザインの両立したショルダーバッグを探しているという人がいたら、僕はこれをお薦めする。)

久しぶりにブログを書くと、こんな駄文でも意外と疲れるのでそろそろこの発言を閉じよう。結局、この発言のオチは特になく…あれこれ理由を見出してはいるけれども、咄嗟の消費行動を繰り返すことで、かろうじて日々の甲斐性の回復を得ていた…という告白。なんとなく、本末転倒かな…と思うのだけれども、鞄の話の次に明日は「手ぶら通勤」の発言でもしてみようと思う。

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