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2009年9月26日 (土)

チャンプルーの文化

昨日の発言で書いた沖縄の話。今日一日いろいろ考えてみて、沖縄の文化を説明するのに「チャンプルーの文化」というキーワードでまとめるのが妥当と判断。「これは良い!」と思っていたら皆考えることは同じらしい。後から調べてみると、すでにネット上の各所でも用いられて、新奇性はないので残念。でも、今まで調べてきた沖縄の地政的位置や歴史的位置を包括するキーワードとしては、これが最も妥当だろう。「チャンプルー」は沖縄口で「混ぜ合わせる」という意味があるが、沖縄の文化(とりわけ今回僕に求められている食文化の来歴)の本質は、東南アジア・東アジア…そしてアメリカとの文化的習合。(宗教学上の本来の語義から外れるが、僕の頭のなかのイメージとしてはシンクレティズムに近い。)泡盛という酒の話や豚や昆布を多用する料理の話などは、東南アジアと東アジアを結ぶ、そして日本と中国を結ぶ沖縄の地政的・歴史的位置をもわかりやすく、(「沖縄」につきものの悲劇的な物語性を回避しつつ)あぶりだしてくれるものだろう。(北欧の話は今回はなしかな。)というわけで、頭の中の種がはじけたので、一気に講義メモを執筆中。その講義の席では、『春雨』で知られる宮里酒造所から『春雨』の仕込み水を直々に提供頂き、それを用いた『春雨』の前割も振る舞われることが確定したらしい。その仕込み水が本土に持ち込まれるのは今回が初めてということらしいので、これはえらいことだ。大学の枠では決してできない企画を実現させてしまう大阪の町中に生きる人たちの熱意と力に敬意を払いたい。


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