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2009年8月17日 (月)

インドへ行ってきます!

5月末にスウェーデンから帰ってきた後、先週まで通常授業と集中講義に明け暮れた。その忙しさたるや…このブログの発言頻度・発言内容の停滞ぶりから推測していただけると思う。怒濤の2009年1学期の残務処理はまだ残っているけれども、時は待ってくれない…間髪入れず、しばらくインドへと出張する。かつてのマラータ同盟の中心地(…というよりは今はインドにおけるIT産業の中心地の一つといったほうが良いのか…)プネー(プーナ?)と、ムガル帝国の中心地デリー。インドの現在と過去に関する知識と情報が決定的に欠落しているので、そんな…高校世界史程度の発想しかできないのが哀しい。(けれど、大人になった今、断片的ながらそうした情報が出てくるのだから、高校世界史には感謝だ。)

文字さえ、どうすることにもできない歯がゆさ。折角の出張だから、プネーやデリーでの現地研究者の交流から新しい出会いが見出されることを楽しみしている。「なぜスウェーデン史研究者のお前がインドに?」と問うことなかれ。もし、僕がデンマーク史研究者ならば、南東のトランケバールあたりに出向きダーネボー(デーンの砦)などと名付けられた城塞跡をめぐって、かつては南インドにも植民地をもった海洋国家としてのデンマークの縁を辿ることもできただろう。しかしスウェーデンについては、残念ながらインドにスウェーデン史の痕跡を見出すことはできない。そもそもインドへ訪れるにあたって、そうした「スウェーデン史ならば…」といったスウェーデン的発想でインドを観察しようとすることが間違っているのだ。

正直に告白して、齢40に近づこうとしているこの年になって非キリスト教圏、アジア圏(日本を別とすれば)に位置する国に旅するのははじめてである。所詮、ヨーロッパ北縁の片田舎のことをちょっと勉強して知ったかぶりになっているに過ぎない自分が、今までなんの情報も知識もない世界に直に触れて、それをどう思うのか、これが楽しみ。インドへ行って、僕はヨーロッパとの比較のなかでインドを思うのか、あるいは日本との比較のなかでインドを思うのか。自分と世界との距離感を図ろうとする際に、対象を比較しうる座標軸がヨーロッパと日本としかないというのは、世界言語研究センターなんていう組織に所属して(…爆)、世界を論じるようとする者にとっては、いささか貧しすぎるではないか。世界を論じる新たな座標を求めるという意味で、今回の出張は楽しみだ。

それでは、いってきます!

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