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2009年5月 4日 (月)

再びプロフィールの写真を替えました

ウップサーラでの滞在もあっという間に一ヶ月が過ぎた。4回予定されているこちらの講義も3回目を盛況のうちに終了。公務は誠に順風満帆。しかし生活上、想定外の問題に一つ出くわした。それは初夏を思わせる強い陽射しが生み出す問題である。気温は数値上それほど高くないが、晴天下で得られる暑さの感覚は結構厳しい。しかし日が陰り出したり、風が吹いたりすると、結構寒い。とにかく陽射しが強く、石畳の照り返しもあって目を全く開けられないほどで、これには参った。妻から陽射しに耐えられなくなったのは、眼の老化現象だと指摘されたが、どうなのだろう?確かに今回のウップサーラ滞在では体の無理が利かず、体の変調が激しい。

そのような感じだから、急遽日本でもお馴染みになったH&Mに出向いて、暑い日むけに夏服、防寒用にストール、陽射し対策にサングラスを購入した。(サングラスはこちらの人の頭骨にあわせて作られているから、鼻に引っかけるのがちょっと大変。)H&Mで買い物をするのは8年前にルンドに留学して以来のこと。H&Mの品質はあいもかわらずで、デザインは…良いんだか、悪いんだか…で中途半端、縫製はいい加減なところも見受けられる。変わった点といえば、服のタグに日本語表記が入ったことくらいかな。H&Mをはじめ、最近の衣料業界は格安の商品をどんどん回転させていくのが流行りらしく、ちょっと気に入ったものがあればすぐに買わなければ、明日にはなくなってしまう可能性も大きい。(こうした風潮のおかげで、ゴミに出される衣服の量が相当増えているらしい。)ストールとサングラスはかなり安かったにもかかわらず、重宝している。で、先月替えたばかりのプロフィールの写真について、一部「寒々しい」とご意見を頂戴したので、一昨日にウップサーラにあるリネー庭園(リネー博物館も併設)に赴いたときに撮影された写真に再び変更。H&M製品で身を固めた僕。シャツ、ストール、サングラスの総計は5000円とかかっていない…(笑)。

090502f この写真が撮影されたリネー庭園は、もとはといえば、ゴート主義を体系化した大リュードベックが1655年に薬草園などを兼ねて造成したもの。その後この庭園は歴代のウップサーラ大学医学教授の管理下にあり、小リュードベック(リュードベックの子供)、リネー、小リネー(リネーの子供)、テューンベリと引き継がれた。あたかもゴート主義の系譜を見るかのようだ。このブログでは何度も触れているけれども、テューンベリは18世紀後半に日本へも来訪したことのある人物。現在リネー博物館となっている建物は、1743年〜78年までリネーのウップサーラにおける邸宅兼研究施設とされた建物であり、ここにスウェーデンはもとよりヨーロッパ中からリネーの学識に私淑する者たちが訪れ、また世界中に赴いた彼の弟子から寄せられる動植物の標本が集められた。リネー自身が名付け、分類した動植物は100万点以上にのぼると言われているけれども、いわばこの建物がリネーによる「天地創造」の拠点だったとも言える。若き日のテューンベリもきっとこの邸宅を訪れてリネーの教えを受けたのだろうし、日本からのテューンベリの書簡を晩年のリネーはここで読み耽ったのだろうと思うと…万感こみ上げてくるものがある。

(ちなみにこのリネーの邸宅は、厳密に言えばウップサーラ大学に付属するこの庭園の管理を任された医学教授の邸宅だったのだけれども、19世紀以降はウップサーラ大学の音楽監督の住まう邸宅となった。つまり20世紀初頭で言えば、「夏至祭の夜明かし」で有名な作曲家アルヴェーンがここに住んでいたということになる。)

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