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2009年2月15日 (日)

高解像度の作業空間

今、国際シンポジウムの原稿と別に寄稿せねばならない複数の論文を同時に執筆している。今時の大学はどこでも自分の研究以外の仕事を求められるのは普通だろうから、僕が抱えている仕事がとりわけ多いとも思わない。なんくるないさ〜、こんなものだろう。もとより落ち着きがなく、あっちこっちの話に面白がって首を突っ込む性分だから、僕の仕事はマルチタスクな進行が普通。昔懐かしい『パーマン』に登場するコピーロボットがあれば…なんて非現実的なことは言わず、限られたこの身体をフルに活用せざるを得ない。

身体の潜在力を引き出すためには実のところ良い道具が必要だと僕は思っていて、今はこの正月に修理から返ってきたiMacに助けられている。とりわけラップトップPCよりも高解像度である点。複数のアプリケーションを判読可能な文字の大きさで起動させられる環境は、マルチタスクな仕事をこなす上で必須条件だ。年度末だからだろう…最近、いろいろな人にパソコン選定の助言を求められるたが、ナレッジワーカな方々には、まず僕の経験から言って高解像度の液晶をもっているということを第一の選定条件として薦める。もちろん値段相応の話だけれども、もしお金に余裕があるならば、解像度の低いネットブックは仕事効率があがらないだろうから薦めることはしていない。

試みに、今のiMacのスクリーンショットをここで公開しよう。ここでご覧頂くiMacの画面には、左上に一太郎2009、右下にNorstedtのスウェーデン語辞書(瑞英・英瑞・瑞瑞・SAOL)と右上にCotEditorというテキストエディタが同時に立ち上がっている。このデスクトップ画面では、某誌に投稿予定の論文執筆に関わる三つのウィンドウが開かれているが、MacOS XにあるSpacesという仮想デスクトップ機能を用いて、別のデスクトップには国際シンポジウム関連のテキストが開かれている。そうしたように、僕は今書きかけの文書のテーマによって仮想デスクトップの画面を複数使い分けている。

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ここでご覧頂いている二つのソフトウェアは本来Windowsでしか動作しない。しかしParallels Desktopというエミュレータを用い、Windows Vistaのインターフェースを隠してしまうことでほぼMacのソフトウェアとかわらない感覚でMacOS上で使用することができる。この画面にあるCotEditorは下書き用で用いているテキストエディタだが、これを清書する際には一太郎へとコピー&ペーストする。Parallelsが進化した結果、クリップボードを経由するMacとWindowsの往来も問題なく使えるようになった。それぞれのソフトウェアのウィンドウの移動や拡大・縮小も、iMacの画像処理能力ならば快適に実行される。

文書編集用のソフトウェアと言えば、MacにもWord2008があり、Wordがデファクトスタンダードであることはわかっているのだけれども、日本語を主体に複数言語を交えた長文の文書を作成するとバグが発生することがある。例えば、日本語を主体としてスウェーデン語による脚注情報を加えた論文を書く場合、原稿用紙にして60枚以上くらいの分量になると高い確率で落ちる。これはどうしようもなく不便な…あるいは日本語とスウェーデン語を併用するナレッジワーカには致命的な問題だけれども、そのような人が数少ないためだろうか、いっこうに修正される気配はない。

日本語を主体とした文書編集を考えた場合、僕はMacユーザとなった今でも一太郎とATOKの組み合わせが理想的だと思っている。行数や字数を確定させつつ、フリーカーソルモードで日本語の文章を編集できる一太郎の編集機能の高さは、ここであえて言うまでもないだろう。とりわけ最新のATOK2009は、日本語と英語を常用する者にとってはますます便利になっている。ATOKは2009になって、英語入力の支援機能が相当強化された。これは外部の英和辞書との連携というのではなく、ATOK自体が持っている変換機能を拡張し、英単語を一部入力するだけで推測変換されるといった機能だ。(英語入力モードと言う。)さらにもし英単語が思い浮かばなくても、日本語で入力するとそれに対応する英単語が変換される機能も加わった。これらの機能はMac用のATOK2008では実装されていない機能だし、Wordは動作が重く不安定だから、勢い一太郎を使ってしまう。ただ…これはWindowsだから仕方がないのだけれども、表示フォントの荒さだけはどうしようもなく汚い。

さてさて気分転換もここまで。高解像度の作業空間に再び没入だ。

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