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2009年2月14日 (土)

道具を大切に使う理由

昨日Amazonを眺めていたら今時のSerialATA規格の2.5インチHDDが格安即納状態だったので、急遽それを購入して昨年秋に突然壊れたMacBook(2006年初夏の初代モデル)を修理した。Amazonプライムは在庫さえあれば即日発送される点、「思い立ったが吉日」の気分を萎えさせることがないので、僕のような浮気性の人間には実にすばらしい存在だ。そして道具の修理は、休日返上で仕事をしている自分には、よい気分転換になった。

今回はHDDがクラッシュしたので、それを交換すればよい。WesternDigital製のHDDに数千円出費するだけで、今は何事もなかったかのようにMacOS X Leopardが動いている。今回の修理のきっかけは、来月以降のウップサーラ滞在で持参するラップトップをどうしようか…と悩んだ結果の僕なりの回答でもある。多少古いものでも、修理すれば十分に使える。数年ものの古いものなら、海外で不測の事態に直面したとしても納得できよう。ウップサーラから帰国してそれでも順調なら、しばらくは箕面の研究室で使い続けようとさえ今は目論んでいる。

(自分でも信じられないことだが、僕の研究室にはまともに動作するPCが常置されていない。これは普段研究室に腰を落ち着ける時間がほとんどないので、常に携帯可能なPCに仕事を依存している結果だ。)

今回の修理にあたって、初代MacBookはおそらく公表されていないだけでたくさんの問題を抱えている機種なのだろうなという思いを強めた。これまでもバッテリの不良、パームレストの断裂と二度サポートセンターの世話になっている。今回は当初HDDを交換するだけの作業だったのだが、その過程で、HDDを支えるゴム製のスリット(レール)部分が本体内部で「もげ」ていることを発見した。これではうまくHDDユニットが基盤に接続されない。今回の修理で、このゴム部品がないとHDDは本体のなかで浮き上がってしまう構造だということをはじめて知ったのだが、このゴム部品自体の接着面は大変少なく、どうみても経年劣化すれば簡単に「もげ」落ちてしまうのではないかと思った。今回はそのレール部分を両面テープで接着させて対応したが、思うに、今売られているアルミニウム・ユニボディのMacBookは、そうした内部構造上の不具合も解消させた一つの完成型なのだろう。

果たして、そんな多くの問題を抱えている初代MacBookに、僕が修理を施して大切に使おうという思いは伝わるだろうか?そもそも道具に思いを伝えるなんていう発想が日本人的すぎるのかも知れないけれども、2006年の初夏にIntelプロセッサが搭載されたMacBookを購入したとき、僕は「こんなすばらしい道具ならどんなにかすばらしい仕事ができるだろう!」と心躍る感覚を得たのは事実。しかし、そのときの思いを成就できたという感覚はいまだなく、今度のウップサーラ滞在で少しづつその感覚に近づきたいと思っている。僕はそれぞれの道具を買ったときの思いを忘れないために、その思いを込めて古い道具を修理して大切に使っている…ということになろうか。

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