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2009年1月16日 (金)

「ゴート・トライアングル」という妄想

先の発言で来週の公開セミナーの件を紹介したが、ぶっちゃけ個人的にはコーカサスと聞いちゃうと、ここに書くような危ないことを妄想しちゃって、あかん、あかん。

旧約聖書に描かれているノアの箱船が漂着したアララト山はアルメニアあたりとされているが、ノアの末裔であるマゴグの一派がやがてゴート族となり、神に選ばれたノアの末裔であるゴート族に与えられたユートピアがスカンディナヴィアになり、さらにはゴート族の一派が南下してイベリア半島へ渡りスペインの源流の一つである西ゴート王国を築いていく…というヨーロッパ文明周縁部に生きた者たちの「来歴の想像」の過程を辿るとき、グルジアの一部がかつては「イベリア」(おそらく黒海・地中海を股に掛けて活躍したギリシア系の植民者がつけた名前なのだろうが)と言われていた事実を知ってしまうと、「なるほどヨーロッパ文明とは、コーカサス・スカンディナヴィア・イベリアを結ぶ「ゴート」トライアングルでくくることができるのだ…」と、ヨーロッパ文明の起源にギリシア・ローマ文明があるというルネサンス以来僕らが信じ込まされてきた歴史観を根底から覆すような猛々しい妄想が引き起こされちゃて…。

あかん、あかん。自制しよう。

古谷家のトイレには世界地図が貼られているのだけれども、トイレでふんばりながら長い時間を過ごす度、僕は、ヨーロッパ文明を小さな「島宇宙」と考え、この「島宇宙」を支えてきた「島柱」(一般的には半島と呼ばれるようなもの)が4本、そこから「つらら」のように垂れていて、それらが西からイベリア、イタリア、バルカン、コーカサスなのだとイメージしている。これもいささか妄想的発言だが、トイレの時空間は、息むぶん、妄想を集中するに適しているのかもしれない。(さっきトイレに入っていたら、上で述べた「ゴート・トライアングル」も、スペインのマドリードとグルジアのトビリシはほぼ緯度的に同じ位置にあり、ここにスウェーデンのストックホルムを加えるとほぼ正三角形が描けることがわかった。トイレってすごい妄想の源。)

それはさておき、いずれ「ゴートを巡る旅」とか題して旅行記を書くとか、ゴートゆかりの地を巡る旅行を企画するとか、良いかも知れない。今時、近世的な文芸共和国の時代にはあらず、貴族の子弟よろしくギリシアとかローマとかを目指すグランド・ツアーの時代でもないのだから、旅行会社の皆さん、そこのところ新たな観光資源として開発してみたらどうだろうか。協力は惜しみません。

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