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2008年8月 6日 (水)

リンネと共にスコーネを旅をしよう

一学期の成績処理をしながらも、先週末の合評会での批判を受けてこの夏以降の研究をどうすすめるかに悩み、リンネのスコーネ旅行記に目を通しつつ、スウェーデンの文書館サイトを渉猟する。近いうちにスウェーデンの文書館制度について小文を書く予定だが、Djvu技術によって日本にいながらにしても18〜19世紀の文献はよく読めるようになった。

リンネのスコーネ旅行記は18世紀のスウェーデンに生きた人々にとっての旅行記だけではなく、時空間を超えて、今の僕にとってはスコーネを考える指標となる「旅行記」だ。先日のIさんの批判、Sさんの研究を受けるならば、スコーネ・ナショーンは、18世紀のスウェーデンの制度的枠組みのなかでナショーン意識を基礎づける型をもち、デンマーク時代のそれとどのような違いをもつのかを見ていく必要を強く感じる。しばらく祖国論でスコーネから離れてしまったが、もう一度、リンネの指し示すまま、スコーネにたちかえってみよう。

「リンネの帝国」に至るには、「歴史的ヨーロッパの政治社会」の未完部分を補完がまずは必要。スウェーデンから見た18世紀スコーネの姿から何かヒントは得られるだろうか?リンネのスコーネ観察の枠組みから、独特な地縁集団を観察する際の18世紀的な認識枠が見えてくるのではないか。リンネのスコーネ旅行記は1749年のものだが、それとは別に後年リンネとリンネの弟子であるティードストレムが1756年に行った際のスコーネ旅行記も入手した。また最近、1749年の旅行記に(1751年公刊の版)に20世紀初頭の研究者C.ハッレンボリが直々に読書メモを書き込んだ旅行記がDjvuで読めるようになった。またスコーネを旅したい。

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