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2008年7月22日 (火)

MacBook Airについて

巷はiPhone 3Gの話題で一色で、「何を今更」といった感がありますが、新たなモバイル用途の相棒としてMacBook Airが手元に届きましたので、使い始めの感想を整理しましょう。最近一部の方から、僕がPC関連の発言をするとその発言に何が書かれているのかわからないと指摘を受けていて…「こんなブログ、やめてしまおうかな」とも思う機会もあるのですが、しかし世の中のどなたかの参考になればと思いますからとりあえず整理しておきます。(それにしても長い「独り言」だ。)

最近EeePCのような安価なサブノートが話題になっていますが、僕は10年ほど前からLibrettoやMobileGearなどのミニノートやPDAを使ってきた経験から、出先の仕事でも効率的に仕事をこなそうと思うならばフルスペックのラップトップが必要と今では考えるに至っています。ですからMacBook Airを選びました。Papersに、Keynoteに、Word…。複数のアプリケーションを同時に立ち上げていても、ストレスなく作業することができます。4年間モバイル用途で使い続けてきたThinkPad X40、最近になって復活させたiBook G4に処理能力の限界を感じていましたから、MacBook Airには完璧にそれを置き換える処理能力が秘められていると感じます。

MacBook Airは予想していたほどには軽くありません。確かに薄いことは薄いのですが、13インチ液晶とフルサイズのキーボードを備えているわけで、それなりの大きさはありズシリと重い。1.4Kgほど。これでDVDドライブなど内蔵していないのですから…どんなものでしょう?これだけの筐体の大きさがありながら、拡張端子はUSBポートが一つ。だからMacBook Airを使おうと思う場合、その取り回しには知恵が必要となります。取り回しを容易に済ませたいならば、ThinkPad X300やVAIO type Zを選択すべきでしょう。

もしすでにMacOS Xを使用している人ならば、DVDドライブが内蔵されていないことはそれほど問題だと僕は感じていません。環境整備の最初の段階でアプリケーションをインストールするときには、主たるコンピュータがMacであるならば、システム環境設定の共有機能にあるリモートドライブを指定すると簡単にドライブを共有させることができます。このあたりの取り回しの簡便さはMac OS Xならではのものだと思います。この点、もしWindowsユーザがMacBook Airを選択したときに直面する問題になるかもしれません。

とはいえたとえMacユーザであっても、AirはIEEE1394ポートを備えていないため、既存のMac OS Xから環境移行を図るターゲットディスクモードが使えず、この点は不便です。結果的にデータ転送は、スピードのことさら遅いUSBハードディスクを経由させて行いました。今時USBに依存せねばならないなんてやりきれません。MacBook Airの拡張性の低さはいかんともしがたいので、MacBook Airは初心者むけではなく、使う人を選ぶマシンだといえます。

液晶画面の明るさと大きさは良いです。モバイル用途では、少なくとも12インチ以上の液晶サイズが必要と僕は考えています。MacBook Airの13インチは十分に広い。加えて実際に使い始めて感心した点は、MacBook以来搭載された薄型キーボードの着実な進化です。MacBookの「のっぺり」とした感じのキータッチに比べると、MacBook Airのキータッチは「乾いた」感じがあり、ストロークの跳ね返りが実に心地よい。これなら長文を打ち込んでいても、なんら疲れることはないでしょう。この点では、MacBook Airを高く評価したいと思います。

今回入手したMacBook Airはソリッドステートドライブを搭載しているモデルで、ハードディスクのないゼロスピンドル機です。初めてSDDモデルを使い始めましたが、HDDの回転音などまったく発生しません。これは一見快適ですが、「本当に今このMacは動作しているのだろうか?」と思う機会もあり、なるほどパソコンを使う際には耳から入ってくる情報にも依存していたのだということ認識させられます。SSDではコールドスタートの際、電源スイッチを入れてから立ち上がるまで、(おそらく64GB分のメモリチェックを行っているのでしょう…)しばらく何も液晶に表示されない時間があります。これはSSD独特の癖というものでしょう。スリープ状態の開始と復元は快速です。

SSDの容量は全くアプリケーションを入れていない状態で空き容量が40GB弱しかなく、今は必要最低限のアプリと個人作成のデータをコピーした結果、残りが10GBほどしかありません。アプリケーションについては、大物ではiWork'08、Microsoft Office 2008、Adobe Creative Suites 3くらいに絞りこみました。そのほかはPapersやJamming、Jedit Xなどの小物。最近はWindowsを全く立ち上げなくなりましたので、今のところParallelsを導入していません。もしWindowsのアプリケーションを走らせたい場合には、BootCampやエミュレータを使うよりは、WineベースのOS互換レイヤーソフトであるCross Over Macを使い、アプリの容量を極力減らすほうが得策かもしれません。

バッテリが本体に内蔵されていて、自ら交換できないところはさすがに不安です。液晶輝度をゼロにしてBluetoothや無線LANをオフししてみたところ、バッテリ駆動の時間が6時間程度と表示されました。実際に液晶輝度をつけてバッテリ駆動させてみると、3〜4時間程度といったところ。実用上これで問題はありませんが、2年後どうなっているかはわかりません。経験上、2年で一つのバッテリを交換しています。ですから、今後4年間使い続けようと思うと、一度はバッテリの有償交換をAppleに依頼することになりそうです。SSDを搭載している機種ということもあるかもしれませんが、デュアルコアプロセッサを搭載した今時のラップトップにしては発熱量も少なく、その点では「大阪の夏」向けの機種といえるかもしれません。今後4年くらいで減価償却を達成すべく、この「大阪の夏」から待ったなしで活用します。

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