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2008年4月 9日 (水)

新しき古き相棒

新学期もはじまり、一気に脳内を活性化状態。おかげさまで、仕事も忙しくなってきました。それに応じて、「これはしっかりと仕事のできる環境を整備しなければならない。」と思いたち、古い道具をレストアさせることでこれに対処することにしました。

3年前に購入したiBook G4(mid 2005)というiBook G4の最終モデルを完全に僕の仕事に対応できるようにレストアしました。古い道具のレストアという僕の趣味を満足させるための行為でもありますが。僕の研究室では、かつてデンマーク語・スウェーデン語共同研究室に捨てられていたPowerBook 2400、IBM最後の謹製サブノートとして愛用してきたThinkPad X40に続いて、三台目のレストアです。とはいえ、今回は英語キーボードとメモリのみを個人的に買い込み、ハードウェア上のレストアはこれを交換するだけ。レストアの主眼は、ソフトウェア上の環境整備に置きました。

実のところ、僕の研究室でまともに2008年春の仕事状態に対応可能なPCはありませんでした。HPのタブレットPCはキーボードと液晶部分のヒンジ部分が経年劣化のため断裂し、キーボードなしの状態でしか使えない状態。PowerBook 2400は…MacOS8.6は完全に動く状態ですけれども完全にクラシックな環境を鑑賞するだけのもの。ThinkPad X40はかろうじて使える状態ですが、今の仕事量をこなすには処理速度が遅すぎる。そんな状態でiBook G4を復活させるに至った背景は、3年前のモデルとはいえ、最新のソフトウェア環境にも十分に耐えうる力を秘めていることに気がついたためです。メモリを1.5GBにまで増設しましたが、そうすればストレスなく最新のMacOS X Leopardも使えます。

Leopardにせねばならない理由は、美麗なファイルを効率的に作成可能なiWork'08を使うこと、Dashboardならびにデフォルトの辞書機能を連動させられるPapersを使うこと、Acrobatを導入しなくてもある程度のPDF編集がデフォルトの環境で可能なことにあります。ついでに最近はOffice 2007以降の普及の結果、.docx形式のファイルが送られてくることも多くなり、MacでいえばOffice 2008をはしらせる必要もあります。これらが2008年春時点での僕の仕事環境に必要な条件です。

iWork'08とOffice 2008とSafariの登場で、Windowsを起動させる機会が最近めっきり減りました。ですから、とりあえず出先での作業としてはWindowsを動かせるIntel系Macを使う必要性を感じない。それに高い処理速度の求められる画像処理などは、出先では行わないですし。そこで、重いことだけに耐えられるならば、MacBook Airを購入する資金的目処もない現状では、iBook G4でいくべしと判断しました。(外装は細かな傷だらけですから、ハードに扱っても悔いはないですし。)

それにしても3年前のアーキテクチュアで最新のプラットフォームが使えるという点はすばらしい。(ん?!アーキテクチュアとプラットフォームでレイヤーは異なるって発想はおもしろい…というか、ブローデル以降は当然の発想なのかな。人間はある種のプラットフォームを敷いたうえで自らの生活を営んでいますが、実のところ、そのプラットフォームはそれを受容するアーキテクチュアいかんによってはまる場合もあれば、はまらない場合もある。小学生でもわかりやすい事例としては、現代北欧モデル風の福祉社会というプラットフォームを受容しうるアーキテクチュアはスカンディナヴィアあるいはバルト海の自然・風土・伝統といった世界だということ。そうですね、今日の4時間目の北欧んも地誌は、そんなことを追求する授業です!)

とりあえず秋にスウェーデンへ行くまでは、このiBook G4を出先での仕事用にフル活用しようと思います。例えば、3年前のラップトップでWindowsVistaは快適に動くのでしょうか?気になるところですが…いえね、昨日、この春、阪大にいらっしゃった新しき古き相棒であるKくんから、「よしこんはえらい。」という言葉を頂戴したのだけれども、「趣味と実益を兼ねる。」とか言い逃れしつつ、こんなことしてるから、「は」とか言われちゃうんでしょうね…(笑)。

新しいものばかりが最良の選択肢ではない。知識と経験が伴うならば、古いものも十分に今に活かしうる。古い道具を大切に使い続けること…僕は一つの美徳だと思っています。

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