最近のトラックバック

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 卒業式と謝恩会とデンマーク史の強化 | トップページ | 万能細胞としての「言語」の研究 »

2008年3月25日 (火)

アーサー・C・クラーク

ときたま僕は大きな既視感を得る…あるいは、予測不能なことを感覚で結果的に看取していたといったような経験があり、その体験に怖くなるときがある。

すでに報道されているように3月19日にSF作家のアーサー・C・クラークが亡くなった。さて、このブログでもすでに発言したようにこの18日〜19日は世界言語研究センター主宰の国際シンポジウム『コトバの力学〜他者表象としての「外国語」』をやっていた。このシンポジウムに参加してくれた人は気がついただろうか?19日のワークショップでの報告の際に…あのときは僕のMacBokk Proをスクリーンに映し出していたのだけれども…そのデスクトップの壁紙が、地球越しに太陽の昇る"2001: A Space Odyssey"のものだったことを。これは普段から使っている壁紙ではなく、18日の晩に報告の準備作業をしているとき、「明日のワークショップでの、僕たちの心意気を表象するもの」として何気ないイタズラ心から壁紙に設定したものだった。

『2001年宇宙の旅』で描かれた人類の進化のように、僕たちの世界言語研究センターは大阪外国語大学のDNAを受け継ぎつつ新たな進化を迎える。新たな研究活動の進化への「序曲」としての「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクトであり、「序曲」としてのシンポジウム「コトバの力学」であり、研究分野の異なる(…歴史学・文学・社会言語学…インド・パキスタン・スィンディー・スウェーデン・デンマーク・ラテンアメリカ…)世界言語研究センターの若手研究者の初のコラボによるワークショップだった。僕らの地政学プロジェクトの野心は、単なる紛争研究・地域研究の延長にあるものではなく、現地語に立脚することによって、英語を頂点として築かれた近代の言語ヒエラルキーとそれに依拠した近代の学問体系に再考を促すものでもある。

だから、僕は、僕たちのできたばかりの世界言語研究センターの旅立ちの「序曲」にふさわしい壁紙として"2001: A Space Odyssey"を選んだ。しかし、それが折しも原作者であるクラークの命日と時を同じくするとは…。

« 卒業式と謝恩会とデンマーク史の強化 | トップページ | 万能細胞としての「言語」の研究 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アーサー・C・クラーク:

« 卒業式と謝恩会とデンマーク史の強化 | トップページ | 万能細胞としての「言語」の研究 »