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2007年9月21日 (金)

楽しい研究所づくり

10月1日の阪大との統合を機に僕の所属は新設される阪大世界言語研究センターに移ります。この新しい研究機関をコツコツとつくりあげる過程で一つ思いついたこと、昨日の会議で提案してみました。

「所属研究員が交流できるコモンルームをつくりませんか?」

たいていの国内外の研究機関には、普段から研究員が集って何気ない日常の話から研究の話まで、気軽に語り合い、お互いの交流を図るたまり場のようなコモンルームがあります。思えば、ルンド大学歴史学研究所にも、その2階にはコモンルームがあって(そこは珍しく大学院生も出入り自由で、名誉教授から院生までが集う場でしたが)、ランチタイムとか、ティータイムとか、よく集まって雑談し、情報交換していました。そして当時の所長だったキム・ソロモン先生の発案で、毎週月曜日の午前10時からと木曜日の午後3時から「fikaの時間」(ティータイム)がつくられ、所属研究員のうち集まれる人だけがみんなその場に集まって、時間を過ごしていました。ルンドの場合には、パンとチーズとコーヒーがふるまわれる質素な会でしたけど、ちょっとした研究所の懸案事項なども、その場で話し合いがもたれる場合もありましたね。つまり、それはアットホームな雰囲気溢れる会議の場を提供していたわけでもあり、あまりにも日本の大学における退屈で形式ばった教授会の姿とはかけ離れています。(コーヒーとパンとチーズという質素さ加減は、いかにも「スウェーデン」的!たまにはワインやビールなどがはいるときもありました。クリスマスパーティーとかで余ってしまった缶ビールとか、その後数ヶ月にわたってコモンルームで消費するなんてこともしてましたね。)今でも、ルンドに短期滞在するときは、「大輔も来いよ!」と、ルンドの研究者たちが暖かくコモンルームで僕を迎えてくれます。

思えば、こうした研究者相互の日常的な交流・雑談のなかから、将来性のある共同研究の発案だとかも生まれてくるものでしょう。これまでの大阪外大の場合、多士済々の研究者が各専攻語に集っていましたが、専攻語あるいは講座単位ではお互いを知っていても、学部全体となると全く相手を知らないということが多々ありました。このような状況では、草の根からおもしろい共同研究をつくりあげたくても、なかなか難しい。せっかく、世界の様々な言語と文化の専門家が、これほど多く揃っているというのに、もったいない話です。専攻語の垣根を越えて、研究でも、教育でもおもしろい発想を一緒になって実現していこうと思うならば、まずはお互いのことを知らなければなりません。そんな思いから、コモンルームを提案してみました。世界言語研究センターにもしコモンルームができるとなれば、そりゃ、世界の25言語の研究者が集うわけですから、コモンルームも世界の雰囲気に包まれたものにしたいですよね。世界の様々な地域のお茶やお酒がストックされているとか…考え出したら楽しくて仕方がない。

どうでしょう?世界一のコモンルームを世界言語研究センターにつくってみませんか?なんなら、僕はバーテンダーでも、ボーイでも務めても構いませんよ(笑)…あぁ、こんな発言で締めくくるなんて、やっぱり疲れていますねぇ…。

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