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2007年6月

2007年6月30日 (土)

放送大学『地域文化研究III ヨーロッパの歴史と文化』

昨日のスウェーデン史ゼミは、北欧の宗教音楽、北欧の巡礼という二つのテーマで基礎報告があり、この二つともしっかりとした研究動向を踏まえた立論がなされていて、充実した時間を過ごすことができました。やはり学期はじめに研究方法の指導をしつこいくらいまでにした成果でしょうか?しっかりと方法さえ与えれば、あとは学生の自主性に基づいてうまい方向へもっていってもらえるものだと嬉しくなりました。

(そうそう、以前、研究方法の指導をしていた頃、僕の授業に取材に来てくれた来年度の『大阪大学大学案内』が完成しました。もう阪大っすよ、阪大。北欧の地誌の授業風景、スウェーデン史ゼミの風景、18世紀に公刊された王令集などの写真が結構使われています。僕らスウェーデン語・デンマーク語専攻の授業風景に関心のある方はご覧ください。しかし、僕は写真を撮るのも下手だけれど、撮られるのも下手でゲンなり。)

昨日のゼミでは巡礼が話題になったし、このあとにはスウェーデンの酒文化に関する報告も控えているということで、放送大学教育振興会からこの春に公刊されていた草光俊雄・宮下志朗編『地域文化研究III ヨーロッパの歴史と文化』を学生たちに紹介しました。昨日のゼミの報告にあったように、教会音楽にせよ、巡礼にせよ、それを成り立たせている背景は、スウェーデンやデンマークといった一国に限って論じられるものではなく、国境線を越えた人・モノ・情報のネットワークを前提にしなければ論じられません。

僕も一部執筆に加わった『地域文化研究III 』は、旅行・書物・食文化・ブランド・奢侈・博物学・コレクション…といったテーマを設定して、国境を越えたネットワークでなされてきた人・モノ・情報の交換からヨーロッパの文化の新たな側面を説明しようとする意図からまとめられた放送大学の授業用テキストです。

昨日の報告では、スウェーデンという特定地域の歴史ゼミとはいえ、より広いヨーロッパ世界というコンテクストを踏まえてそれぞれの論が展開されていました。そうした考えに至っている学生たちには、従来の国別に立った事件史以上に、『地域文化研究III』で示されている国を越えたネットワークを背景とする人と情報の交流・交換という視覚が、説得力と魅力をもって受け入れられたようです。

で…だな、昨日のゼミの終わりには、「旅行や食文化といった章が並んでいますが、先生は何を書かれたのですか?」という実にまっとうな質問が返ってきました。う〜ん、このブログでこれまでこの件について沈黙していたのは、『地域文化研究III 』の全体構成のなかで僕の章だけ浮いているなぁ…という反省があったからなのです。

僕は、「北欧」という地域概念の歴史的展開をおうことから、(1)ある地域概念が作り上げられる過程では、周辺地域との交流・交渉・対抗関係のなかから、概念形成の素材がもたらされているということ、(2)そうした地域概念の様相は決して一定不変ではなく、周辺地域との関係が変遷するとともに変幻自在なものであるということを論じています。

僕の章が浮いているかどうかを判断してもらうためにも、学生のみなさんには『地域文化研究III ヨーロッパの歴史と文化』の一読をすすめます。従来の一国史的な見方では知ることができなかった興味深い話が盛りだくさんですよ!

2007年6月29日 (金)

もっと「パワー」を!

今週もよく働きました。今日の大阪は久々に梅雨らしい天気でしたが…それにしても異常かな?局地的なにわか雨がスコールのようにザーッと降ってはやむ…って感じ。せっかく購入したコンパクトな折りたたみ傘もささず、箕面キャンパス内を移動していたら、どうも今、のどが痛くて、軽く風邪気味になってしまいました。

「もっと「パワー」が欲しい!」「パワー」にはいろいろな意味がありますが、いろいろな意味で解釈してもらって構いません。今週の仕事を終え、今週を振り返ってみるととにかくもっと「パワー」が欲しいと思うことがいろいろとありました。

というわけで、「パワー」をめぐる話の一つ。(ここから先はいつもの物欲ネタです。)自分の肉体を鍛えるためにも、将来の研究を鍛えるためにも、自分の仕事を支える「相棒」について、今日一つの決断を下しました。重くても構わない…体を鍛えられるし、とにかく時間を稼ぐために「パワー」重視ということで。ここで言う「パワー」は処理能力ということで、他意はありません。

最近、研究室でだましだまし使ってきた3年もののThinkPad X40が再びブルースクリーンをはいて、突然シャットダウンする現象を繰り返すようになりました。「こりゃ、HDDの寿命が近いな。共同研究室のパソコンが壊れたこともあるし、縁起の悪いことは続きそうだし。」と感じたので、いよいよの決断が迫られた次第。なにせ、ThinkPadが壊れてしまったら、今の僕の研究室には、本当に完動するPCがなくなってしまう。「パソコンなんていらない!」と看破してみたものの…結局、まわりからいただく仕事はパソコンでこなすことをいつも要求するんですね。

少なくとも今後3年の僕の仕事を支えられる「パワー」。Core 2 Duo、GeForce 8600M、802.11n…、これだけの内容で、「ははぁ〜ん、あれか?」と答えられた人、そこのあなたはエライ!一体これが何なのか、その話は、いずれまた発言しましょう。

2007年6月28日 (木)

雨の日の手ぶら通勤・通学の「友」

やっぱ、最近やせるのが進んだかな。ベルトにPDAを引っかけて生活していると、用を足すときとか、ズボンがずり落ちてしまう。で、それだけの理由で復活させたザウルスは再び退役。200gの重さに耐えられない。

でね、最近、折り畳み傘をなくしたんだ。もともと、傘ってのは手ぶら通勤には馴染まないので、あまり持ち歩きたくない気持ちが強く、それゆえに身につかなかったってことだとは思うんだけれど。

でも、今は梅雨。いつ雨が降り出すかわからない日々。そこで手ぶら通勤をしていても、ポケットに突っ込んでおけるような軽量コンパクトな折り畳み傘を探してたんだ。

で、アメリカtotes社のbrella tinyを購入。これは閉じた状態で、長さ15cm、持ち手の部分が直径5cm程度にまで小さくなる。十分、ポケットに入る大きさ。雨の日限定の新しい手ぶら通勤・通学の「友」。まだ一度もさしたことがないけれど、とりあえず外見的には満足…(汗)。

2007年6月26日 (火)

【緊急】スウェーデン語・デンマーク語の学生のみなさんへ!

大阪外大のスウェーデン語・デンマーク語専攻に属する学生のみなさん!

この春に導入した共同研究室のパソコンですが、現在、全く使用できない状態になっています。勉強などで使用を予定していた皆さんは、注意してください。

原因が全く特定できず、困っています。電源を入れても、全く通電しないことから、電源ユニットの故障か、スイッチ部分の断線あたりが問題ではないかと想定しています。今後、このパソコンの対処をどうするか、しばらく検討させてください。

(僕自身に時間がなく、修理にあたれないこともあります。しかし、共同研究室に移設して一学期と持たないとは…。)

不便をかけますが、よろしくお願いします。

【緊急】今日の現代北欧地域論4a

大阪外大のみなさん!今日の4時間目の北欧史の講義ですが、某所で会議がある関係で、授業開始が遅れる可能性があります。(1)早く戻ってこられれば、通常通り授業をはじめます。(2)僕が遅れる場合は、チャイムが鳴って30分は教室で待っていてください。(3)15時20分を過ぎても僕が現れなかった場合は、自然休講とします。たぶん、帰ってこられると思います。というか、こんな時間の計れない生活はいやだ。みんなの前で授業はしたい。

現代北欧地域論4a

大阪外大のみなさん!明日の北欧史の講義ファイルをアップロードします。近代世界システムと北欧の回です。海洋帝国としてのデンマークの話、スウェーデン東インド会社の話など。お楽しみに。

というわけで、なんだかんだいって、1学期で当初の目標通り、啓蒙期までいけそうな感じです。

明日の講義ファイルをダウンロード

2007年6月25日 (月)

地域研究VIII

関西外大のみなさん!来週の講義ファイルをアップロードします。今日はフィンランドですが、来週はアイスランド。再来週は未知の北欧。ということで、なんとか再来週までにすべて終わりそうです。で、よろしくお願いします。

来週の講義ファイルをダウンロード

SL-C750を復活させてみた

久々のPDAネタ。もうPDAなんて時代錯誤…と思っていることにはかわりありません。けれど非常勤先にも手ぶら通勤しようとすると、モノレールや電車のなかで時間を有効活用するために、どうしても何らかの電子的作業をせざるを得ません。その作業に必要なものは、(1)PDFやPowerPointの閲覧、(2)キーボード入力可能なテキストエディタ、(3)電子辞書の検索・閲覧。これらのために片道1時間30分はかかる非常勤先に、2kgオーバーのMacBookを毎度、毎度運ぶのは辛いことです。

(かといってチョ〜高額なWindowsのモバイルラップトップを買うのも馬鹿馬鹿しい。スマートフォンを使おうにもauからは出ていない。他社のスマートフォンに替えたとしたって、非接触型ICやワンセグといった携帯電話独自の機能が使えなくなっちゃう。)

で、ふと我が家の机の引き出しを探してみると、4年前ほどに購入していたザウルスSL-C750を見つけました。シャープは最近、WillcomやEモバイルあたりにスマートフォンをOEMしていて、本家のザウルスにはあまり力を入れていないようです。ザウルスはほそぼそと生き残っているようですが、4年前のSL-C750でも十分に現役でいけそう。(現にSL-C750がザウルスシリーズでは最軽量のままですね。これは220gという軽量機種ですが、その一方でバッテリがあまり持ちません。)そんなこんなでSL-C750を復活。古い道具でも僕はメンテナンスを欠かしません。すぐに使える状態へ!

今回はオフィスドキュメントとPDFの閲覧用にPicsel Browserを仕込ませ、大学のパソコンとのやりとりは携帯電話との流用可能なmicroSDをストレージとしました。microSDは、極小USBアダプタでUSBメモリにも仕立てられますので、実際に授業をするときには大学のパソコンにコピーするだけです。以前は、PHSを外出先での通信手段としていましたが、今は携帯電話しか使っていません。ですから、メールの受信と閲覧、webの閲覧は携帯電話で行い、緊急に長文のメールで返答を要する場合には、ザウルスで文章を作成し、それをQRコード化して携帯電話のカメラで読み取ります。

明日は試しにこれを身につけて、他には携帯電話とメモ帳とiPod shuffleだけで、枚方に手ぶら通勤を試みてみます。(そういえば、大阪外大では、ザウルスを使っている人を時たま見かけますね。う〜む、ザウルス使っているところを見られて、「親父っぽい」とか言われたら使うのを辞めよう…汗。)

2007年6月24日 (日)

手ぶら通勤・通学の「友」

最近、どうにも頭を整理できなくなっているので、A7メモ帳を導入しました。それに従って、手ぶら通勤に一つ「荷物」が増えたことになりますが、試用はじめて10日間ほどたって、これがなかなか使えるので、ここに紹介します。

それは、YMSK名刺&メモ・ホルダーといものです。メモ帳はAssist Onのサイトにあるようにロディア11番を、筆記具はパーカーのソネットミニを入れています。名刺も入りますし、図書館の入館証やコピーカード、付箋紙なども入れられ、タテ11.5×ヨコ9cmのなかに僕が通常の仕事で使う道具を収納できます。

ロディアの11番には、頭に思いついたこと、記録しておかねばならないことを何でもかまわないから書き殴っています。備忘録として多用しているということですね。書き殴ったことが、例えば今日やらねばならないことだったりする場合には、それが済んだら破って捨てます。例えば会議の日程などだった場合には、携帯電話に入力したら破って捨てます。例えば研究のアイデアだった場合には、それをパソコンなどに入力するまでメモ・ホルダーに蓄えておきます。

YMSKのホルダーは、小さいにもかかわらずなかなかの収納力に満足していますが、おそらくなるべく薄く作ろうとしたからなのでしょう…柔らかいヌメ革が薄く、型くずれが起きそうな感じがしないでもないです。すでにジーンズの尻ポケットに入れて数日間使っていたら、メモ帳の形が革に残るようになりました。この点が不満ですが、それ以上に仕事には役立っています。ここに手ぶら通勤の「友」が一つ加わりました。

2007年6月23日 (土)

今週もよく働いた

昨晩は久しぶりに飲み会。シェリーに、ラムに、小気味よく弾む会話。良い気分転換ができました。飲み会だけとは限りませんが、自分にはない「賢さ」を感じさせる相手と話していると、どんな場も楽しくなりますね。昨晩の飲み会もそう。Tさん、無事に帰ることはできましたか?お付き合い下さりありがとうございました。

今週は新たに一つのプロジェクトの補強要員として加わることが求められ、そのことも含めて、よく働きました。(それゆえ、ご褒美としての昨晩の飲み会です。)しかし、ここのところ体にガタが来ている気がします。とりわけ、目。昨晩はほどよく飲んで帰宅したので、今日は睡眠時間をタップリとったはずでしたがが、いまだに目をなかなか開くことができません。目を開こうとするとショボショボとしてざらつく感じがするのです。極度のドライアイといった感じ。普段は使い捨てコンタクトレンズを常用しているのですが、これからはときには眼鏡をかけようかとも思います。

おそらくこの目に負担をかけている原因は長時間のデスクワークであって、パソコンのモニターをじっと眺めているからだと思うのです。ですから、週末くらいはパソコンにはむかいたくありませんし、普段の仕事もパソコンを極力使わない方向を模索していますが…、もはやそんな仕事のスタイルは不可能でしょうか。少しでも自分の時間を作ろうと思ったら、パソコンの処理速度を「秒」単位で速くして、差分の時間を稼ぐしかないという、なんとも矛盾した現状。しばらくは、どうにもなりませんな。

2007年6月20日 (水)

もう一つの「日の沈まぬ国」

気分転換させてもらいます。ここのところ、研究者としての自分は、スウェーデン意識の源流を探るということでゴート主義との格闘が続いているわけですが、ちょうど今頃の季節、スウェーデンは白夜の頃ということで、ルードベックのゴート主義から面白い話を一つ発言してみましょう。

そもそも、スウェーデンが「北欧」に位置する国家(ないしは地域)だなんていう意識がどのようにして生まれてきたと思いますか?僕らは、小さい頃から地図や地球儀を見て、「スウェーデンは北にあるな…」と何ら疑念をもつこともなく当然のように思いこんでいるわけですが、そもそも「北」なんていう方位感覚が絶対的なものであると考えることから疑っていく必要があると思っています。

もちろん、北極星やそれを示す北斗七星の存在は古くから知られていたわけであり、そうした感覚と結びつくところでは「北」は確かにあったわけですが、スウェーデンに生きる人たちが、「自分たちは北に住む世界の人間であり、東・西・南の世界に生きる人間とは違うのだ」という明確な自己意識が育まれてきた過程では、白夜の存在も大きかったと近年のゴート主義研究は主張していたりします。

ゴート族の故地としてのスカンディナヴィアの特殊性が語られる際、その論法はスウェーデン以外の地域で育まれた言説を横領し、援用する過程が踏まれることが一般的です。また、ある地域や権力者の特殊性が主張される際、人間が生まれながらにしてもつ自然や方位の感覚に訴えかけられる事例が見られます。例えば、太陽王ルイといった表現は、ギリシア神話における太陽の神アポロンのアナロジーとして語られるといった形。世界を照らす太陽に権勢を例える論法は、スウェーデンの特殊性を語る際にも活用されました。

スウェーデンの特殊性を論じる際、自然現象のアナロジーとして利用されることの多かった素材が、白夜です。笑い話ではなく、17世紀から18世紀頃には、真剣に、「白夜は太陽が沈まない」→「スウェーデンは太陽が沈まない」→「スウェーデンは永遠の権勢を約束されている」という論法が存在していて、ルードベックはときの国王カール11世から直々に支援をうけてスウェーデンの特殊性を証明する目的で北極圏の探検事業を行っていたりします。

ルードベックから一、二世代後にウップサーラ大学で活躍した人物が、かのカール・フォン・リンネ(今年はリンネ・イヤーですね)です。彼の業績の出発点は二つの地域の調査事業にありました。スウェーデン北端のラップランドとスウェーデン南端のスコーネの調査です。リンネは、前者の際にはルードベック家のプライベートライブラリーに出入りして、ルードベックがゴート主義を論証するために行った北極圏探検の資料を事前に精査していたと言います。となると、動植物分類法を築き上げ、啓蒙ヨーロッパを代表する文化人とされるリンネも、スウェーデンのウップサーラにたもたれたゴート主義の遺産があってこそ、その業績を出発させることができるということになりますね。

日の沈まぬ国(あるいは帝国)とは、フェリーペ2世時代のスペイン帝国を通称した名辞だったと記憶しています。それは、イベリア半島・アメリカ大陸・フィリピン諸島と…その版図が地球を網羅するゆえに呼ばれた名前であり、一カ所に滞在する人間が太陽が沈まぬ情景を実際に目の当たりにできたわけではありませんよね。でも、スウェーデンの場合は、白夜でまさに太陽が沈まぬことから、一カ所にいながらにして太陽が沈まない…まさに権勢が衰えないということを人間は肌身で感じ取ることができた。とまれ、ナショナリズム以前にすでに、人はこのような感覚に基づいて、自己のなんたるか、あるいはその特殊性を主張するようになっていたわけです。

2007年6月19日 (火)

現代北欧地域論4a

大阪外大のみなさん!今日の北欧史講義の講義ファイルをアップロードします。遅れて申し訳ありません。絶対王政です。

今日の講義ファイルをダウンロード

2007年6月18日 (月)

地域研究VIII

関西外大のみなさん!こちらに来週の講義ファイルを二つアップロードしておきます。

来週の講義ファイルの1をダウンロード

来週の講義ファイルの2をダウンロード

それから、先週11日にアップロードした今日の講義ファイルですが、1つ目のほうがパスワードがおかしくなっていたようです。修正したファイルを11日の発言のほうにのせておきました。

次に補講の件ですが、3時間目にせよ、4時間目にせよ、別の授業に出る欠席者がでてしまうのはまずいと考えています。先週の授業が終わってから、「授業を聞きたいのに別の授業があって補講に出られないことが残念です。」という言葉を何人からか頂き、心が苦しくなりました。そこで、「補講をしないで、授業を急ぐ」ということで進めることができないか、今日の授業でみなさんと話し合ってみて結論を出したいと思います。

2007年6月17日 (日)

次へのステップを踏み出すために

北欧白夜祭2007の仕事が終わったので、早速、次の楽しい企画へ目標を定めます。ちょうど今頃は、新潟大学が主宰された日本西洋史学会第57回大会が終わった頃と思います。で、今年の学会が終わったばかりというのになんですが、来年、島根大学で行われる第58回大会のシンポジウム。関係者のみなさま!次は、これを充実した楽しいものにしていきましょう!

で、直近の楽しい企画は北欧歴史家会議ですが、なにせ場所がアイスランドで、そこに二週間ほど滞在しようと計画しているわけですから、今抱えているいくつかの仕事を持ち込まざるを得ないわけで、そうなると持ち込むべき機材をどうしようか思案中。そんなことで、久しぶりに最新のパソコン事情をネットで調べてみたら…Windows系の軽量ラップトップの高価なこと、高価なこと…パナソニックも、ソニーも、レノボも…。頭を抱えてしまいました。どれも、これも20万円はゆうに超えています。

前回のストックホルムでの会議の際には、当時新調したばかりのThinkPad X40を持ち込みました。X40はレストアを重ねて、現在、研究室のメインマシンとなっています。3年も愛用してきたことになります。しかし、1.8インチハードディスクのアクセススピードの問題から処理速度に限界があって、プレゼン用途なら問題ないものの、画像処理にまでは向きません。この3年間の成果を考えれば、X40のもとはとったと思います。

で、これから3年間ほどの次のステップを踏み出そうと考えた場合、これを支える環境をどのようにすべきか。これから先の研究で、どういった技術が研究活動に必要なのか。ここで短期的にアイスランドでの学会を見越して、軽量ラップトップを導入してしまうことは不安です。軽量ラップトップの生産性は小さな画面に小さなキーボードで意外と低いものですから。だから、多少重くても、ここは将来的な技術の進化を見越して処理速度に焦点を置くべきかなと思い始めています。

(Windowsはなかなか64bit化が進まないようだけれども、Core2Duoがハードの核になりつつある今、Macの次期OSであるLeopardはCore2Duoの性能を最適化する64bit処理に対応しそうだし。)

さてさて、次のステップを共に歩むべき、僕のパートナーは一体どうすべきなのか?結局、この発言も物欲ネタになってしまい恐縮です。

北欧白夜祭2007「北欧流・白夜の楽しみ方」(補遺)

なんだか昨日のトークショー、立ち見で入れなかったとか、遅かったのでいけなかったとかいう話をちらほら耳にしましたので、こちらに当日の話しの流れを整理しておきます。昨日トークショーをごらんいただいた方も、何を僕たちが伝えたかったのかをここに箇条書き程度に示しますので、昨日の話を思い出しながら読んでみてください。

1白夜の頃、夏至を祝う。クリスマスという語、サンタクロースのないスウェーデン、キリスト教が入ってくる以前の自然を崇拝する習慣。森の厳しい暗い自然に生きる人々。太陽の光への渇望。

2白夜の頃、夏至を祝う。夏至の祭に高々と掲げられる五月柱。男根と母なる大地、生命の繁栄。男女がパートナーを求める季節。夜を徹してのダンスと語らい、そして枕元に将来の結婚相手が立つ少女たちの花輪の夢。

3白夜の頃、夏至を祝う。男女の出会いを彩るダンスの音楽。(そこにスウェーデンはなく地域ごとに際だつ特性。)工業化の時代における農民文化の保護の高まり。ハゼリウスとスカンセン。ソーンとスペールマン運動。(スペールマン運動によって完成された「スウェーデン的」音楽。ヤン・ヨーハンソンとジャズと民族音楽の融合。)

こんな感じで話しは流れました。括弧の内容はトークが盛り上がったため、時間の関係上、省かざるを得なかった内容です。かくして、最後はスウェーデンにおける民族音楽の話にネタをふって、その後の谷川さんたちのライブの前座としての使命は果たされました…。

2007年6月16日 (土)

北欧白夜祭2007終わる!

というわけで新潟の学会へ行かれた皆さんはいかがでしょうか?楽しくやっていますか?参加できなくてすみません。こちらは神戸での北欧白夜祭2007が盛況のうちに終わりました。そして僕のトークショーも。お忙しいところ時間を割いてくださった谷川賢作さん、そしてなによりこの企画を提供してくれ、裏方を支えてくれた関係者のみなさんには、心から感謝申し上げます。

それにしてもすごい数のお客さんでした。神戸ポートライナーははじめて乗りましたが、話を聞いたらポートライナーが「青と黄色」のパンフレットをもった乗客であふれかえっていたとのこと。今回の会場は、ちかいうちにIKEAが出店する予定地です。IKEAの出店を契機に再び今は北欧ブームなんでしょうか?雑貨販売やカフェは長蛇の列、僕のような者のトークまで、立ち見満席…好天に恵まれたということもあるでしょうが、「北欧」「白夜」「祭」という企画コンセプトが魅力的に響いたということでしょうか?

谷川さんとのトークショーは、谷川さんの暖かいお人柄とご理解があって、一発本番で臨んでも、トントンと話がノッていって、とても楽しくなりました。(事前の打ち合わせ、ほとんどしなかったんですよ…ほとんど、あの場でのアドリブでのトークでした。)みなさん、いかがでしたか?堅くなりがちな講義や講演と違う、あぁいった情報伝達もありですね。

トークショーってのは、はじめてでした。かつて日本語の先生と対談形式の授業を試みたことはあります。で、思ったのですが、こうした情報伝達の形式の場合、お互いがお互いの話に耳を傾けあうという態度が重要ということですね。谷川さんはさすがにプロフェッショナルのミュージシャンであって、ライブでは他のプレーヤーの音を、作曲・編曲では譜面上の音の構築を考えていらっしゃるからだと思うのですが、谷川さんは僕の話によく耳をかたむけてくれ、適切な言葉をやさしく投げ返してくれました。その結果、対話が盛り上がったのだと思います。

そういえば、今日のプレゼンテーションファイルはKeyNoteで作りました。夏至祭のダンスの動画やヤン・ヨーハンソンのジャズアルバムの音声データ入りで!終わってみると、谷川さんも、神戸にまでわざわざ足を運んでくれた学生諸君も、このKeyNoteで作られたプレゼンファイルの美しさに感心していましたね。「トークショーでの語りぶりはいつもの先生と同じでしたが、プレゼンファイルはいつものPowerPointとは全く違いましたね。」という言葉をもらいました。目を充血させながら、徹夜で作った甲斐があったというものです。綺麗だったでしょう?やはり「見てくれ」というのはとても大切で、それが美しければ多少の粗も補われるといったところでしょうか(笑)

今日の企画のなかで出会った裏方の人たち、谷川さんをはじめとするパフォーマーの方々、みんな、心の底から楽しそうにされていましたね。裏方は大変なこともあったかもしれませんが、あれだけの企画を実現させたあとの達成感は相当なものでしょう。「仕事を楽しむ」…今日の企画で様々な人と接してみて、当たり前の価値を思い知ります。翻って、大阪外大で仕事をしていると楽しめない仕事も中にあります。そうした仕事はやはり「大学のためだから」と堪え忍んで続けるべきでしょうか、切り捨てていくべきでしょうか?しばらく考えてみたいと思います。

2007年6月15日 (金)

大阪に風は吹くか?!

今日も会議に授業、よく働きました…なんだか毎日会議してるな。一つ論文の仕事を終えて、目もしょぼしょぼです。明日からの日本西洋史学会は欠席します。

この間、新しい阪大総長が人文系の研究科から選出され、衆議院で国立大学法人法の改正が通り、阪大と関西大学との学術提携が発表され、そして今日グローバルCOEの採択結果が公表され阪大は7つも採択されていた!すごいことです。

今回のグローバルCOEは、説明会に出席したときに世界的に通用する研究拠点だけでなく、世界的に通用する研究者養成の教育拠点の形成という目標も掲げられていたと思います。人文系でも阪大は「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」というテーマで採択されています。

公開された採択理由を読みましたが、「大阪外大との統合を視野に入れ、大学の将来構想の中での位置づけも明確だ」とありました。で、拠点形成の概要を見てみると、統合で新設されるセンターの一つの名前はあるけれど…やはり阪大な人はいろんな意味で格が違いますねぇ…(笑)。

短く…そしていささか抽象的な文書だけれども、この公開文書だけでも、読む人が読めば、いろいろなことがわかりますね。この1年以上の経験で、資料の行間を読む力は格段にアップした気がします。せっかく時間を費やしている行政の仕事ですから、自分の将来に役立つものもみつけなくちゃね…って、楽天主義。

いろいろと世間的にニュースヴァリューの高い話題を提供しているここのところの阪大です。大阪に吹く新しい風は希望の風であるよう、「こちらの側」も微力を尽くしたいと思いますが…あれこれいろいろなことを考えると…今晩も眠れないでしょうねぇ…そして僕が今の時点でもう少し高齢で品格を備えた大人であったならばなぁ…といつも同じ結論に達します。

2007年6月14日 (木)

生まれ変わるために!

延ばしに延ばしてもらっている原稿の一つを徹夜で修正中。悶々としてきたのでアクアヴィットをかっくらってみたら、気分がすっきりした。朝までにはなんとか完成させたい。K先生、Y川出版社の皆様、今しばらくお待ちください。

日々の生活が忙しいのは事実だ。けれど、きっとみんなそれぞれに忙しいわけで、僕だけが特別ではないはずだ。だから、もう「仕事が忙しい」という言葉を繰り返して、原稿などを先延ばしにしてもらい、信用を裏切り続けるのはやめにしたい。誠が貫けない今の状況には、心が苦しくて仕方がないから。

(ちなみに、僕の研究室には慶喜公の筆になる「至誠一貫」の水戸一高謹製の手ぬぐいが掲げられている…気がついた人、いるかな?)

学生のみんなとの授業は本当に楽しい。けれど、その短い愉悦に満ちた時間を終えて研究室に帰ってきてみると、手につけるべきものがあまりに多く暗澹たる気持ちになり、あれこれと悩んだあげく何もできないでいる状況が続いている。結局、信用だけを裏切り続けている。

だから、生まれ変わりたいという気持ちが日に日に募っている。まずはきちんとした時間管理・仕事管理。で、メモ帳をいよいよ導入。これは前の発言にも述べたとおり、ロディアの11番。A7のものでスーツのポケットでも携帯できる。これで少しは頭も整理されるだろう。で、結局、自分は紙にペンを使って文字を書いてみないと何も頭に残らない「アナログ」な人間。

(そりゃそうだ。小さい頃から、書いて、書いて、書き殴って勉強してきたわけだから。)

同時に、名刺入れを兼ねたYamasaki Design Worksのメモ帳&カードホルダを購入。実際に購入するときに、直に手にとってみることができなかったので、サイズに不安は残ったけれども、つい最近発売されたばかりのパーカーのソネットミニを内に引っかけてロディアを仕込ませても、何の問題もなかった。(ソネットミニはジャストフィット。モンブランのオマージュ・ア・モーツァルト(…マイスターシュティックの一番小さなものね…)もジャストフィットだったけど、とりあえずはボールペン。)これは、なかなか良い感じ。パソコンも、PDAも、デジタルな手段はいらない。当面はアナログな手段でリハビリしよう。で、結局、自分は思いついたことに「型」から入る人間。

なるほど、精神的に追い詰められているときには、自分がどういう人間かということがよく見えてくるね。国家の本質は平時よりも戦時に端的に見えてくるのと似てるかな…(汗)。というか、こういう自己分析ができるうちは、まだまだ元気だということだね。

(結局、「カタルシスを物欲に求めたんだな、おまえは…。」という正鵠を射るツッコミはなしにしてください…(笑)。僕は、「欲しい物を120%買う」同盟に属していた人間なのだから。)

2007年6月13日 (水)

ごめんね…今日の授業

今日の5時間目のスウェーデン語の講読の授業。あろうことか、テキストを一行も、一文字も進めなくて、ごめんなさい。

とはいえ、スウェーデンの歴史区分をスウェーデン語で説明し、日本史と比較しながら解説するなんて…そんな授業、今までなかったでしょう?れぎゅらーの北欧史の授業では、デンマーク語の学生や他の専攻語の学生もいるから、スウェーデン語では授業ができないからね、今日は思い切って実験をしてみたんだ。

僕は、学生のみんなが日本でごく一部の選ばれたスウェーデン語エリートとしてスウェーデン語ができるようになることを一番に考えているけれども、その近道はスウェーデンの文化や歴史に幅広く関心をもってもらうことにあると思っているんだ。でも、僕たちはスウェーデン人じゃなくて、日本人だからね。スウェーデン馬鹿になって、日本のこと何も語れなかったら、本末転倒でしょう?スウェーデンは僕たちにとっては絶対的ではないんだ…むしろ相対化させなきゃいかん。そうしたときに、幻想で染め上げられたスウェーデンを超えて、スウェーデンの本当に良いところも、悪いとことも見えてくると思うよ。

(ゲーテも、「外国語を勉強する目標は母国語を知ることにある」と言っていたと思う。そうそう…)

僕は僕で、こんな実験的な授業、とても楽しかったよ。問題は、受講しているみんなにとって役立っているかどうかだ。ほんの一言でも良いから、今日の講読の授業で僕が話したことが、これからスウェーデンに留学したりするみんなの記憶に残っていてくれて、むこうで役に立ってくれたら、こんな幸せなことはないな。

(今日の授業、結構楽しめたから、僕は日本史学の専門家ではないけれども、水戸で育った人間としては、いつか必ず自分の西洋史研究の知見を踏まえて、日本の歴史を語ってみたいな。水戸で歴史に触れるきっかけをもてた幸せを実感したよ。)

2007年6月12日 (火)

スウェーデン語Ia

大阪外大で、水曜5限のスウェーデン語Iaに出席しているみなさん!次回以降のテキストをここにアップロードしておきます。遅くなってすみません。先週の授業で話し合ったとおり、スウェーデンの歴史上の有名人ということで、カール12世とグスタヴ3世についての文章を読みます。まずはカール12世のほう、予習をよろしく!

"Karl XI i Norge"をダウンロード

"Gustav III"をダウンロード


2007年6月11日 (月)

現代北欧地域論4a

大阪外大のみなさん!明日の講義ファイルをアップロードします。17世紀の全般的危機と北欧という話をします。よろしくお願いします。

明日6月12日の講義ファイルをダウンロード

地域研究VIII 一学期末レポートの件

関西外大のみなさん!今日の授業で話し合ったように、一学期の期末レポートは、以下の内容で課します。

  • 北欧諸国について日本語で書かれた文献を一つ以上読み、その内容について自分の意見を反映させながらレポートする。
  • このレポートの対象とする文献は、単行本や研究論文として公刊されているものとし、インターネット上で書かれた文章は対象としない。
  • 各自がレポートする文献、ならびにレポート執筆上用いた参考文献の書誌情報を必ず付記する。
  • レポートの分量は図版込みで原稿用紙換算7枚~10枚程度とする。
  • 提出方法は、原則として直接手渡しに限られる。提出期限は、7月9日
  • 7月9日までに直接手渡 すことができない理由がある場合に限り、その理由を申告した上で僕が妥当と判断した場合には、電子メールあるいは郵送でのレポート送付を認める。ただしこ の提出方法は、何らかの事情でレポートが僕のもとに届かない場合があるので、好ましい提出方法ではない。

以上です。

地域研究VIII

関西外大のみなさん!ここに来週の授業で使う講義ファイルを2つ!アップロードします。ノルウェーのことです。

補講をいつにするか、まだ決めることができないでいます。申し訳ありません。レポートは先週の発言で示したとおりです。

ノルウェーのことについては、今日お話するデンマークのことがはやめに一段落ついたら、「基本」のところだけ、軽く触れるかも知れません。それでは、5時間目にお目にかかります。

来週の講義ファイルの1をダウンロード

来週の講義ファイルの2をダウンロード

『世界史の教室から』

悩むこと多き日々が続き…論文の筆は進まず、脱稿もできず。近世スウェーデン王国のごとく、アイスランド遠征を目前に控えては、将来的に獲得できるみこみの軍資金もすでに現時点で枯れ果て、カール11世のように強権発動して回収すべき財源もないから、「内に籠もらざるをえない」日々…なるほど1660〜1700年にかけて、近世スウェーデン王国が海外遠征を一次途絶していた理由は、こういうことだったのね…と身をもって実感。

仕事の関係で連絡を取る人々は、「新潟で会いましょう。」と声をかけてくれるも、これについては時間がなくアウト。先生、先輩、後輩…みんなに会ってみたいけど…とりわけ本郷時代に机を並べた人たちが奮闘されているらしいので会いたいのだけれど…すみません。新潟の日本西洋史学会は、欠席です。

毎年、日本西洋史学会でお会いすることを心から楽しみにしている人の一人は、東北大学の小田中直樹さんなのですが、小田中さん、いよいよ山川出版社から『世界史の教室から』を出されるようですね。小田中さんのブログを拝読させてもらいました。小田中さんの8日づけの発言から、以下を引用します。

「北は北海道から南は宮崎・熊本まで、全国51人の「元生徒に支持されている」高校世界史教員を直接訪問してインタビューするという(頭ではなく)体とカネを使ったリサーチの産物。」

以前からお話を伺っていたのですが、いよいよそれが形になったわけですね。大学に生きて歴史教育の今後に強く関心をもっている身としては、またまた尊敬すべき先輩…そして忘れてはいけない高校での歴史教育の現場にたたれている先生方とのコラボレーションによるグレイトな業績ではないかと、手にするのを楽しみにしています。

(日本西洋史学会の会場では、山川のブースに並ぶのかしら?北は北海道から南は宮崎・熊本までっていうんで…何となく旅情を誘うこのタイトルに合点がいきました。『世界の車窓から』(…あるいはNEOフリークなら『世界の社食から』)のこと、みんな、脳裏に浮かぶだろうな。)

今回の日本西洋史学会第57回大会も、興味深いシンポジウム・報告が目白押しで…昔なじみの方々が活躍される姿を思うと…翻って今のどうしようもない自分の立場に内心忸怩たるものが募ります。(二日目の午後は小シンポジウムと個別報告が乱立していてどれを聴きに行こうかと迷うことになるでしょう。)歴史教育ということでは、小シンポジウム「歴史教育への現代的アプローチ」って勉強させてもらいたいけど…あぁ、新潟へいけない…ますます欲求不満がたまります。歴史学研究と大学教育の立場から歴史教育へコミットメントする流れに、何とかして乗りたいのですが。あせりは禁物かなぁ…長生きして、いつかそのチャンスを待とうかなぁ。

いつも思うんだけど、これだけ大きな学会だったら、PDF配信で構わないので、要旨集だけでなく、シンポジウムくらいは報告集出してくれないかな?やはり面白い結果を残したシンポジウムは出版社がついてくるから、早々には情報を出すことはできないかな…。お願いします。(そういえば、去年のシンポジウムではDVDが送られてきましたが…動画のデジタル配信されるってこと?)

2007年6月10日 (日)

近藤先生のECCOのインタヴュー

スタートダッシュに遅れた感があるのですが、ECCOのこと、ゲールのブログの5月30日づけのところで、東京大学の近藤和彦先生によるインタビュー記事が掲載されています。ECCOを外大では使えませんが、とはいえ外大のみなさんも、電子化された史料データベースを使うとはどのような可能性があるものなのか、知ってください。読ませるインタビューです。

電子化された史料データベースの可能性ですが、ゼミの学生諸君には常々実践して見せているように(…最近の授業では、僕が情報収集をする過程を「ネタ晴らし」しています…まるでサーカスの見せ物のようですが…)、検索するキーワードの組み合わせ次第で、同じ刊行物から引き出す意味が全く異なってきます。ですから、キーワード設定のセンスが重要と僕は考えています。

最近、ゼミ生から「電子化されたデータベースに当たっても、何も結果を導き出せなかった。」という相談を受け、そのたびごとに僕が、キーワードを再設定して、即座になんらかの情報を導き出す過程を実践してみせるのですが、そりゃ、何の予備知識もなく、いきなり電子化されたデータベースにあたっても、そのデータベースは何も情報を提供してくれないわけです。宝箱を開けるには鍵が必要。その鍵を得るには、しっかりと活字化された基礎文献を読んで、キーワードとなる情報を身につけておくことが必要ってことです。データベースが万能だとは思わないように…そこから宝を引き出すのは、それを使う者の力量(…それはたぶん、研究史をおさえ、問題設定をたて、パースペクティブをもつ…という伝統的な研究作法となんらかわらない過程を踏んで得られるセンス)によります。

近藤先生のインタビュー…いろいろと勉強させられる部分が多かったのですが、最後に「非英語圏の人たちも使え!」と発言されています。啓蒙の時代のことだからこそ、スウェーデンやデンマークの情報についても、このECCOは情報の宝庫だと言えるのですが、それ以上に大切なことは…とりわけ大阪外大の人たちに大切なことは…スウェーデン語やデンマーク語の文献だけが、スウェーデンやデンマークの情報源ではないということです。

(というか、阪大も「北摂地域の新たな国際化を目指す統合」を実現しようとするならば、ECCOを導入して!して!して!)

スウェーデンやデンマークのことを知ろうとして、スウェーデン語やデンマーク語さえできれば良いというのでは、実のところ、100%の情報に達することはできないと思っています。ほら、例えば、この間のゼミでも話したように、17世紀くらいのスウェーデン語だと、ドイツ語やオランダ語やラテン語などの知識がないと読めないよと指導したように、本来、スウェーデンやデンマークの文化や社会はそれ単体で成り立っているわけではないのだから、周辺の言語や情報にも目を払わないとね。

(…というか、とてもきれいな先生の写真が多かったから、気持ちがたるんできたときにはこのインタビュー記事を見て、先生の顔を拝して気を引き締めよう…というか、次のインタビューは今の近藤ゼミの院生たちが登場するわけですね…うんうん、楽しみ、楽しみっと。)

2007年6月 9日 (土)

イーオン大学?

2歳になる娘が、鞄とケータイ(のおもちゃ)をもって、「仕事にいってきま〜す!」って。それで、僕は、「どこへ?」と訪ねたら、娘は、「イーオン大学。」だって。

イーオン大学?郊外出店型大型店舗を全国…とりわけ地方に展開しているイーオンなら、できないことはないですね…イーオン大学。各種イーオンの店舗にちょっとした教室を設けて、買い物や食事をしに来たお客さん相手に「ワンコイン・レクチャー」とか言って、500円で1時間くらい。

どんなにインターネットが普及しても、eラーニングがあまり効果を上げていない背景には、人は「人が人と顔を合わせて情報を伝えて議論する」という直接的インターフェースに、きっと無意識のうちに価値を見いだしているからだと思う。郊外出店型大型店舗の拡大で地方の経済構造が荒んできているという話も聞くけれど、イーオンもまた一つの地方における社会資本ととらえなおせば、こういうのもあるかもね。

最近、退職を迎える「団塊の世代」むけの教養講座に(も)関わっているけれど、都市に住んで家計的に余裕のある人たちだけでなく、地方にも広く生涯教育の場を提供することを考えるならば、イーオンなんてところは案外良い目の付け所かも知れない。うちの娘、2歳にしては、なかなか目の付け所が鋭い…爆。

あ、「ワンコイン・レクチャー」は、僕の発想です。

2007年6月 8日 (金)

メモ帳が欲しい!

最近、どの仕事から先に片付けるべきか、順番がおえません。ある程度は筋道を立てていますが、途中で違う仕事がどんどん入ってくるので、混乱を来すということです。かつては、「藤原紀香さんなら、僕の秘書に招いても良い。」と真剣に考えていましたが、紀香さんは他人の妻になってしまいました。バカですね…正確には、紀香さんのような人です。注釈を入れても、バカですね。

今日、帰りがけのバスのなかで久しぶりにお会いしたトルコ語の某先生と話しをしていたら、僕が手ぶらでいることを指摘されました。「荷物を抱え仕事で忙しそうに見えるのがシャクなので、「武士は喰わねど高楊枝」です。」と答えましたが、やはり携帯電話だけでは限界があります。一頃愛用していた超整理手帳は確かに便利で、今も鞄をもつ仕事のときには持ち歩いていますが、普段手ぶら通勤をしているときには持ち歩きません…というか、ポケットに入らないので持ち歩けません。

「PDAがあるじゃない?」と思う人もいるかも知れません。しかし、PDAは携帯電話と同じく、とっさに情報を入力する際の即応性は、直に紙とペンでメモをとるにはかないません。(それに、無粋だ。)やはり、メモ帳が必要。手ぶらで通勤するのは結構なのですが、ほぼ毎日会議やら打ち合わせやらがあり、そうしたときに人前で携帯電話をぽちぽちするのは、礼に失する。情報のデジタル化は、あとからやれば良いのだから。最近は人と接する仕事(…企業でいう営業?…)も多いので、礼を思えば名刺も必要。で、A7くらいでスーツの内ポケットにはいるサイズで名刺も整理できるメモ帳が欲しいわけです。そうですね…ロディアの11番くらいのメモ帳が良いのかな?

2007年6月 6日 (水)

歴史教育の将来を夢想する

一昨日から大学の統合の話でちょいとドタバタっとしています。一昨日、すでに新聞報道されている件で一つの山を越えたから、そろそろ会期末を迎えようとしている国会(参議院選挙の関係で会期延長はないらしい)でのもう一つの山を越えると、統合もまったなしで進みそうな予感。で、大学の将来戦略を想い描きつつ、今なすべきゼミでの教育や研究指導の戦術を考えるとき、最近ゼミで読み始めたハラルドの歴史教科書は、歴史教育のあり方について考える格好の素材になってる。さすがはハラルド…日本で言えば高校生の世代を対象に、ちょっとした分量だけど的確な史資料を選んで、充実した歴史学の方法論を披瀝しているんだよね。

ていうか…、日本の高校生が(半)強制的に覚えこまされている事件名だとか人名なんかは、はっきり言って本来「読書」してればどうにかなることで、あまり歴史を勉強する際には重要ではない…と思う。(そうした「読書」が嫌いというならば、歴史に自分は向いていないと考えて、勉強の選択肢から外せば良いだけの話じゃん。)でも、日本でそうせざるをえないのは、大学受験で点数をとらねばならない地歴入試があるからで、そう思うと歴史教育のボトルネックとなっている原因の一つは、大学側の変わろうとしない地歴入試のあり方にあるんじゃないかな…とも言える。

僕なんかは、点数をとらせる…つまり高校卒業レベルの学力判定の数値化は大学入試センター試験に任せて、それを各大学の個別試験受験のための資格試験にしちゃい、各大学の個別試験は学生受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)に応じて求める学生像を自由に模索できる考査方法にしてしまえばよいと、個人的には思ってる。歴史教育のあり方を変えようと思うならば、一度入試方法を大学側で試しに変えてみたら良いんじゃない?真剣に歴史教育の今後を考えるならば、大学側の人間が「大学行政が忙しい」なんて言って逃げてる場合じゃないと思う。

で、大学に入る前の段階で歴史を教えるってのは、本来、大学以降(あるいは大人になって)歴史を考える際の「考え方」の筋道を、史料や客観的文章を読ませて鍛錬させるっていうことじゃない?あったりまえの正論をはくけれど、これがなかなかできないでいるわけだな…今の受験システムでは。例えば、日本史の場合、日本語の史料や客観的文章を素材にして、歴史の考え方を教えることができるよね。史資料の選択は、とりわけ現代史では難しいと思うけれど。ここらへんは、高校の地歴科の先生方の指導方法にかかってくるね。

そんな歴史教育を高校レベルで行おうとするときにむしろ問題になるのは、世界史だな。例えば、世界史を教える素材ってのが問題。とりあえずは日本語に翻訳された史料や日本人研究者の文章を素材としなければいけないよね。でも、日本語や日本人のヴァイアスのかかった素材が、どれだけ世界の諸地域の「現場」を客観的に伝えるものか…そこに二重、三重の認識上の問題がでてくる。かといって、いきなりラテン語だとか、スウェーデン語だとかの原典を読ませることもできないし。そうなると世界の諸地域の歴史を考える作業ってのは、そうした外国語を習得する大学生になって以降、はじめて可能になるってこと?ん?大学に入るまで世界史は勉強不可能ってこと?

いや、そうじゃなくって、歴史の考え方を教授するという意味で高校レベルまでの歴史教育をとらえた場合には、日本史・世界史といった枠組みに限界があって、そうした歴史教育を模索するならば、たぶん「歴史」という授業しか成り立たない。素材としての史資料は基本的に日本語あるいは日本語訳されたものを用いる。最初の段階は、歴史学的方法や歴史学的発想の基礎を、日本語史料による日本の歴史を題材にして陶冶する。で、次の段階には「それじゃ、その考え方にたった場合、世界の○○の地域はどう見える?」って感じで、歴史学的方法や発想の応用を図る。

そんな感じでいくしかないんだろうな…。なんてことを、大学の統合と将来の戦略を考えながら、夢想していました。あくまでも「夢想・妄想」です。「何でも好きなことして良いよ?」と聞かれたら、「布団の上で寝てみたい。」とだけ思う今日この頃ですから、こんな夢想もお許しください。

スウェーデン史ゼミの次回のテキスト

大阪外大で金曜5限のスウェーデン史ゼミに参加しているみなさん!

次回のゼミで議論しようと思うテキストをここにアップロードします。出典は、同じくハラルドのTiderから。次回のテキストは、スウェーデン史上とりわけ有名なグスタヴ2世アドルフ王が、「20世紀の歴史研究者たちによってどのように扱われてきたか?」という事例を題材に、一つの歴史事象も歴史を見る者の問題関心によって様々な意味を付与されるといったことを検討します。歴史は問題なくしては何も語らない…ということです。

大丈夫。今度のテキストには、近世スウェーデン語はありません。みなさんがお持ちの辞書で十分に読めるはずです。

"Utan frågor är historien stum" をダウンロード

2007年6月 5日 (火)

現代北欧地域論4a

大阪外大のみなさん!今日火曜4限の講義ファイルをここにアップロードします。遅れて申し訳ありません。というか、先週アップロードした宗教改革のファイルをお忘れなく!今日はその話に集中するでしょうから。で、宗教戦争の流れで16世紀〜17世紀初頭の戦争のはなしに入ると思います。ようやくデンマークとスウェーデンの骨肉の争い&バルト海帝国です。

今日6月5日の講義ファイルをダウンロード

2007年6月 4日 (月)

地域研究VIII

関西外大のみなさん!今日の5時間目は休講です。補講の日程は、来週決定します。期末のレポートについては、おおよそ以下のような内容でみなさんに求めたいと思います。

  • 北欧諸国について日本語で書かれた文献を一つ以上読み、その内容について自分の意見を反映させながらレポートする。
  • このレポートの対象とする文献は、単行本や研究論文として公刊されているものとし、インターネット上で書かれた文章は対象としない。
  • 各自がレポートする文献、ならびにレポート執筆上用いた参考文献の書誌情報を必ず付記する。
  • レポートの分量は図版込みで原稿用紙換算7枚~10枚程度とする。
  • 提出方法は、原則として直接手渡しに限られる。提出期限は、7月9日
  • 7月9日までに直接手渡 すことができない理由がある場合に限り、その理由を申告した上で僕が妥当と判断した場合には、電子メールあるいは郵送でのレポート送付を認める。ただしこ の提出方法は、何らかの事情でレポートが僕のもとに届かない場合があるので、好ましい提出方法ではない。

以上です。また詳細については来週説明しますが、締め切り日が一ヶ月後に迫っていますので、各自レポートしたい文献などを選定しておくとよいでしょう。

2007年6月 2日 (土)

超「緊縮」型週末

支出を超「緊縮」化した週末を過ごしています。

今日は、娘むけに携帯電話にミッフィーちゃんの動画を変換して見せたり、息子がデジカメに取りためた写真をMacに取り込んだり。しかし、今時の携帯電話はすごい。僕はカシオのW51CAというものを使っているけれども、コマ落ちなしで完璧に「ミッフィー、ミッフィー、ミッフィーちゃん!」って、苦もなくあのテーマを再生している。(見たい人は、いつでも実演します。)明日は妻の持っているW43CAとデータを共有できるか実験の予定。ミッフィーも、いないいないばぁも、デコボコフレンズも、携帯電話で見られるようになれば、子供をあやす良い手段になるだろう。(これが海外で使えればさらに重宝するのに。)

息子には、カシオ(…僕は、カシオ好きです…)のEX-Z3という昔のデジカメと初代Mac miniを以前プレゼントしていたのだけれども、今日にいたって「メモリが一杯になったからMacに入れたい。」って言うんでお手伝い。MacOS Xの良いところは、デジカメを接続させればデフォルトで入っているiPhotoに自動的に写真が取り込まれ、アルバムが整理されるところ。まさに子供でも楽々操作ができる。息子も、これでローマ字で日本語を入力できるようになれば、Macの操作は完璧だろう。(息子には悪いが、うちのMacはすべて英語版キーボード。)で、早速スライドショーしてもらったら、200枚以上ある写真のうち50枚以上は世界地図と各国国旗の写真。聞けば、「地球にある国の名前を全部覚えたい。」とのこと。

地球儀の話(…結局、餅は餅屋で、息子の地球儀は帝国書院の学校教材用のものに落ち着いた…)を以前したと思うけど、息子の世界地図に対する関心は異常なまでに高く、そしてその質問は歴史的な観点を加え、鋭さを増している。どうやら彼が通っている幼稚園の地球儀は古く、「ソヴィエト連邦」の表記が残っているらしく、「どうしてソヴィエト連邦はロシア連邦になったの?」とか質問を寄せるようになった。そのくらいの問いなら即答もできるが、この間など「日本はロシアに「北方領土を返せ!」と言っているけど、どうしてサハリンはいらないの?」とか。(…うちの隣にロシア領事館があるので、息子は小さいときから「北方領土を返せ!」という言葉を知っている…)はて…どうして答えたら良いものか…。まだ漢字が読めないので、「知らないことをそのままにしておくのは恥ずかしいことだから、自分で調べなさい。」と…このブログのタイトルにある言葉をはいて、逃げることもできない。

自分は自分で大量にストックされているアクアヴィットをなんとか他人様に消費してもらえるように、おいしい飲み方を試行錯誤したり。とりあえずレッドヴァイキングという、アクアヴィット・マラスキーノ・ライムジュースのカクテルあたりから。これはこれで甘くて、さっぱりとした口当たりが妻には好評。(しかし、僕にとってはジュースに近い。)それから、地方ローカル局で流れていた『ロッキー』一作目を見て、叩かれても、叩かれても、立ち上がる姿に…妻からはせせら笑われるも、号泣。何度見た作品か知れないが、今回の涙の量は半端じゃなかった。その裏には今の自分があるからかな。

こんな週末も良いかもしれないね。

2007年6月 1日 (金)

今週もなんとか乗り切った…

金曜5限のゼミを終え…残務処理中。目の調子は右から今度は左が悪くなり、肉体的にガタがきているけれど、授業は今日も楽しかった。授業と勉強にこの身を捧げることができたら、どんなに毎日が充実するだろうか。(僕からの返信、仕事などなどをお待ちくださっている方…誠に申し訳ありません…週末にドバッと、ズバッと、スッキリと片付けるつもりですので、今しばらくお待ちください。ちょっとあまりに膨大なもので…。)

3限地誌のプレゼン会は、技術的に言えば、パワーポイントの使い方に学生諸君が慣れてきたようで…内容的に言えば、デンマークやスウェーデンの情報収集に学生諸君が慣れてきたようで…両方の面から言って、こちらもツッコミどころがある内容までに仕上がってきているため…思わず、「おっちゃん、感激!」ってもらすほど。学生の柔軟性は、目を見張るものがあるね。偉いもんだよ。

5限ゼミは、16世紀のグスタヴ・ヴァーサの演説や年代記をもとに、歴史叙述のプロパガンダ性について徹底議論。ハラルドの教科書が素材。最後のカルマル連合王クリスチャン2世をめぐり、「非道な王」としてのスウェーデンにおける「正統的」歴史記述と、スコーネ民衆に保たれた「善き王」としてイメージの対比から、現在スコーネも統合したスウェーデンにおける歴史教科書における問題まで…僕的には議論をアレンジ。16世紀のスウェーデン語を読むのは、そりゃぁ…慣れが必要なことですから皆には難しかったと思いますが(…SAOBと「お友達」になりましょう…)、史料を疑い、批判して、語られることの多義性を見るという点は伝わった…と思う。カタルシス。

アイスランド大学からのエントリーの受領確認は届いていないけれど、ここ数日、ゼミの教科書を執筆しているルンドのハラルドと豊中の古谷家の間でメールのやりとりは続いている。ハラルドの博士論文はなんて言ったてアイスランドがテーマだったし、彼の書斎にはアイスランドの歴史学雑誌がどわーっと積んであったり、彼のPCのデスクトップ画面やブラウザのホームページがアイスランドの全国紙Morgunblaðだったり…ほんと、「アイスランドが好きなのね!」って感じ…だった。で、そんな彼から、「アイスランドに行く前に、Gunnar KarlssonのIceland's 1100 Years を読んでこい!」との一言。ハラルド、了解!そんな彼の北欧歴史家会議でのテーマは、"Nordisk statsbildning 1300-1800. Legitimitet, identitet och inflytande"(北欧の国家形成 1300年~1800年:正統性・アイデンティティ・影響力)。う~ん、壮大でたまらん。

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