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2007年3月20日 (火)

泣ける教授会

今日の教授会は、退職者・離職者の発言を聞きながら、思わず泣けました。(昨年はこの時期にスウェーデンへ行っていたので、橋場さんとか、那須さんとか先輩たちの離職の挨拶は聞けなかったけど…聞いてたら、ボロボロ涙を流していただろうな。)

僕の近いところでも、僕が大阪外大着任以来いつも教授会で隣に座ってくださっていた菅原邦城先生が定年退職されます。我が国における北欧神話研究の泰斗として知られる菅原先生は、奉職40年。(現在では現代スウェーデン文学がご専門ですが。)大阪外大が上本町にあったころから、つまり僕が生まれるずっと前から、我が国における北欧語教育と北欧文化研究の第一線に立たれていた先生です。今でも大阪外大への就職が決まったときに、「あの菅原先生がいらっしゃるところでしょ?」と北欧研究を知っている人から言われたことを覚えています。スウェーデン語・デンマーク語はもちろん、アイスランド語にまで堪能な先生は教育・研究には厳しいが、しかしとても気さくなお人柄で、公私にわたっていろいろと楽しいお話を伺い、勉強させてもらう機会が多々ありました。

僕たちのスウェーデン語専攻は、今から四半世紀ほど前に、もともとあったデンマーク語専攻から独立してできあがった専攻です。デンマーク語専攻を支えてきてくださった間瀬英夫先生とともに菅原先生が作り上げてきてくれた環境は、教育・研究の面でまさに希に見ぬ価値をもったものと僕は思います。例えば、デンマーク語・スウェーデン語専攻に属する教員は、大学に来ているときの昼ご飯は大抵菅原先生の研究室に集まって、一緒にお昼ご飯を食べますが、そんななかから教員間の強い結束が生まれて、教育や研究に対する意見醸成がそんなところから自然と図られています。ここのデンマーク語・スウェーデン語専攻にある民主的な同僚関係はすばらしいものだと思うし、それに裏付けられた専攻語の教育体制も誇らしいものだと思う。

これ、これ…これこそが、本来大阪外大出身の人間でない僕が、どんなに過酷な仕事が課されたとしても、「守っていきたい」と我が身を奮い立たせるものの一つなのです。菅原先生がご退職されたとしても、先生が作り上げてきたものは、僕らの手によってしっかりと守り続けることをお約束いたします。

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