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2007年2月13日 (火)

ビ…ビルクって…

このニュース、みなさんはすでにお聞き及びでしょうか…!北海道の中標津で、牛乳を原料とした発泡酒が開発され…その名も「ビルク」がこの2月に発売されたということ!ビール党の僕には、衝撃的なニュース。開発の背景には、牛乳の過剰生産と大量破棄という大量消費社会の抱える問題の一つがあり、せっかくの牛乳という資源を有効活用しようという大志があるらしい。その意気は大いにかいます。

で、どうなのよ?馬乳酒ってのがあるけれど、そもそも今回のビルクは、牛乳にビール酵母とホップを入れているわけだから、製法も、味も、全く前者とは異なりますね。味は全く想像できません。製造過程における疑問点は、以下の三点に集約されます。

  1. ビール製法で重要な最初のステップは、麦芽を粉砕してデンプン質を糖化させることなのだけれども、ビルクの場合、原料の牛乳にデンプン質が少なそうだから、この糖化の過程はどう処理したのだろう?ニュースによると、「発酵を開始した段階では、色もにおいもミルクティーのようだったという」とあるけれど、この段階では牛乳が糖化されているだけだから、その姿を想像することは容易。(あとでわかったことですが、原料の3割が牛乳で、やはり麦汁を大分用いているらしい。うん、うん、納得。)
  2. ビールの場合、次に糖化させた麦汁を煮沸してこの段階でホップやコーンスターチを加えたりするのだけれども、ビルクの場合、原料の牛乳の沸点は低いはずでタンパク質が変質する性格ももっているはずだから、この煮沸の過程はどう処理したのだろう?ニュースによると、「牛乳の場合、沸点が低いのが仕込みの難点。「煮沸のときに噴かないように」と温度調整には気を遣った」とあるけど、当然だよね。
  3. ビールの場合、煮沸処理のすんだ麦汁にビール酵母を加えて発酵・熟成を進め、大雑把に言えば、熟成温度が常温に近ければ古いエールタイプ、冷却熟成をすれば僕らがよく飲むラガータイプになるのだけれども、ビルクの場合、これはどうなのだろう?ニュースによれば、「ところが発酵を終えて温度を下げていくと、まるでろ過したようなビール色に変身」とあるので、前者のような感じがするのだけれども、そうなると味もフルーティーな感じかな?

というわけで、肝心な味はどうなのよ?「フルーティーで女性好みの新感覚発泡酒として期待されている」らしいのですが…その前に、「ビルク」という、とーっても安易なネーミング。わかりやすすぎちゃって、思わず吹き出しちゃうんですが…この名前、いろいろと検討されたと思うんですが、ど、どうなの?これで、よかったの?このネーミングセンスを継承するならば、コマーシャルは、スウェーデンの世界遺産であるビルカを舞台に、アイスランドのビョークにでも出演願って、「ビルクを飲んで、「北」の荒涼を味わえ!」とでも、オヤジギャグのりのりでぶちあげちゃう…あげちゃう?!北海道の中標津のものなんだから、「北」テイストでよろしいでしょう…(笑)。いやいや、「北」を出すなら牛乳ではなくて、やはり山羊乳のほうがいいな…。いやはや、妄想はつきませんが、さすがは「ものづくりの国」日本。また、どえらいものを作り出しましたね。残念なのは、大阪では、買えそうにないこと。だ、誰か、この僕に…この僕に愛の手を!

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» ビルク [専門用語? なんだこりゃ???ブログ]
ビルク 全く新しいビールを発見[:!?:] ビルクとは、ビールとミルクをあわせた造語 だと思いますが、商品名のこと[:ビール:] 北海道でも有数の酪農地帯、中標津(なかしべつ)町の 酒店「なかはら」が、牛乳を使った発泡酒を開発し、 今月から販売を始めた。その名も、「ビール」と「ミルク」 を合わせた「Bilk(ビルク)」。 330ミリリットル入り380円。町内6店だけの限定販売だが、地方発送にも応じる。問い合わせは同店(0153・72・3116)へ。 asahi... [続きを読む]

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