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2007年1月10日 (水)

Appleになっちゃった…

今日は森ノ宮までグローバルCOEの公募説明会。はい、待ったなしで今年も研究推進活動しています。今度のCOEは、国際的に通用する研究力を有した高度な人材育成(博士後期以上)を目標とした教育研究拠点といった感じにかわってきましたね。しかるべき博士後期課程をもって定員充足を図れる大学なら人材育成という主眼はまだわかるのだけれども、例えば大阪外大の場合、現地語教育に徹するという教育ミッションは我が国でも価値のある存在であるけれど、"マイナー"専攻語とか数年に一人とかのペースでしか大学院生が入ってこない実情があるわけで、このCOEにどのように絡めるだろうか…悩みはつきません。というか、会場でCOEがNEOに見えて仕方がなかった…昨年末のサラリーマンNEOご覧になりましたか?「私とNEO」、出色のできでしたね。どなたか歴史学的観点からNEOを語ってみてくださいな。

この説明会があるとわかっていたにもかかわらず、昨晩は夜を徹してMacWorld2007におけるSteve JobsのKeynoteをリアルタイムで追っていました。iPhoneについてはおおよそその登場が予想されていましたので、あまり驚きはしなかったのですが、最初AppleTVを紹介したくだりでビートルズが流れたときは隔世の感を得ましたね。というのも、ビートルズの設立したアップル社が、iTMSによる音楽配信を巡ってアップル・コンピュータ社を提訴して、敗訴した経緯があったからです。それだけでも、今回のKeynoteは歴史的なものになると前宣伝していた予兆が感じられたのですが、その白眉は彼の基調講演の最後でアップル・コンピュータ社が、ただのアップル社に社名変更すると発表したところでしたかね。5年前のiPodといい、今回のAppleTVやiPhoneといい、アップルは、もはやコンピュータだけではない次世代のコンシューマ戦略を見据えて的確な製品開発を行い、企業戦略も、そのイメージも果敢に新たなものへ向かって脱皮を図っている…ってのが、今回の社名変更のココロかな。

iPhoneは売れる(と思う)。iPodに、携帯電話に、インターネットコミュニケーションデヴァイスが、あの薄い筐体に収まっているんですから。もはや時代錯誤的なパーソナル・コンピュータの先にあるパーソナルな情報端末として、パッケージングの収まりが実に良い(と思う)。それに、一部のマニアの間でしか普及していない極小キーボードやスタイラスペンを使う操作方法ではなく、最もシンプルで的確な手段である「指」を用いた操作方法ってのも、実に単純明快でよい(と思う)。

でも世界基準から考えれば「ケータイ鎖国」状態の日本では、はやくても2008年以降の発売。最近、auに換えてしまった僕にとっては、これから1年は本命のiPhoneが出てこないっていうんで、一安心ですが。携帯電話のキャリア各社に市場を牛耳られ、コントロールされている日本市場ではどうなのかな?携帯端末が携帯会社と販売会社との間のインセンティヴ契約で売られ、それによってSIMカードのロックが頑丈になされている現状では、iPhoneがどんなに魅力的であっても、アップル・ブランドとしては売れないかも知れませんね。世界的に見てとてもクールに見えるデヴァイスも、狭苦しい日本の市場慣行のなかで売ることができないなんてことになったら…あぁ、なんたる不幸。

それにしても、今回のSteve Jobsのプレゼンも、とても理解しやすく、刺激的な表現に富むものでした。彼のプレゼンって、プレゼン・スライド自体には情報量が少なくて、常に話者である自分に聴衆の目と耳が集中するように計算されているんですよね。かなり高等なプレゼン・テクニックだと思いますが、おそらく現今の世界において「プレゼンの神」がいるとしたら、それはおそらく彼になるだろうから、理想的なプレゼンってどんなものなのかを一度知りたいと思ったら、彼のプレゼンを見てみるととても参考になると思います。

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