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2006年10月19日 (木)

自らThinkPadをリペアする

あまり時間と体力が残されていないので、しばらく先のことになるとは思うのですが、愛着の深いThinkPad X40のリペアを(ぼーっとする頭のなかで)決意しました。良い気晴らしにはなるでしょう。あのぉ…僕はハンダゴテとドライバを握る時間が好きです。理系に進まなかったのは、それ以上に歴史学の可能性に魅了されているから。ちっさい頃、父からハンダゴテを与えられて鉱石ラジオとかよく作っていた経験から、昔取った杵柄ではないけれど、大学院生の頃はお金がなかったものだから、大学の中で廃棄処分され古い打ち棄てられたパソコンを拾ってきては部品を汲み上げて、リペアなんてよくやっていました…勉強しながら。とりわけOld Macなんて、高嶺の花だったわけですよ。今のパソコンは処理能力がとても高くなったから、若い学生のみなさんは想像できないでしょうけれど、昔のパソコンってのは亀のようにとてもとても遅かったんですよ。だから、ラップトップPCなんかの場合には、マザーボードを抜いてはハンダゴテで抵抗付け替えて、クロック周波数のアップなんて荒技をよくやっていましたね。とりわけOld Macっていうのは、普通のPCとは違って部品がモジュール化されていなかったから、システムボードを抜いてはハンダゴテを使って抵抗の付け替えとかして、改造してました。Old Macのリペアというと、今でも思い出すのが、僕が大阪外大に着任した当時スウェーデン語専攻の研究室に打ち棄てられていたPowerBook 2400のリペアです。PowerBook 2400は、IBMが作成に関わったことで知られる(おそらくPowerBookシリーズのなかでは唯一)「サブノート」コンセプトをもった名機とされています。確か、新品だと30万円以上したはずです。それがボロボロの姿になって、誰にも使われず埃を被っていた。すでに廃棄処分対象にあがっていたものですから、僕はそれを引き取って、ネットオークションで取引されているPowerBook 2400の部品(とりわけ外装)を一つ一つ自腹を切って購入し、美しい姿で現状復帰させました。いつだったか、名古屋で開かれた研究会にそれを持参したらICUの高澤紀恵先生から「私もこれもってるんだけど、これってそんなによかったの?」と質問を受け、リペアするだけの価値ある一品だとトートーと説明したのを覚えています。今でも研究室に保管してありますが、MacOS 8.6だけれどもちゃーんと動きますよ…しかも無線LANまで使えるようになっている。で、今日は床に伏せながら、そのときのことを思い出しつつ、とりあえずはThinkPad X40の外装から総取っ替えからはじめようと。これなら中古のThinkPad X40を買うよりもずっと安くあがるし、仕事と勉強の合間の良い気分転換にもなるでしょう。自分の世話になっている道具を大切に使い続けるということは大事なことと思います。けれど、こうした自分の手によるリペアは、技術にそれなりの自信がある人が常に自己責任で行うということが大原則。メーカーの保証は完全に受けられなくなりますから、万人におすすめできるものではありません。

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