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2006年8月22日 (火)

我が青春の文学部図書室

どうしても読みたい古い(1962年)論文があって、大阪外大図書館で扱える電子ジャーナルには限界があるものですから、いてもったってもいられず東大本郷法文2号館の文学部図書室に訪れました。(昔なじみの西洋史学研究室は、この日は閉室日だったみたい。)

大阪外大の職員証を見せて、名前を書いて、速やかに書庫へ。所望の雑誌バックナンバーをサクッと見つけ、当該の書類に書誌情報を書き込み、サクサクっとコピー。文学部図書室で作業をするのは数年ぶりですが…体が覚えているっていうんでしょうか…「あ、あの雑誌はこの辺だったな…」といった感じで、スッと体が書庫に引き込まれていきました。

10年近い本郷での学生生活のなかで、文学部図書室はおそらくもっとも時間を費やした場所です。(東大大学院人文社会系研究科(西洋史)の場合、談話室はありますが、院生には作業用の研究室がありません。)欧米雑誌のバックナンバーにあたり、海外研究機関への文献発注を行い、マイクロフィルムを読む…そんな一連の作業過程を僕が覚えた場所は、ほかならぬ文学部図書室でした。

久方ぶりに法文2号館の4階まで登っていって、古いパルプ紙の焼けた臭いが満ちる書庫の雰囲気に、「ここが自分の勉強の原点だ」とばかり、心が落ち着きました。(この日の夕飯は昔なじみのヴェトナム料理の『ミュン』。生春巻き、揚春巻き、イカ団子、お粥などなど、十年来味は変わっていません。僕はここでヴェトナムの生春巻きの美味さを知りました。そしてこの日の宿泊先はフォーレスト本郷。いつも快適な宿泊環境ですが、一階の(これまた昔なじみの)フランス料理『ルヴェ・ソン・ヴェール』は改装中なんですね。リニューアル後が楽しみです。)大阪で嫌なことがあったら、ときにはフラッと本郷を訪ねてみよう。

最近はインターネットの充実で電子ジャーナルなどに頼る機会が増えましたが、学生のみなさんにはそうしたヴァーチャルな手法だけに依存せず、実際に図書館・文書館へ赴いて書庫に籠もり、汗をかきながら論文や資料を稼ぐ機会を経験してもらいたい。そして、(図書室であったり、書庫であったりする必要はない…記憶の片隅にあればどこでも良いと思うのですが、)かけがいのない大学生活の原点に立ち戻ることのできる場所を見いだしてもらいたいと思います。

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