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2006年6月22日 (木)

バーンスタインばかり聞いている

ここ数日の大阪はあまりにも暑い。暑さに負けて、最近は大幅にラフなスタイルに変更。おまけにiPod nanoを首からぶらさげるだけの、手ぶら通勤励行中。行き帰りのバスは、貴重な休息時間です。iPod nanoなのですが、実はイラチな僕は、鞄の中でこんがらがっちゃうながーいイヤホンケーブルが嫌で、嫌で、最近iPod nano Lanyard インイヤー式ヘッドフォンってのを使い始めたのです。もう半年以上使っているiPodですから傷だらけだし、もとより「外皮を被せる」という発想が大嫌いですから、ケースなんてなくても構わない。これを使い始めたら、ケーブルが絡むなんてこともなくなり、快適そのもの。ただ、ぶらぶらと首からiPodをぶら下げてている姿は賛否両論わかれるところでしょう。事務方から何か言われるまで、続けてみようと思っています(笑)。

リゲティが死んだということから、Atomospheresでも聞き直してみるか…ということからはじまり、ニューヨーク・フィル時代のバーンスタインの録音を網羅的にリッピングして聞いています。アイブズ、ハリス、トムソン、ダイアモンド、バーバーといったアメリカの作曲家はもとより、大時代的表現で溢れているバッハやヴィヴァルディだとか、あまりのテンポの速さで切れまくっているレスピーギ、バルトークにストラヴィンスキ。もちろんガーシュインだとか、バーンスタインの自作ものも外せませんが、ルイ・アームストロングが参加しているコンチェルト・グロッソ「セント・ルイス・ブルース」なんてのも外せない。

この演奏は曰く付きで、セント・ルイス・ブルースといえば1910年代の悲哀に満ちたアメリカ黒人社会から産まれた名曲ですが、昔NHKで放映されたとある番組では、この曲を世に出した“ブルースの父”W.C.ハンディが、1950年代にルイ・アームストロングとバーンスタインが一緒になって演奏している姿(それの録音が上のコンチェルト・グロッソ)を見て涙していたシーンが流れて、それはまさにアメリカ現代史の縮図であって、ハンディにとっては万感迫る思いだったろうよと感じさせ、見てるこちらも目頭が熱くなったことを記憶しています。(なんていう番組だったのかな?セント・ルイス・ブルースってのが、第一次世界大戦(黒人編成部隊の話)や第二次世界大戦(ユダヤ人収容所とナチの対外宣伝に利用されたココ・シューマンの話、硫黄島で玉砕した日本兵の遺品のなかにセント・ルイス・ブルースのレコードが残されていた話)とか、「世界戦争の世紀」の産物っていう筋で紹介されている実に素晴らしい番組でした。)

今時の機能的に洗練されたオーケストラとは異なりますが、がさつながら躍動感に溢れるバーンスタインの演奏は、気分を高揚させるにはもってこいです。

 

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