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2006年6月13日 (火)

僕は勉強する時間がほしい

海の向こうではリゲティが死んで、日本では岩城宏之氏が亡くなられたとの報に接しました。作曲家・指揮者の違いはあれ、二人とも20世紀現代音楽の旗手だったことに違いはなく、なんだか現代音楽が昔のものになっていくようです。

さて大阪外大のみなさんには、今日は急用で休講にせざるを得なかったことを、あらためてお詫びいたします。なんだかんだと本当に忙しい毎日なのですが、会議でいつもご一緒する某先生から数週間前に「一日30分は論文や研究書に目を通していないと馬鹿になっちゃうよね」と言われ、それはそれで実践しています。ここ数週間、柴田三千雄先生の『フランス史十講』、樺山紘一先生の『地中海』、小田中直樹さんの『日本の個人主義』、苅部直先生の『丸山真男』など、新書の新刊は結構面白い。バスの通学時間がもう少し長ければと思うほど。とりわけ前三者はフランス史研究の三世代による対象へのアプローチの仕方や語り口などを比較しながら、楽しく勉強させてもらっています。

某掲示板でも話題にあがっていたHistorical Researchに所収されているS. Raynolds女史の"Empires: a problem of comperative history"も首尾良く入手し、斜め読みはおおよそ終わりました。帝国論については、実のところJ. H. Elliottの最新刊Empires of the Atlantic World: Britain and Spain in America, 1492-1830を発注していて、その到着を心待ちにしているのですが、こちらはもう少し時間がかかりそうです。Elliottについては、同僚から17世紀後半で終わっている『スペイン帝国の興亡』のその先が書かれているらしいとの情報を得て、即座に発注。彼の所説はスウェーデン史を研究している側からもいろいろと刺激を受けます。Composite monarchyは言うに及ばず、例えばElliottが帝国の政治的表象をいう際に言及するAvis principleという概念など。(Cf. "Power and Propaganda in the Spain of Philip IV. "In J. H. Elliott, (ed.), Spain and its world 1500-1700, Yale Univ. Press, 1989.)

願わくば、僕はもう少し勉強できる時間がほしいです。今はただひたすら堅忍力行、堅忍力行…。

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