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2006年4月17日 (月)

カタルシス、カタルシス!

久しぶりに枚方へ遠征しました。今日から関西外大での講義が始まったためです。(関西外大のみなさん!この下の発言に、来週の講義ファイルをアップロードしましたので、お忘れなく。)大阪モノレールと京阪電車を乗り継いでの行軍は、いつも楽しいものです。モノレールから眺めることのできる摂津の新幹線操車場(鳥飼基地)あたりはまだまだ桜が見事でした。

今日の関西外大の授業では、心地よさ全快のカタルシスを久々に得ました。いやー、講義って、ほんとーに楽しいですね。講義形式の授業としては、今年度に入って今日が一発目だったのですが、学生諸君の前で講義することが、こーんなに気持ちが良いものなのかと思いました。(学生のみなさんに対しては、僕の独りよがりになっていなければ幸いなのですが。)授業終了後、非常勤講義室で他の非常勤の先生方から、「古谷さん、阪大との統合は大変だと言っているわりには、なんだかすごく爽やかそうですね。」と図星な指摘を受ける始末。いや、ほんと…阪大との統合協議なんて忘れて、実に爽快な時間を学生のみなさんとともに過ごさせてもらいました。(今日のカタルシスが、阪大との統合協議の反動から、さらに増幅されたことは言うまでもありません。)

もちろん大阪外大での授業でも全力投球には変わりはありません。しかし今年の関西外大の授業は蓋を開けてみたら、受講してくれている学生さんの数が100人を越えていて…まぁ、マイナーな北欧のことを講義する者からすれば、これは驚天動地の数。大阪外大では少人数で、少数精鋭ための授業を展開していますが、たまには多くの聞き手のみなさんに僕の北欧の話を聞いてもらうのも良いものです。もちろん、期末の成績付けの負担には不安がありますし、これだけ大人数だと学生の顔を一人一人覚えられないのがなによりも残念です。

たぶん僕が変なのだと思うのですが、僕は僕の話を聞いてくれる人が多ければ多いほど、聞いてくれる人が僕自身の感じている楽しさを共有してもらえるように、なんだか話に熱が入ってくるんです。

(僕は学部時代に一高東大弁論部というサークルに入っていましたが、まさかその血が騒ぐってことはないでしょう。某大手予備校で世界史の授業を担当させてもらった経験は大きいです。学生向けの講義の訓練するという意味で、院生の皆さんには、是非機会があれば積極的に経験を積んでもらいたいと思っています。大学の教員は教員実習も、教員免許もなく、いきなり学生の前に講義で立たされますからね。)

聞き手が少人数か、大人数かなど、場と状況に応じて講義の話し振りや身振りは替わります。それぞれに適した作法があるのですが、その作法は口で説明してくても、うまく説明できるものではなく…ときに気がついてみると、いつの間にか、何かに取り憑かれたように自然と振る舞えているんです。これがドンぴしゃ!と決まったときのカタルシス効果は劇的です。

僕の想像では、そうしたカタルシスが得られたときの講義は、聞き手のみなさんも楽しさを共有してもらっている場合が多いんじゃないかと思います。実のところ、僕は講義中、一句語る毎に誰か学生の顔を見て、表情を確認し、その先に進むべきか、もう一度同じことを繰り返し説明すべきかを瞬時に判断していますので。で、そんなことを繰り返しつつ講義も最後に至ると、聞き手の表情から安心感を得て、気持ちが解放されて爽快感が増幅するのじゃないか…と思っています。

講義はもちろん自分の研究に裏付けられた知的議論を学生の皆さんに披瀝する場ですが、生理的にはひょっとすると爽快なカタルシス効果を求めて続けているのかも知れません。いやはや、いずれにせよ、どこの大学でも、熱心に耳を傾けてくれる学生のみなさんには、感謝の言葉しかありません。講義準備の甲斐があったというものです。

明日はいよいよ大阪外大での北欧史一回目。これも語っちゃおう…っと。

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