最近のトラックバック

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 帰阪しました | トップページ | とりあえずIntelMacについて »

2006年1月 7日 (土)

仕事始めと「やしきたかじん」

今日は土曜日でしたが、一応僕としては仕事始め。大阪外大の研究室に出向いて、大阪の某テレビ局が放映している某バラエティ番組のインタビューを受けました。寒さ厳しいなかを土曜日にもかかわらず、箕面の山奥までお越し頂いた番組製作スタッフの方々には、感謝申し上げます。インタビューの回答の出来が実にふがいなく、適切ではないと判断する部分も多々あるため、個人的に反省することしきりであり、従ってここでその番組が何なのかを紹介することはいたしません。(視聴率アップへ貢献できず申し訳ありません。)もし運良く(あるいは運悪く)ご覧になられた方がいらっしゃったとしたら、遠方より大阪外大までお越し頂いた番組製作スタッフの方々のご尽力のみを記憶にとどめていただき、僕のことは忘れてください。

ただ一言。そのインタビュー内容は、かつて(2005年5月24日)このブログで発言したやしきたかじん氏に関するものでした。「パネル芸」と呼ばれるたかじん氏によるプレゼンテーションの魅力についてはその発言をご覧いただくとして、柄にもなくテレビカメラを前に緊張してしまい、(またインタビュアー氏のアドリブによるいくつかの質問に戸惑ってしまい、)本来の伝えるべき内容がそのインタビューで伝えられていないとするならば、僕に声をかけてくれたたかじん氏ならびに番組スタッフの方々への仁義が果たされていないと思うので、ここで僕がたかじん氏のプレゼンの何がすごいと感じているのかを簡潔に整理しておきます。

  • 番組視聴者・観覧者・共演者だけにしか共有できない情報を公開することにより、プレゼンを共有する者同士の「共犯関係」の作り上げ方が実に巧みであること。
  • あらかじめ用意されたパネル上の情報をリアルタイムに修正・批判するようなプレゼンを行うことで、聞き手の緊張感・集中力を首尾一貫させるような「ライブ感覚」が実現されていること。
  • 日常的に話し手と聞き手が共有できる(最近流行の)いわゆる「あるある芸」的なネタではなく、周到・綿密な情報調査のうえに社会的な視点が維持されていることで、世代・性別を超えて賛同を得られる論陣を展開していること。

大きく整理すれば、以上の三点に尽きます。インタビューの途中では「好きな芸人・嫌いな芸人」(好きな芸人は社会をよく観察しているという点で譲れないのですが、嫌いな芸人では(編集でカットされていることをのぞみますが)本当は心底嫌いではない人を挙げてしまいました)とか、「テレビ好きの理由」(これは適切に答えるならば、幼い頃、テレビを自由に見ることのできなかったことの反動だと答えるべきだったでしょう)とか、想定外の質問にかなり動揺してしまいました。また、場のノリからたかじん氏本人が利用された「差し棒」を手にして授業シーンをアドリブで再現してしまいましたが、本来たかじん氏の「差し棒」を前には恐れ多くてそのようなことをすべきではなかったかと思います。

しかしながら、こうした回路を経由しながらも、まずはたかじん氏のプレゼン力がいかにすごいものかが伝われば、望外の幸せに感じますし、ついでながら大阪外大という大学にはこんなヘンテコな教員もいるんだ…(願わくば、大阪外大はそんな人間もいられる包容力のある環境なんだ)ということも伝われば嬉しく思います。個人的には番組スタッフから頂いたたかじん氏が実際に使っていておれてしまった「差し棒」をわが研究室の「宝」として大切にし、僕の下手なプレゼンを戒めるためのお守りにしたいと思います。インタビューは編集次第でおもしろくもできるのでしょうが、ある意味、大阪に生きる者としては誠に光栄な仕事始めだったと言えるかもしれません。

« 帰阪しました | トップページ | とりあえずIntelMacについて »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 仕事始めと「やしきたかじん」:

» やしきたかじんという男 [芸能人 今日のできごと]
やしきたかじんという人は、大阪ではすごい人気なんですよね?! 「今さら、何やぁ~!」って言われそうですが、我々、関東人は正直、 やしきたかじんさんの大阪での活躍をあまり知りません。 写真転載 ...... [続きを読む]

« 帰阪しました | トップページ | とりあえずIntelMacについて »