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2005年12月24日 (土)

息子との一日

クリスマスイブの今日は息子と二人でゆっくりと過ごしました。息子はこの12月で3歳になりました。 僕は自分自身の子供の頃の記憶をあまりはっきりとは持っていないのですが、 それでも3歳になったときにプラモデルを作りはじめた記憶があります。ということでその記憶に倣って、 息子が3歳を迎えたのを機に今日彼はじめて二人でプラモデルを一緒に作りました。

僕の部屋には、大阪に移って以来コツコツと収集してきたスウェーデン空軍の飛行機のプラモデルが未製作のまま積まれています。 そのコレクションのなかから息子とはじめて製作するプラモデルとして、イギリスの名門AirFix社製によるSAAB J-32 Viggenの単座型(1/72)を選びました。スウェーデン空軍で採用されたスウェーデン国産戦闘機・迎撃機については、 いずれ機会をあらためて発言したいと思いますが、Viggen(スウェーデン語で“雷”)は烏賊のようなデルタ翼が特徴的な迎撃機ですので、 我が国でも意外と知られているのではないかと思います。

息子にはニッパーを握らせ組み立て図の番号と部品の番号を一致させて部品を切り取ることや、接着剤の使い方など教えましたが、 なかなか飲み込みがはやい。ランディングギアなどの細かい部分は危ないので組み立てませんでしたが、 本体部分だけで30分もかからずに組み終えてしまいました。塗装はなしの、いわゆる「素組み」状態です。息子はかなり喜んでいますが、 僕はAirFix社の製品のできの悪さに辟易としました。今回組んだキットは20年ほど前のヴィンテージものなのですが、 接着剤不要で組み立てられるスナップフィットなど最新の技術が投入されている日本製のプラモデルとのできの違いに愕然としました。 接着剤を使う必要があるのはスケールモデルとしては仕方ないにせよ、バリが多かったり、部品のかみ合わせが悪く、 組み上げても隙間が残ったり…とにかく粗雑な作りなのです。

この話を飛躍させ比較文化論めいた話を展開するつもりはないのですが、宮大工による寺社建築などで絶妙な「組み上げ」の技術に日常的・ 歴史的に触れてきた日本の技術をめぐる環境があってこそ、ハセガワだとか、田宮模型だとか、 バンダイだとかのすばらしいプラモデル文化が我が国には蓄積されているのだろうと思いました。(いやはや…ほんと、 こんなAirFixのものに比べるとガンダムなんてもものは作りやすくて恐れ入ります。)粗雑なつくりの洋物のプラモデルは、 息子に最初に与えるべきものとして不適切な選択だったと思います。

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