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2005年11月15日 (火)

近藤先生、やはり駄目です!


今回もやはり駄目でした…郵便局を使ったデンマークへの国際送金です。東京大学大学院の近藤和彦先生が主催されている掲示板で、近藤先生はドイツ(あるいはオイロ圏)との円滑な送金に感心されていました。(掲示板における発言1119〜1121を参照のこと。)しかしながら、ここ北摂と北欧との間の障壁はとても大きいようです。


先週末にやっとのことで時間をつくって、遅れに遅れていたデンマークへの送金に駆けずり回っていました。最初はいつも使っていた融通の利く大学の近所の小さな郵便局へ行ってみたところ担当者が変わっており、当初予定していた銀行口座宛て送金には相手口座のある銀行支店名とその銀行支店の住所が必要との一点張り…。そんな情報、先方の書店からの明細には一切書かれていない。この件については対応する人によって、まちまちで今までも銀行の住所が不明でも送金できていた経験はありました。(だって口座番号があれば十分じゃないですか。)


で、僕の同僚のデンマーク語の先生がたまたま同じ書店を利用していたことがあって、彼のご厚意で郵便振替口座を教えてもらい、再度挑戦。今度は北摂では割と大きい○○郵便局へ赴き、デンマークへの送金がやっとのことで完了したと思いきや、今日先ほど研究室へ着てみたらその郵便局から連絡があって、「あぁ、こりゃまたやばいかなぁ…」と思っていたら、案の定デンマークへの送金仲介の手数料分が支払われておらず、未納分をもう一度払いにきてもらいたい…当然書類の修正も必要とのこと。そう、デンマークにしろ、スウェーデンにしろ、昨年から直接送金することができなくなり、ロンドンを経由してからでないと送金できなくなったのです。その迂回分50DKK(デンマーククローナ)が今回支払われていないということ。


この不可思議極まりない迂回制度の意味するところ、全く理解できないのだけれど、いまだユーロ圏に属していない北欧諸国にはグローバル化も、ヨーロッパ統合も「向こう岸」の火事のよう…そのかわり19世紀以来の多角的決済システムの中核たるロンドンに個別的に繋がる構図にあるんだと実感…というかいつの時代の話だ?…21世紀だぞ、21世紀、北欧諸国の金融市場にグローバル化の波は到来してないのか、一体なんなんだ!結局、「西欧」(あるいは現代で言えば「ユーロ圏」的世界)から見れば、「北欧」ってのはかつてゲルツェンがいってたような意味での「向こう岸」(…ありゃロシアの話でしたけどね…カウンターアイデンティティとのしての本質は変わらない!)のまんまじゃないのか…、論者によっては地域間協力の先をいく、福祉体制の先をいく前衛的な実験社会とも言われる「北欧」だけれど、とどのつまりヨーロッパ世界の辺境でせまっくるしい「おらが村」を論じてるだけの後衛的な閉鎖社会なんじゃないか!というか、僕のこの憤懣の矛先はいったいどこへ向ければいいんだ?誰か、なだめてください…。


こちらもその場で確認しなかったのはいけないのですが、てっきりそれを含んだ上での送金手数料だと思っていました。ふー、これで郵便局からの国際送金に「何連敗」したのだろうか…。今回は○○郵便局の担当者の方のご厚意でその分を一時立て替えて頂き速やかに送金はしていただけることになりましたが、また時間をつくって郵便局へ行かねばならないというのは厄介。(最近、郵便局の方々のサービスはよくなっているので無碍に批判できないのですが、そもそも郵便局も対処に困るこうした国際送金制度の複雑さは地域文化研究の大きな障害の一つになっている!)もうこの件については、半ばあきらめかけています。というわけで、近藤先生、今回もやはり駄目でした。

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コメント

>この憤懣の矛先はいったいどこへ向ければいいんだ?誰か、なだめてください…。

 宥めることになるのかどうか。12日、史学会大会シンポジウムで見ていただいたロンドンの新聞(1715年6月21日号)の一面トップは、ロンドン関係でもマンチェスタ関係でもなく、ズント海峡、あるいはリューベクにて thousands of ducats for the King of Sweden... がどうしたとかいう記事です。
 18世紀初頭には、ヨーロッパ経済の中心はロンドンではなく、ネーデルラントであり、その繁栄を支えていたのは、北海・バルト海コネクションだった、というのは、12日の報告を補強する事実だと思います。それだけ北方戦争のゆくえが全欧的関心をよんだわけです。日本の郵便局ないし金融業を牛耳っている人々の「歴史認識」にも問題があると思いますよ。

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