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2005年11月 9日 (水)

復活の狼煙


一週間ほど、あまりに忙しくて発言を控えてしまいました。とはいえ今の僕に時間の余裕ができたというわけではなく、あいかわらずの綱渡りな自転車操業の日々です。きっとこうして忙しいままに年をとり、やつれて、老けこんでいくんだなぁ…実感。白髪が増えまくり、この間はじめてお会いしたテレビ局の方に34歳だと答えたら、えらく驚かれた…。そんなに老けて見えるのか…僕は。(昔は大学の合格発表の季節になると、わざとサークル勧誘のひとたちの群れを通って、自分が新入生に見えるか否かで、見てくれの若さを判断していたのですが…東大にいた頃は博士課程に入っても、ずっと声をかけられていました。)どうやってこの発言のブランクを取り返そうかと思っているのですが、あまり意気込みすぎるとうまくいくものもうまくいかなくなるものですから、つらつらと思いついたことから順番に発言していくことで、ブログ系大学教員としての復活の狼煙をあげたいと思います。


それからコメントを頂いている方々にも、これから返答を差し上げたいと思います。即座に対応できず申し訳ありません。


まず、論文(の草稿…90%以下の完成度で出してしまいました…関係者の皆様、もうしわけございません…)脱稿。nation(ネイション)やfädernesland(祖国)といった近世スウェーデンにおける帰属意識の歴史的展開にかかわる論文で、そのおおよそは10月末のバルト研で報告したものです。そのときの発言もまだ未完なのですが、近世イギリス史研究で話題になっていたD. アーミテージの『帝国の誕生 ーブリテン帝国のイデオロギー的起源』を読んでいたら、なんだか似たような話の筋で、正直がっかり。こうしたテーマはもう誰かがやっていそうなので、脱稿とともに新しいテーマ…というか、昔からやろうとしていたテーマでいけないかと電撃的に模索中。(なんでも後腐れなく「切り替え」をスパすぱっとできるところが、自分のいいところでしょうか…オフィシャルな生活でも、プライベートな生活でも。買い物なんて、僕は10分も時間はいりません。PDAだって、使えないと思ったらをすぐ捨てる。そもそも僕のスウェーデン史研究だって…(恥ずかしいので略)。)


おそらく次のテーマはスウェーデン軍とスコーネ。先週末には長崎大学で開かれた『軍隊と社会の歴史』研究会に参加したのですが、そこで姫路獨協大学の丸畠宏太さんから伺ったドイツ第二帝政における徴兵の原簿とされた壮丁名簿と軍隊に入ってからの兵籍名簿の話は史料論として刺激的で、そこから読み止める情報量は膨大なもの。あとはどういう切り口で迫るかなのですが、例えば、スウェーデンの場合も近世以来こうした徴兵名簿の類がKrigsarkivetを中心に残されていることは知っているのだけれども、大学院生のこと勉強していた軍隊から次第に関心が離れていってしまって、まだそうした史料を直接使ったことはありません。スコーネの「スウェーデン化」→複合国家論→nationやfäderneslandといった帰属意識といった感じで研究が推移していたのですが、そこから原点に戻ってスコーネの地域性を軍隊関連の史料から何か読み取れないものかと、現在思案中。これは複合国家論を地域社会の視点から実証するものにしたいと考えるわけですが、なかなか難しいと思われることは壮丁名簿とか見ていても、そこにある情報からいかなる切り口で地域的特性を導きだし、解釈するかのか、そのパースペクティヴがなかなか思い浮かばないこと。徴兵は軍管区単位で行われているのにね。誰かヒントをください。


こんなところから自分の研究にも復活の狼煙をあげたいと考えています。

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