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2005年10月26日 (水)

唖然、呆然…

いろいろな仕事を抱えていると、どうしても家庭のことは疎かになりがちで、(それでも休日くらいはお手伝いに努めますが、)この点、妻に任せきりで感謝の気持ちは大きいものがあります。家庭のことはすべて妻にイニシアチブがあるのだと思っていますから、何をされても良いのだけれども…昨晩大学から帰宅してみたら、僕の書斎として使っている部屋がすっかり片付けられていて、これには呆然。

新しい本棚を購入したから、古い本棚にあったものを一時的に居間に移動させたらしいのですが…、問題は僕の頭のなかに記憶の上で整理されていた本、書類、CDなどなどがすっかり移動させられており、全く今はどこにどれがあるのかわからないという状況。昨日は同僚のデンマーク文学の先生からさる日曜日にサントリーホールで行われた6年ぶりのポゴレリチ来日リサイタルの話を聞いたものだから、夜の勉強時間にポゴレリチのCDを聞こうと思っていたのだけれども、それももうどこにあるかわからない。それ以上に深刻なのは、今執筆中の論文で使った文献がどこに移動させられたのかわからないこと。基本的な書誌や引用の情報はパソコンに控えてあるとはいえ、最終的に脚注をつけている段階で確認がとれないことは致命的。

確かにあまりに乱雑にCDや本が散らかっていた僕の書斎は、整理好きの妻には格好の対象だったかも知れないけれど、あと一週間待ってほしかった。とはいえ昨晩は何も反論はせず、妻と彼女を手助けしたという息子の労をねぎらいました。妻が言うには、2歳10ヶ月になる息子は喜々として数千枚はある僕のCDコレクションを居間へ移していたそうな。こんな話を聞いては、もうありがとう、ご苦労様(涙)としか言えません。今回の件については、慣れた環境が失われたという点でパソコンデータのクラッシュのような問題と共通する問題なのですが、物理的に修復可能なパソコンとは異なり、記憶の上での分類が失われたということで、それ以上に深刻な問題です。ですが、これが家族の善意からなされた結果なので…もう笑ってすますしかありません。

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コメント

 ぼくも似た経験があります。何年も前、妻が大学にやってきて乱雑なぼくの机の上(机の表面が見えなかった)とその周囲をきれいにしてくれた...足の踏み場をつくってくれた。「わからなくなるといけないとおもったから、これとこれとこの段ボールに入れましたからね。/この袋をとっておくの、汚くなるから止めたほうがいいよ。」
 無秩序のなかにある秩序--これはひとには説明できないが、しかし、身体感覚的なもので、とても大事....もしかしたら本質的。そのあとしばらくぼくは仕事ができなくなった。
 以後、オフィスでも自宅でも、彼女はいっさい手伝ってくれなくなりました....!

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