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2005年9月21日 (水)

その後のSR-E10000


最近は論文執筆に集中しています。最近の勉強スタイルはPowerBookをメインとして、VirtualPC上に起ち上げたWindows ME(英語版)でスウェーデン語辞書を動かしながら文章を書き、英語と日本語については机上に置いた電子辞書SR-E10000を併用するといった感じです。このブログのアクセスを解析しますと、ほぼ毎日SR-E10000をキーワード検索してこのブログに来訪していただける方がいます。なるほどSII社のフラッグシップ機ですから関心も高いのかなぁ…(…高価な道具なので、「人柱」的報告は貴重でしょう…)と思いましたので、その後の使用感を記しておきます。一言でまとめるならば、「こいつはだるい」といった感じです。


僕自身電子辞書機能に特化した電子辞書を本格的使い始めたのはこのSR-E10000がはじめてなので、比較の対象がなく極端な感想かもしれません。しかし…こいつは「だるい」。「だるい」と思わせる最大の理由は起ち上げ速度が遅いことです。この遅さは今から15年ほど前に鳴り物入りで登場したEPWING機(いわゆる電子ブック)を使っていた頃を思い出させます。


SR-E10000は乾電池で駆動していますから、省電力を目的に(初期設定では3分後、今僕はとりあえず5分後の設定で)一時シャットダウンするわけですが、「いざ検索!」と思い検索ボタンを押して検索可能になるまで3〜4秒…。一度立ち上がってしまえば検索速度は快速ですが、その起ち上がるまでの数秒間のタイムラグが「だるさ」を感じさせる最大の要因です。たかが数秒のことでも、文献を精神集中しながら解読しているこちらとしては思考が中断させられてしまいます。はたしてこうした思考中断を頻繁に起こさせる道具は、真の意味での知的道具と言えるでしょうか?


SR-E10000はこれまでのSII社の電子辞書とは異なり、膨大な辞書コンテンツを含んでいますから、起ち上げの際にそれらコンテンツのインデックスをスキャンしていると考えれば、この「だるさ」はSR-E10000に固有の問題であって、ほかの電子辞書には見られないことかもしれません。


それからモノクロ液晶での文字表示が実に醜く…見にくい。SR-E10000では大中小の三段階で文字サイズを変更できますが、一画面あたりの情報量を多くしようと小サイズ表示にすると文字が小さくて見にくく、中サイズ表示にすると今度は一画面あたりの情報量が少なすぎてスクロールを多用せねばなりません。この中間サイズの文字表示があればよかったのですが…文字サイズの設定は細やかに行えるものが良いですね。


かなり酷評してしまいましたので、SR-E10000をフォローする感想を述べるならば、さすがに辞書コンテンツの豊富さには救われることがしばしばあります。「だるさ」や表示の見にくさにもかかわらず僕が使い続けている理由は、こちらが求めているたいていの語義に的確に行き当たるからです。 ですからSR-E10000は辞書としての本質的機能を全うしていると言えるでしょう。(そんなの当然と言えば当然…コンテンツが良い内容なのですから。)それから(繰り返しになりますが)一度起ち上がってしまえば、辞書の切替も、表示の切り替えも、検索も快適です。が…「高い」買い物でしたから(悔しくて)、せめてそのもとをとるまでは使い続ける(…はたして業績いくつぶんになるのかしら…)というのが正直なところでしょうか…。最後の文は全くフォローになっていませんねぇ…そんな感じでSR-E10000は機械としてはフォローしがたいブツです。


電子辞書はカタログにある豪勢な仕様だけに目を奪われず、実際にいくつかの機種の動作を店頭で比較してから、自分の感性に合致するものを選択するべきです。

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コメント

E10000ですが起動中でも1~2秒後にはキー入力を受け付けるんでタイミングに慣れると
3~4秒も待たずに辞書引けるようになりますよ。
知ってたらごめんなさい。

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そのときの勢いでつくってしまったウェブログをいくつも保持していますので、1日に複 [続きを読む]

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