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2005年9月 7日 (水)

大学に届いたメールの転送方法


一昨日の発言でGmailをご紹介しました。このGmailをはじめ、一般的なWebメールは、ネットに接続された端末からWebブラウザを通じてメールを送受信できるという普遍的な利便性をもっています。@niftyなど、一般的なネット接続代行業者から提供されているメールアカウントの場合、最近ではWebメールのサービスやメール転送サービスが提供される場合が多くなりました。しかし、例えば自らが所属している大学から付与されているメールアカウントの場合、そこに届いたメールがWebメールへ転送されなければ、結局ローカルなパソコン環境を持ち歩きメールクライアントソフトを用いる必要がでてきてしまいます。(もちろん一部の先進的な大学ではWebメールサービスやメール転送サービスを公開していますが。)そこで今回の発言では、大学のメールアカウントに届いたメールをWebメール上に転送する方法を整理します。


転送方法の骨子は、大学のホストコンピュータ上に設定されている自らの領域に .forward というファイルを作成するということになります。.forward のなかには、(1)自らの大学から与えられているユーザーネームと(2)転送したいメールアドレスを書き込むだけです。


この .forward を設定するには二つの方法があります。まず自らのローカルなコンピュータ環境上でテキストファイルを作成し、FTPを用いてそれをホストコンピュータにアップロードするという簡単な方法をご紹介します。


この方法の場合、まず適当なテキストエディタを使って、.forward.txtというファイルを作ります。そしてそのファイルのなかに以下の内容を記述して保存します。

\○○○,△△△@□□□.com


この事例の場合は、大学から与えられているユーザーネームが○○○で、△△△@□□□.com というメールアドレスに転送したいということです。この記述を行うと、大学のホストコンピュータに届いたメールを蓄積したまま、メール転送が可能になります。次にFTPソフトを使って、ホストコンピュータから提供されている自らのFTPディレクトリに接続し、public_htmlという名前のフォルダと同列の場所に、ここで作成した.forward.txt をアップロードします。最後にアップロードしたファイルの名前から.txtを削除して、.forwardとします。これで作業は完了です。


次にご紹介する方法は、 sendmail というメールサーバソフトを採用しているUNIXで管理されている大学のホストコンピュータで適応できる方法です。おそらく通常の大学ではサーバはUNIX系のシステムで運用されていると思いますので、汎用性の高い方法と思います。しかしこの方法では、telnetというソフトウェアとコマンド編集の技術が必要になります。


まずtelnet を用いて、大学のホストコンピュータにに接続します。Windows の場合は「ファイル名を指定して実行」に"telnet 接続先の大学のメールサーバネーム"を入力します。大阪外大の場合ならば、telnet webmail.osaka-gaidai.ac.jp を打ち込みます。そうするとまずLogin: という表示がでてきますので、ここで自分が使っているメールアドレスの@より前の部分を入力します。次にPassword: と表示されますので、メールの送受信で使っているパスワードを入力します。


次にコマンドラインに以下のように入力します。

echo \○○○,△△△@□□□.com > .forward


これであとはexitを入力して、サーバとの接続を切断し、telnetを終了すれば完了です。ここでechoの後に入力されている バックスラッシュは、キーボードで \ を入力すればOKです。場合によっては \ で表記されることも、バックスラッシュで表記されることもありますが、気にしないでください。もしエラーがでたり、転送を試みて失敗する場合には、同じようにtelnetでLoginとPasswordを入力した後、


cat .forward


と打ち込んでみてください。これで.forwardに記載された内容を確認することができます。どうしても転送がうまくいかず、.forwardを一度削除してあらたに設定し直したい場合には、


rm .forward


と入力してください。.forwardの設定が消去され、元通りの環境に戻ります。 ポイントはすべて半角文字で入力することと、最初のバックスラッシュ(あるいは\)を確実に入力することでしょうか。もちろん転送先のメールアドレスを正確に記載することも確認する必要があります。なぜならばもしこれが間違ったアドレスだと、例えば最悪の場合、その間違ったアドレスを用いている他人に自分のメールが転送されてしまうからです。一度でも転送がうまくいけば、あとは出先でいながらにしてWebメールで集中的にメール管理をすることができますが、こうしたリスクを伴う設定は常に自己責任の原則で行われるべきであることは言うまでもありません。


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コメント

 有益な情報ですが、やや高級。
 むしろ、一般にはサーヴァ管理者に依頼してやってもらった方が確実だし、また管理者との信頼関係も続くのではないでしょうか。

遠方よりのコメントをありがとうございます。西窓妄人様をはじめ、幾人の方より、やはり「難しい…。」との指摘を頂きました。

(この発言は皆様へ情報を提供することはもちろんのことですが、その一方で自分が忘れないように整理した情報でもあります。)

もちろんサーバの管理者の方と良好な関係を維持されている方には、直接依頼されるのも必要に思います。簡単な操作とはいえ、ちょっとでも入力情報に誤りがありますと、多大な迷惑をかける可能性のある操作に違いはありません。ですから、皆様に理解していただけるように整理し直すことは必要かも知れません。この点、どのあたりがわかりにくいかご指摘いただけるとありがたく思います。なかなかこうした情報をみなで共有するための「共通語」がなく、難しく思います。

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