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2005年8月

2005年8月28日 (日)

アレンジの妙


毎週日曜日の朝といえば、昔も今も『題名のない音楽会』ですが、今朝の企画には思わず開いた口がふさがりませんでした…すなわち「つんくプロデュースクラシック」。いやぁー、羽田健太郎さんがこの番組の主軸となってから随分と長い時間が経ち、その間本当に面白い企画が目白押しだったと思うのですが、今朝の企画はある意味「出色」だったと言わざるを得ません。


つんく氏をはさんで、舞台下手にモーニング娘。そして上手にクラシック娘。(と称する女声コーラス)を配し、オーケストラをバックにオーケストラ曲として編曲されたモーニング娘。の曲が演奏されていました。最後の曲は、モーニング娘。初期の名曲(とされている)「Memory〜青春の光」をつんく氏自らがリードボーカルを務める形で演奏され、僕の妻などえらく感動した様子。(いやはや…クラシック業界も大変ですなぁ…。たしかにモーニング娘。に歌わせるのもいいかもしれないが、つんく氏の独特な歌唱法にのせて聞くのもまた新鮮でよかったかも。)


しかし妻の心のツボにはまったのは、僕から見れば一も二もなくアディンセルの「ワルシャワ協奏曲」ばりのロマンティックなオーケストレーションの為せる技だったと思います。うん、編曲ってのは優秀ならば、どんな曲も魅力的に響かせることができる秘技であって、歴史に名を残す作曲家ってのはたいていどの作曲家もすばらしいアレンジャーだった…。リスト、マーラー、シェーンベルグ…そうした人たちの異形の業績を紹介するに枚挙にいとまはありません。(僕はそうした編曲ものがとても好きなのですが。)そういえば、世界に名だたる冗談音楽祭であるホフナング音楽祭では、コマーシャルソングをいろいろな作曲家の作曲スタイルで編曲した面白い企画がかつてありましたね。似たような嗜好では、フランス国家「ラ・マルセイエーズ」をやはり様々な作曲家の様式で編曲した変奏曲が昔エリック・ハイドシェックのピアノで録音されていましたね…あれも変態趣味高じてなかなか面白かった。


というわけで、せっかくの「つんくプロデュースクラシック」の企画は、行き着くところベートーヴェン風「ラブ・マシーン」とか、ストラヴィンスキー風「ザ☆ピース」とか、アルバン=ベルク風「恋愛レボリューション21」とか…などなどにまで発展させてもらいたいと思った次第です。ハレルヤ!日本のクラッシック音楽界!

2005年8月27日 (土)

なんばウォーク


今日は僕の誕生日だったということもあり、家族揃って僕の行きたいところへ行ってくれるというので、心斎橋のApple Storeへ行こう!ということになりました。せっかくなので、子供が産まれて以来なかなか足を運ぶことのなかったなんばの再開発地区…えーっとなんばパークスでしたか…にも行ってみました。


2歳半になる息子はすっかり大阪市営地下鉄御堂筋線の車内アナウンスをそらんじたようで、道中の御堂筋線のなかでえらい興奮ぶり。妻はようやく首が据わりかけた娘に、定期的におっぱいをねだられて大変そうでしたが、なんばパークスのなかで昼ご飯を食べたAlioli Cucinaというイタリア料理やさんのコストパフォーマンスに満足していた様子。なんばパークスに出店している店の多くは東京にもある店で、妻はそうした店の数々に懐かしんでいました…。「なんだか、東京っぽいねぇ」と。


なんばパークスの開けた雰囲気を楽しんだ後は、心斎橋まで御堂筋を散歩。「東京っぽい」といえば、心斎橋あたりの高級ブティックがならんだ筋はミニチュア版銀座といった感じです。で、そうした雰囲気の場所に、Apple Store心斎橋店もあります。(東京では銀座にありますよね。)あまり広い店舗ではありませんが、しかしコンピュータショップとは思えない洗練された小綺麗な空間は、炎天下の御堂筋を歩いてきたぼくらにとってはオアシスのような場所でした。Mac関連の品がApple Storeに集まっているのは当然ですから、そもそも品揃えはあまり期待していなかったわけですが、Genious Barというサポートカウンターで見かけた、外国人に対する流暢な英語による対応には関心しました。(いつも大阪外大でスウェーデン語や英語でコンピュータ関連の相談にのるときに四苦八苦しますから。)


そのまま戦前の大阪におけるアール・デコ様式を代表する建築である大丸百貨店に入り、パーカーから最近発売されたインシグニアシリーズのマルチファンクションペンを購入して、あとはしこたまウィンドウショッピングを楽しんで帰宅。正直体力的には疲れましたが、なかなか充実した散歩の一日でした。こんな誕生日の過ごし方も良かったかもしれません。

2005年8月26日 (金)

グロテスクな教養


今日僕の研究室のお隣の同僚の先生に久しぶりにお会いして、彼女がなにやらニヤニヤしながら「とても面白い本を読んだのよ」と紹介してくれたので、そのまま生協書籍部に行って即購入して読んでみたのが、高田里恵子著『グロテスクな教養』(ちくま新書)。


はい…一気呵成に読み切りましたから、最近の啓蒙書の類では個人的に面白かったものですね。で、まぁ…ニューアカ批判とか、出版業界批判とか、納得させられた部分も多いわけですが(ご説ごもっともな部分は多かった…著者自身もそうした世界に身を置いている人間だからとても自虐的な批判に満ちた内容なわけですが…)、個人的には「教養あるいは「男の子いかに生くべきか」」に関心をもちました。なぜならばそこに語られていたことは僕自身そのもののことだと感じたから。


この本のとびらに「(受験の勝者は)自分がたんなる秀才、たんなる勉強ができるだけの優等生ではないことを、自分自身にも他人にも示さなければならない」とありますが、僕はそうした切迫した使命感みたいなものと格闘しながら自虐的な日々を過ごしてきたと思います。「未だにそんな生きる化石みたいな人がいたの?」と思われるかもしれませんが、茨城の片田舎で生まれたちょっとばかり勉強のできた少年は、常に東京(中央)の文化的にも経済的にも生まれながらのエリート…に対するルサンチマンで「負けたくない」という気持ちが強かったことは告白しておかねばなりません。いつも「かっこつけたく」てがむしゃらだったわけです。


でもそうした態度にかっこわるさを感じたり、今となって恥ずかしさを感じるようなことはありませんねぇ…。軽やかに知的な言説をふりかざすばかりがのうじゃない…泥臭くたって本質を掴んでいれば恐れるに足らず。むしろ戦前の教養文化の残り香を水戸や駒場で吸った自分は、(…それこそ僕の人格陶冶の出発点には「君たちはどう生きるか」があった!…)ちょっとやそっとの批判には動じない「図太い」人格が陶冶されたように思います。この新書に見られるような教養主義批判はいろいろと出てくるとは思いますが、それ自体あまりたいした批判には思えません。こうした批判には「それで、なに?そんなの当たり前でしょう?」と、ちょっと確信犯的に高踏的でいられる余裕さえあります。ありがたや、教養主義。


僕個人としては、むしろこの本のなかで描かれていない最近の東大生に見られる新たなエリート意識の勃興…すなわち戦前の教養主義に裏付けられたエリート意識とは全く異なる…「ドラゴン桜」なんかにみられるような、受験に勝ち残ればそれで「社会の勝ち組」にまわれるといったような薄っぺらなエリート志向の台頭に危惧を抱きますが。

2005年8月25日 (木)

スマートフォンの欠点


今日は台風が接近しているので、大事をとって自宅研修。で、帰省中活躍してくれたNokiaのスマートフォンのメンテナンスを行いました。乗り換えして1ヶ月あまり、嬉しくていろいろなアプリケーションをとっかえひっかえ入れ替えしていたので、大部OSの中身に無駄なファイルが多くなったようです。まずはそれを一つ一つ”掃除”。どうもBluetoothを使った母艦コンピュータとの接続が安定しないので、Bluetooth接続の設定見直し。これについては、どうも一回、一回、その都度接続を新しく設定しなおすしか方法はなさそう。実に不便。


不便といえば、この帰省中最も不便だったのはVodafone Live!にあるモバイルバンキングができなかったこと。3G端末標準のブラウザからVodafone Live!に接続させた場合、これまでのPDC携帯電話ならば僕のメインバンクである大手都市銀行のサービスがあったものがどうしでも表示されません。で、直接その銀行に問い合わせてみたら、3G端末でのVodafone Live!では将来にわたってその銀行のモバイルバンキングサービスを提供する予定がないとのこと…。なんてことだ!


(その大手都市銀行は近々別の大手都市銀行と合併する見通しなのですが…後者は3GのVodafone Live!でもモバイルバンキングを提供している。今時モバイルバンキングサービスを提供できない銀行など、はやく合併されてしまえ!)


そんなこんなで、やはり携帯できるブラウザ環境が必要かなぁと思い、研究室に埋もれていたLinux Zaurus (SL-C750)を昨日研究室に行ったときに持ち帰ってきました。すっかりバッテリが乾上がっていましたが、なんとか起動…。ん?「Linux ZaurusってPDAじゃないの…お前はPDAを捨てたんじゃないか?」って、つっこみが返ってきそうですが、僕の頭のなかではLinux ZaurusはマルチタスクOSのLinuxが搭載された世界最小のパーソナルコンピュータと考えてます。ほとんどこれで個人情報管理をしようなんて考えていません。個人情報管理はスマートフォン(ないしは紙の手帳)で十分。Zaurusでは、ターミナル使ってばりばりコマンド打ち込んで、がしがし仕事に必要な電子辞書、PDF/Word/Excelビューワ、音楽ソフトなど複数のアプリを立ち上げて使います。液晶も発色が実に美麗で、個人的には今ある様々な液晶デバイスのなかでも一番気に入っている色あいです。


かつて構築した仕事用のZaurusの環境はちゃんと保存されていましたが、問題は通信環境とバッテリ。通信環境は今やスマートフォンだけですから、どうやってBluetooth環境をZaurusに加えるかが問題。良いBluetooth CFアダプタが見つかりません。このままでは単なる電子辞書状態。それからバッテリが完全に劣化してしまっていて、1時間と持ちません。バッテリがもたなければ、こんなのただのブロックに過ぎません。Linux Zaurusを復活させるには、以上の2つの問題を克服する必要があります。後者はバッテリを別途購入すればよいものの、前者については日本にBluetoothがほとんど普及していないだけにCFアダプタを購入できる機会がほとんどなく、実に厄介な問題です。

2005年8月22日 (月)

木内酒造探訪


050822_151200今日は以前このブログで紹介した茨城ですばらしい地ビールを生産している木内酒造を訪ねました。このことについては後ほど発言します。

2005年8月19日 (金)

完全休養

今日は完全にオフ日です。実家で両親のパソコン設定などしています。この実家ではボーダーフォンの3G回線が届いていません。金沢に居たときはこの3G回線のスマートフォンを使ったメールのやりとりで、大学からの仕事を十分にこなせました。(スマートフォンの実力を認識しましたが、やはり複雑なワードファイルの閲覧には荷が重すぎるようです。)

ここ茨城ではそれができません。そんな田舎でも古谷家は古谷家であり、ブロードバンドと無線LAN環境はちゃんと整備してありますから、モバイルオフィスは可能です。それにしても「仕事、仕事…」と言いながらノートパソコンだけを持ち運び(…勉強中の文献もすべてPDF化してノートパソコンのなかですから…)、半分寝転がりながらキーボードにむかっている僕のワークスタイルを見て、両親は「本当に大学教員なのか、お前は?」と訝しんでいるに違いありません…。

(やはりTPOに応じた外見(みかけ)上のワークスタイルっていうのは大切なんでしょうかねぇ?このノートパソコンのこともそうですが、例えばスマートフォンもそう。スケジュールのメモ書きなど、メモ帳に書き込むのと、スマートフォンに書き込むのでは、後者はメールかなにかで遊んでいるように誤解される可能性がありますね。)

2005年8月18日 (木)

ものの買い時

今日は久しぶりに航空自衛隊の百里基地を訪ねてみました。ここは首都圏防衛の核となってきた飛行場ですが、 近々民間の航空機も乗り入れることになったのだそうです。もし百里・伊丹間の航路ができると茨城への帰省が便利になりますが、 そんな日が本当にくるのでしょうか?昨日は小松基地を見てきた直後ということもあり、なんらかの比較ができるかなぁと思ったのですが…残念、 全く飛行機の離発着を見ることができませんでした。冷戦時代には頻繁にスクランブルもあったと思いますが、 最近ではこんな感じということでしょうか。

その後、なにやらブロードバンド回線を使ったテレビ電話に挑戦したいらしい両親の希望を実現すべく、大型家電量販店で買い物。 最近はWindowsMessengerやSkypeなどを使って、気軽にネット通話を楽しめるようになりました。 4年ほど前に僕が一時大阪外大へ単身赴任したいたとき(僕は高槻、妻はルンドにいました)、 妻と僕はWindowsMessengerで会話していました。あの頃は音声だけでしたが、ブロードバンド環境が充実した今、 では動画を使った会話も容易です。今回の出費はLogicoolのQcamというWebカメラを2000円程度だけでしたから、 この技術を用いれば安い投資で遠く離れた孫の顔を見ながら会話をしたい祖父母の願いを叶えることができるわけです。 海外との電話による通話も、知った者通しの会話にこうした技術を使えば、タダ(… もちろん定額の通信料はプロバイダなどに払っているわけですが…)になります。もちろん音声会話だけ必要というならば、 ヘッドセットだけで通話が可能になります。

さて、今回の発言の趣旨はこんなことではありません。実はこの家電量販店で、僕は懸案の髭剃り機購入に踏み切りました。 茨城の実家へ帰ってみると父も、弟も揃ってブラウン社のActivator X BS8785という機種を使っていて、「なんだ!君たちはブラウンのまわしものか?」と訝しんだのもつかの間、 ものは試しとばかりに使わせてもらったら、これが柔らかいタッチにもかかわらず、顎下の細かいところまで深剃りができる。 Activator X の特徴であるアルコール洗浄システムの洗浄台はやたらと図体が大きく、それはマイナスポイントなのだけれども、 毎日肌に触れる道具だけに、清潔であることは欠かせません。なるほど、このBS8785はなかなか良さそうな機種だと思い立ち、 ネットで調べてみたら大手某買い物サイトではしばらく髭剃り機の人気第一位を占めていたのだそうな… そのサイトの掲示板の書き込みを見ていたら、どうやら7月末くらいをもって、どの販売店でもこのBS8785を底値で売り払い、 最近では再び売値が上がりつつあるらしい。

ここでピン!と僕の頭のなかで閃いたことは、ブラウン社のActivator Xシリーズはそろそろ新製品の登場間近で、 在庫一掃がはじまっているなということでした。で、今日訪れた家電量販店の店員さんに聴いてみたら、案の定、 9月初旬に新製品の発売が予定されているとのこと。で、この量販店でもBS8785は、 交換用のアルコール洗浄液を2つばかりおまけしてくれたうえで、大分安い値段で売られていた…。そこで、 大阪へ帰ってから買うのでは遅すぎると判断した僕は購入を即決したのです。買いものをするときに一番難しい点は、新製品を待つか、 底値で買うかということです。この問題は難しい判断を要しますが、新製品の値段となればまた高価になることが予想されましたので、 今回は資金の余裕を見て、型落ち品を安く購入したというわけです。

2005年8月17日 (水)

茨城到着

今日無事に金沢から茨城に到着しました。小松空港(…もう少し小松基地を見たかった…)から羽田空港へ飛び、そこから電車で移動です。飛行機では、国内線で久しぶりにボーイングの767-300に乗りました。普段よくつかう伊丹・羽田間では、(贅沢だと思うのですが)最近はたいていB777-200ばかりです。B777は新しくスタイリッシュな機体で、個人的には好きですが。 B767はヨーロッパへ行けば短距離・中距離路線の主力機なので乗りなれており、なんとはなしに懐かしさを感じる機体ではあります。

東京へ着いてみれば電車好きの息子は興奮するものの…こちらは昨日の宮城沖地震の余波を受けたJR線の混雑に疲労困憊。混雑は東北新幹線に顕著だったことはいうまでもありませんが、僕の田舎のある常磐線は東北本線の補完路線としての機能があるので、例えば今回のように東京・仙台間の東北新幹線に問題があると、同じ路線を常磐線で行こうとする人が増えるので、必然的に混雑してしまます。指定席チケットを買うだけで、一言、疲れました。

(今回の地震でわかったことは、東北の中心である仙台と東京を結ぶ場合、東北新幹線には常磐線といった補完路線がありますが、例えば大阪と東京を結ぶ場合、東海道新幹線が不通になるとそれを補完する路線が見あたりません。現状の北陸本線では大阪と東京を結ぶ時間が、東海道新幹線と比べて長すぎます。長野新幹線とその延伸としての北陸新幹線が必要とされている背景には、そうした意味もあるのですね。)

旅をするといろいろと新たな「味」の発見があるので、そうした発見があったときには疲れも忘れます。最近の東京は、品川も、秋葉原も、六本木も、その変貌にただただ驚愕するばかりなのですが、個人的には子供の頃より自分にとって東京の玄関口だった上野駅の変貌ぶりこそ驚きです。いまやとても綺麗に整備され、東北・常磐方面の方言が入り交じる(一寸薄汚れた)玄関口のイメージは完全に消え去ったかのようです。確かに東北新幹線は東京駅まで延び、この夏開通の第二常磐線「つくばエクスプレス」は秋葉原駅まで延びてしまいました。ですから上野駅から、かつて石川啄木の読んだような場としての性格は完全に消えてしまったと考えて良いのでしょう。そこで今の上野駅に生きる人たちは、いままでの東北・常磐方面へのターミナルとは異なる性格をつくりだすことによって、新たな集客力の開発に積極的であり、その結果が最近の小洒落た上野駅ということになるのでしょう。

「場」の性格も、機能も、歴史的なものであり、時代の要請とともに変貌を遂げるものなのですから、むしろそうした変化に新たな発見をするほうが、「楽しさ倍増」の旅につながります。今日は上野駅構内に、日本酒のラインナップがとても豊富な美味しいお蕎麦やさんを発見。電車の発車時刻まで時間がなかったので、不本意ながらせいろ一枚で終わりましたが、それでもさすがは美味い蕎麦の伝統のある下町上野の店だと思いました。(かつては飲み会の締めに上野・藪蕎麦・そばがき…は定番でした。)最近の上野駅にはアイリッシュパブなどもできていますが、そんなものより日本酒の似合う伝統的なファストフードスタイルがよく似合うと思いました。これぞなかなか「うまい」伝統の革新です。

2005年8月16日 (火)

福井遠征

今日は妻の運転で福井へ遠征。北陸自動車道で金沢西から福井までかっ飛ばします。北陸は日本のなかでも生活のしやすい地域の上位にいつもランキングされますが、それはただ美味しいものが多いというだけではなく、そこに北陸自動車道や国道8号線のような整備された道路網が存在することも忘れてならないと思います。

(しかしだな…石川県の美川町を過ぎたところで、「美川 県一の町」という立て看板を目にしたのだが、こんなくだらん駄洒落看板を立てておくと事故りますよ…ただでなくても北陸自動車道はスピードを出しやすい道路なのですから、全く。)

福井といえば以前このブログでヨーロッパ軒のソースカツ丼の話を書きましたが、今回の福井遠征ではちょっとした都合からヨーロッパ軒ではなく、とんかつ味処くらにてソースカツ丼を食しました。この店はヨーロッパ軒とは違って、メニューはいわゆる一般的な洋食屋とかわりないのですが、この店で提供されているカツ丼もヨーロッパ軒と同じように、いわゆる全国的に言う「卵とじ」のカツ丼ではなく、やはりソースカツ丼。ただしヨーロッパ軒のものよりは、パン粉が粗めです。人によってはこちらのほうを好む人もいるでしょう。

前のソースカツ丼に関する発言では書くことを忘れてしまいましたが、福井のソースカツ丼を食すにはいささか変わった流儀を覚えねばなりません。福井でソースカツ丼を注文すると、大抵の場合、「ご飯はお代わりできます」と言われます。そして次の瞬間、福井以外の出身ですと、「丼ものでおかわりって、どうするの???」と疑問に思うはずです。実のところ、福井でソースカツ丼を食すには、まずカツ丼を覆っている上蓋をとり、ご飯のうえにもられているカツを上蓋のうえに移し替えて…つまり上蓋を皿代わりとして、ご飯を片手に食すのです。この食し方に「なぜ丼ものにする必要があるのか…」と突っ込みを入れたくなる気持ちも高まりますが、そんなことを言うことこそ野暮というもの。まずはカツを一度口に運んでみてください。甘辛なソースに浸ったカツを口いっぱいにほおばってしまうと、その美味しさのあまり、「食し方のどうこう…」など些末な話はどうでもよくなってしまう筈です。

2005年8月15日 (月)

片町行軍

今回の金沢滞在で最大の課題だった片町遠征について、後ほど整理します。

2005年8月13日 (土)

道路祭り

金沢で道路祭りと称するお祭りに遭遇。香林坊の筋を全面通行止め、「歩行者天国」化して、地元の企業やら公共団体やらが、様々な形 (出店、出し物…あげくのはてには「打ち水」作戦なんていうのもあった)で参加し、手作りで作り上げているような祭りでした。 香林坊の筋といえば、これは金沢の中心街の大動脈なのだから、これを通行止めにするとはえらいことだ…と思っていたら、 しかしこの祭りの協賛が国土交通省であることで納得。なにやら今週は「道とのふれあい週間」なんだそうで、 このお祭りの開催の辞では国土交通省のお役人さんが「社会資本としての道路の役割を知ってもらいたい」と切々と説いていました…。

(国土交通省と言えば、今年の神戸大学での日本西洋史学会での協賛者でもありました。 今年の日本西洋史学会でエポックメーキングなことは、学界外の集団、とりわけ役所との協賛があったことではないでしょうか。 「学会運営の在り方」も今後の日本西洋史学界をめぐる大切な問題の一つです。)

というか、そんな開会の辞からこの道路祭りを見ていたというのはどういうことかといえば、 そんな祭りの内容そのものへの関心というよりは、香林坊筋に並んだ出店に数々への関心があったからこそ。(しかもこの祭りでの出店は、 地元企業・地元団体が自主的に出店しているものばかり。)午後4時の開会でしたから、まだまだ外は明るく蒸し暑かったので… そりゃ目的は一つに絞られますよね…ビールですよ、ビール。気がついたときには瞬間的に4杯分を一気に飲み干していました。(私、「飲み」 のペース(…とりわけスタート時…)では若い学生諸君にはまだまだ負けません。)

たくさんの出店が並んでいましたが、なんですなぁ…いつもそうした出店を回る度に思うのですが、 たこ焼きやっていうのは回転率が悪いですねぇ。どの祭りでも、長い行列ができているのはたこ焼きやさんですね… それは今回の金沢でも同じでした。他に出店関連で特徴的だったのは、焼き肉・焼き鳥関連が多かったこと。そりゃ、もう煙モクモク状態で、 えらいことになっていましたよ。香林坊にある金沢を代表する老舗の百貨店といえば、大和デパート。で、百貨店といえば一般的に言って、 玄関はいってすぐの一階部分は高級化粧品やアクセサリ関連のフロアと相場が決まっているわけですが、今日の大和デパートの一階フロアは、 そうした焼き肉・焼き鳥の煙が店内にまで充満していて、折角の良い化粧品の香りもすべて焼き肉・焼き鳥の臭いにかき消されてしまっていた…。 大和デパートの店員さんたち、とてもきれいな浴衣姿でお祭り気分を高めてくれていたのだけれども、 あの煙もくもく状態では折角の雰囲気もぶちこわしだったことでしょう。

祭りの内容ですが…ほとんど覚えておりません。最近(…というか、言い出しっぺは『金八先生』だと思うのですが…) 全国的に祭りといえば定番になっている「よさこいソーラン」の集団演舞が競われていたようですが、まぁ、そんなワンパターンな感じのもので、 個人的に興味は沸きません。僕個人的には祭りといえば出店が大切なのであって、一生懸命働いて出店で好きなものを買える身になれて良かった… とお祭りに行くたびに大人げない感慨に耽ってしまいます。お祭りに行くと子供の頃に戻ったようになる…なんて言われますが、実のところ、 子供の頃にお祭りで経験できなかったことを大人になってようやく実現できるようなるから、抑圧された幼児期の「解放」 として大人が子供のようにはしゃいでしまうのだろうと思います。

2005年8月12日 (金)

大乗寺周辺

今回の金沢での陣地は、大乗寺という曹洞宗の古刹の側にあります。この寺は確かに前田家の墓所のある野田山の側にある禅寺ですが、しかし加賀に前田氏が入城するずっと前からあった寺です。(金沢は前田氏以前の歴史も深くある。歴史を勉強している身としては、地方を訪れると地方自治体が編纂している通史に目を通すことが楽しみで仕方がない…それは外国へ行っても同じ。必ず地方には、中央から見えない・読めない・手に入らない地方の歴史があります。)かつては永平寺に次ぐ曹洞宗の寺とも言われるほど勢力のあった寺らしいのですが、今の鄙びた外見にそのような面影は感じません。(… というか、曹洞宗内の序列で横浜の総持寺との関係がよくわからない。なぜ曹洞宗は二大本山なのか、誰か教えてください。)

金沢の中央からは車で10分、バスで20分ほどでしょうか…郊外なのですが、ここから歩いて数分のところに、な、なんと!イルムスを発見!こんなところまで来て、「ふー、また北欧かよ…」と北欧との奇縁に「ひき」気味になりましたが、しかしイルムスでウィンドウショッピングを楽しみました。イルムスは最近は日本各地にできていて、それなりに話題の店だとは思いますが、北欧諸国の有名なデザーナーズブランドの(ちょっと高級な)インテリア商品(家具とか、雑貨とか)を扱っているお店です。(本店はコペンハーゲンだったかな?)ここ金沢のお店にも、ヤコブセンのスワンチェアとか、アントチェアとか、ちゃーんと「法外な」高値で売られていましたよ。(だから、これは本物だ!)この店はこの7月にオープンしたばかりということで、店員さんも一生懸命に「北欧」デザインのすばらしさを語ってくれましたので、「がんばって!」という意味を込めてキーホルダーと写真立てを買ってきました。

「なぞ」なのは、(…なんで金沢とはいえ、こんな田舎にイルムスが…というのが一番の疑問ですが)このイルムスで流れていたバックグラウンドミュージック。聴けば、コペンハーゲンの空港をイメージした音楽を選曲したCDなのだという。コペンハーゲンの空港といえば、そのCDジャケットの写真にもあるように、それはカストロップ空港なわけで…それは飛行機好きで、空港好きな僕にとっては、居心地も、使い勝手も良い…世界で一番好きな空港なのですが、まさかこの大乗寺界隈でそれに出会うとは思わなかった…。しかしコペンハーゲンの空港をイメージした選曲というのはなんなのだろう?(見れば、姉妹盤としてストックホルムの駅…なんてものもある。)日本では、「北欧」っていうのは十分そうした「イメージ」だけでウリになるものなのだなぁ…とお盆にこの金沢で再認識。

あ、そうそう…この大乗寺界隈でさらに「なぞ」なのは、近所の本屋さん。ごくごくフツーの郊外にあるチェーン系列の本屋さんなのだけれども、歴史書コーナーが「異常に」充実しています。金沢・加賀・北陸といったご当地の歴史書が充実しているのは当たり前なのですが、西洋史学関連もすごい。山川出版社のリブレットシリーズや各国史といった啓蒙書からはじまり、青木書店、ミネルヴァ書房、岩波書店あたりの専門書も大抵そろっている…。一般の本屋さんに、山川出版社の歴史モノグラフシリーズまで揃っていたのには、思わず我が目を疑いましたよ。横浜市立大学の山根徹也さんの『パンと民衆』を見かけたときには感涙にむせびつつ、この金沢っていうところは単なる歴史愛好者ではなく、歴史学者の巣窟なのか…と思ってしまいました。(何度も言います…紀伊国屋とか、三省堂とか、ジュンク堂とかじゃありませんからね。地方都市の郊外によくあるタイプの駐車場の広い本屋さんです。)こりゃぁ… 北欧雑貨と史学文献に関しては、大阪外よりも、こちら大乗寺のほうががずっと充実していますな。

2005年8月11日 (木)

金沢城址より

今日は家族のもとを離れて、石川県立図書館で仕事をしています。帰省先の金沢まで仕事を持ち込まざるをえない現状です。 今僕の周りには、受験を控えた高校生たちが多いですね…みんな、(僕にとっては懐かしい)参考書や問題集にひたむきに取り組んでいます。 あまり冷房の効きのよくない…おそらく昭和の高度経済成長期に建てられた古い建物のなかで、 僕もなんだか昔の学生に戻った気分で仕事に取り組んでいます。(無線LANなんて、望むべくもありません…一応電波検索してみましたが。)

石川県立図書館がある場所は、金沢城址のすぐそばです。今日は金沢一の繁華街である香林坊でバスを降り、旧制四高の校舎 (すなわち現在の金沢近代文学館)や旧石川県庁址を通り、最近新たに建設された21世紀美術館の敷地を抜けてここまで歩いて来ました。 かつて金沢城址にあった金沢大学はいまやだいぶ町の中心から離れたところに移ってしまいましたが、かつては香林坊も、片町も近い(… って繁華街・歓楽街じゃん…)とても良いところにあったのだなと…きっと敷地移転を恨んでいる人が多いに違いないと、 いつもこの地を訪れる度に思ってしまいます。

いえいえ…「蛮カラ」な自主独立な旧制高校の学問の気風は、 そうした立地条件も基盤のひとつとして育まれていたのではないかと思いを巡らせているのです。そう思うと、最近の大学生気質は確かにとても 「スマート」になりましたが、それは良いのか、悪いのか…僕的には一寸の寂寞感を覚えずにはいられません。

2005年8月10日 (水)

金沢到着

金沢に陣を張りました。なんだか「灯台もと暗し」な話で恐縮なのですが、ここにももちろんアナログな電話回線があることを「再発見」しまして、しばらくやっていなかったアナログ回線を介したネット接続でこの発言をアップします。久しぶりにアナログ回線のネゴシエーションの音を耳にしましたが、「慣れ」は恐ろしいものですね… かつてはアナログ回線の接続速度でも満足していただろうに、光ファイバーやら、無線LANやらに慣れた身には、その接続速度の遅さにかなりジリジリさせられています。とはいえ第三世代携帯電話を使って法外なパケット通信代を搾取されるよりは、アナログ回線のほうがずっとマシです。

ここ金沢は大阪と比べるとだいぶ涼しく感じます。こちらへ来る特急サンダーバードは大変混み合っていました。途中通過した福井駅も、僕らが降りた金沢駅も、来るべき「北陸新幹線」にむけて新駅舎となり、準備が着々と進んでいるようです。金沢といえば、食い道楽・飲み道楽には嬉しい町。(北陸はどこも甲乙付けがたいのですが…。)今晩は犀川大通り沿いのお寿司やさん(回転寿司ではない)で夕食をとりました。先月末の本郷での研究会のあとの懇親会で、一部の方々に僕の寿司に対する「信仰告白」を行ったのですが、僕はトロとウニが嫌いなのです。(ウニはもともとで、どんなに美味しいものだからと誘われて試してみても、やはり駄目なモノは駄目。トロは愛知県立大学で行われた日本西洋史学会の懇親会以来、駄目になってしまいました… マグロの解体はエンターテイメントとしては楽しませていただきましたが…。)ここ金沢のお寿司やさんは、回転寿司やさんも含めて、近海もののネタが豊富で、トロやウニといった一般的な人気ネタ以外に美味しく、普段なかなかお目にかかれないネタがあって、実によろしい。

しかしなんですなぁ…平日も水曜日だというのに、金沢の外食産業はどこも大変混み合っている模様。金沢の人たちは、とりわけ食い道楽が多いような気がします。

2005年8月 9日 (火)

帰省

明日から2週間ほど大阪を離れます。最初の一週間は金沢に滞在。小松空港から羽田空港へ飛んで、次の一週間は茨城に滞在。ようやく帰省です。子供を引き連れて、長い遠征のはじまりです。離阪中はネット接続が困難になることが予想されます。従いまして、このブログの更新も一時的に滞ることになります。(スマートフォンなど、可能な手段を使って更新を試みるつもりです。)

どうぞ、みなさんも暑さに無理をせず、よい夏休みを過ごしてください。

2005年8月 8日 (月)

夏休み未だ来ず

郵政解散のあった今日も大阪は尋常ならざる暑さだったので、ついついお忙しいであろう同僚の言語学者を飲みに誘って、耳学問を実践。言語をめぐる学会動向についてネタ収集をしておりました。彼とは同じ官舎ということもあってよい飲み仲間であり、よい同僚なのですが、今日はよい先生になって頂けました。こちらの素っ頓狂な素人質問にも彼は暖かく耳を傾けてくれました。やはり「餅は餅屋」とはよく言ったもので、明晰な頭脳をもつ彼は大変うまいたとえ話を多用しながら僕にもよくわかるように先端的な言語学の話をしてくれました。僕は理知というよりは情念につき動かされている人間なので、彼のような落ち着いた明晰な学問的視座に本当に憧れを抱きます。そして酒が入るともともと曖昧な僕の頭脳はまずます茫漠たるものになってしまいます。

しかしなんですねぇ…小泉首相は「自民党をぶっこわす」と常々言っていたけど、こういう結果を想定していたとしたらたいしたストーリーテラーだったんだなぁと…ワイドショー的なのりで感心。なんだか参議院で法案が否決されて継続審議もなしで(なんと大人げない!)衆議院解散というのはおかしな感じもするけど、国民審判を問う意味で党の意向に反して「伝家の宝刀」解散権を抜いたってのは(一寸やけっぱちというか…やはり大人げないのだが…)建前としては「あり」なんだろうな…。「自民党」っていう金看板はなくならないんだろうけど、結党50周年の今年が解党の年になるのか否か、やじうま的なのりでは今後一ヶ月ちょっとの政治動向に注視したいですね…うーん、まさにワイドショー的なのりでしか政治を見ていない…こんな態度では批判されるかもしれないけれど、そもそもそうしたノリじゃないと我が国の政治にヴァリューを見いだせない…こうした情況こそが最も深刻な問題かな…。

夏休みはまだまだ僕のところには到来しません。今日も、また書類書きに追われています。で、その書類のフォーマットはとても入り組んだExcelファイルなのですが、Macを使っていてはじめて仕事上の問題…というか十分解決可能な問題なので問題というべきかどうかわかりませんが…に直面しました。それはWindows上で作成されたExcelファイルをMac上で加筆・修正するとExcelファイルにズレが生じるということです。Microsoft OfficeもMac版のOffice 2004からはMS明朝やMSゴシックのようなWindowsのフォントが実装されるようになり、「限りなくWindowsのOffice環境に近づいた」と宣伝されていました。確かにそれは事実です。以前と比べれば、MacとWindowsのファイル互換性の問題はほぼ皆無に向かっていると言っても良い。でも、やはり細かいところはずれますね…結局Windowsマシンを走らせて書類を完成させ、印刷にもっていかねばなりません。

いや、正確に言うと今回はMac上のエミュレータVirtualPCを起動させ、Mac上に稼働させたWindows環境でファイルを完成させました。で、今後Intelプロセッサを搭載したマシンにMacOS Xが乗るようになると、おそらくWindowsはOSではなくMac上で使用する一つのソフトウェアになっていくような気がします。OSとしての安定度、速度、ユーザビリティ、セキュリティなどなどについて、MacOS Xに一日の長があると個人的には感じていますし、一度Macに触れたことがある人ならばその意見に賛同してくれると思います。でも世の中圧倒的にWindowsが多くて、今回のExcelファイルのようにどうしてもWindowsで処理する必要がでてくるときもある。今後扱いやすい(まさにコンピュータユーザにとって「バリアフリー」な存在である)MacはOSとして普及する可能性が高く、必要になったときにだけMac上のエミュレータを介してWindowsを起動させるという風になっていくんじゃないかな。

2005年8月 7日 (日)

言葉の壁・スマートフォンの壁

ヤルタ会談での協議に基づき日ソ中立条約を破棄したソ連侵攻から60周年ということでしょうか、今日は猛暑にもかかわらずここ豊中のロシア領事館の周辺では街宣車の活動が活発です。この宿舎はロシア領事館の近くにあるのでこうしたことはよくあります…おかげでうちの息子はまだ2歳半なのに「北方領土を返せ」などとシュプレヒコールをあげることを覚えてしまいました…困ったものです。

今日は猛暑ということもあって、うちに籠もっています。休日に仕事はやりたくないので、子供の遊び相手をしながらスマートフォンをいじくりまくっていたら…やられてしまいました…動作が完全におかしくなった。やはりスマートフォンはふつうの携帯電話と比べると、コンピュータに似た側面があり、システムが複雑ということでしょう…素人が何もわからないまま内部のシステムに手を加えることは大変危険だということを学びました。

今回のことの発端は、スウェーデン語の入力環境を加えようとしたことにあります。Symbian OS Series60ではスウェーデン語の入力環境も一つのコンポーネントとして独立しているので、日本語環境のうえにかぶせてもかまわないだろうとたかをくくったのが大間違い。これを入れてみたら、日本語の文字変換機能がまるで機能しなくなりました…うひゃー…怖い、怖い。こうしたことは以前からPalmOSやWindowsCE、EPOC OS(Symbian OSの前進)の日本語化に際してよく起きていた問題ですから確かに違うOSでは経験済みだったとはいえ、初めてのOSで問題に直面してみると一瞬「うわー、やっちゃった…」っていう感じ。結局フルリセット(…今日覚えたことなので、自分用に忘れないようメモしておきます…「緑のダイヤルキー」「3」「*」を同時に押しながら再起動です…)し、バックアップファイルを展開して、事なきを得ました。しかしこの間に要したせっかくの休日の時間、数十分を無駄にしました。

で、この問題はシステムの奥深い部分に絡むものなので、影響は日本語変換機能だけで止まりませんでした。深刻だったのは、メール受信機能に影響が及んだこと。この問題の原因は定かではありませんが、日本語変換機能を復旧させたあとも、まったくメールを受信できなくなりました。システムを再起動させてみると、なぜか現在はメール受信が問題なくできるようになりましたが…やはりOSの奥深い部分は素人には完璧なブラックボックスであるがゆえに何が起きているかわからない。ですから、僕たちは与えられた環境で満足するしかないようです。

しかし言葉の壁は本当に厚い…。日本語環境でスウェーデン語を入力させたいだけなのに、なぜこんなに苦労せねばならないのでしょうか…。普遍的な言語環境なんて、可能なのでしょうか…。現状では「理念的にはありだけど、実際には絵に描いた餅」としか思えません。

2005年8月 6日 (土)

ベルト雑感

本日当方の物欲はユニクロのベルト(1,980円也)で満足されました。ベルトについては、普段の仕事着用にスーツにあう黒地のものを求めていたのですが、今日購入したものは普段着用のものです。7〜8年前に数寄屋橋のGAPで購入し愛用していたベルトが昨日切れてしまったので、仕方なく急ぎ購入の必要ができたのです。ベルトなどというものはそうそう買う機会のあるものではないのですが、やはりないと困るものですし、一度買うと(僕の場合)10年近くは使い続けるものですから、購入にあたってはいろいろと考えを巡らせます。選定の基準は二つ。第一にバックルのつくり、第二にベルト皮のつくりです。

実は先日、僕はネット上の店で安価だったのでバーバリー製と謳われたベルトを仕事着用にと買ったのですが、これが誤算の品でした。(そもそも本当にバーバリー製のものかわからないのですが…一応バックルとベルト皮にバーバリーの刻印はあります…)まずバックルのつくりが実に「ちゃち」。個人的にバックルはあまり派手なデザインである必要はないけど、しっかりとした骨太なつくりである必要はあると思っています。バックルはベルトにとっていわば「顔」にあたるものですが同時に「背骨」にあたる部分でもあり、長年の使用に耐えうるには相応の強さを持ち合わせねばなりません。先日の品では、ベルト皮が表裏別々に着色されていて、バックル部が回転することによって黒系統のベルトとしても、茶系統のベルトとしても使えるという「ギミック」に惹かれて買ってしまったのですが、こうした小手先の「ギミック」に惹かれるというのは一般的に言って危ない賭である場合が多い…。今回はその賭に負けたという感じです。このベルトについては、ベルト皮部分について着色はスーツにあう上品な感じで問題ないのですが、しかしその太さと厚さがなんとも安っぽい。やはり洋服のように身につけるものについては、ネット通販を使うのではなく、実際に手にしてみて納得いくものを買うべきだと思った次第。

それに比べると、今日のユニクロで購入したベルトは2,000円もしなかったけれど、ユニクロの面目躍如たるコストパフォーマンスのよい品で大満足。バックルはしっかりとしたダイキャスト製でブレがなく、大変しっかりした面持ち。深い焦げ茶に染め上げられたベルト皮も太く、厚く…これなら暴飲暴食をして急激に僕のお腹が膨張した際にも、その張力に抗するだけの信頼性を感じます。名前ではなく、実際に手にしてモノを選ぶ大切さをあらためて実感した今日の買い物でした。

山田の休日

今日は久しぶりに家族サービスに徹しています。(本来、週末は仕事を持ち込まないことが鉄則です。)お昼を千里山田まで食べにいきました。デンマーク風の田舎家屋を移築したことを謳うスパゲティーハウスマッキーという名前のパスタ屋さんでしたが、値段のわりに量もあって、味もよろしい。この店のパスタはもちろんそれが「売り」の店だからおいしくて当たり前だと思うのですが、個人的には生野菜がおいしかったです…とりわけキュウリとルッコラ。北摂にはこの店のほかにも、いくつかおいしいパスタやさんに恵まれています。(たとえば大阪外大のすぐ近くにあるマッシュルームというお店…そこはトマトソース系のパスタがとりわけおいしいと感じています。)このマッキーで食べているときに雷が激しくなって、一時停電しました。珍しいこともあるものだなと思いましたが、問題もなくすぐに復旧。何事にも動じることがなかった息子には感心しました。で、その息子のおむつを買いに阪急山田駅に隣接するショッピングモールに立ち寄りました。

肌の敏感な息子に、おむつはパンパースと決まっています。パンパースは世界共通語の一つで、スウェーデンへ行ったときもすぐに通じましたね…スウェーデンの場合にはパンパースのほかにはliberoというブランドが幅を効かせていますが…ちょっと高めでもパンパースだとなぜかうちの息子は肌がかぶれないので、いつもそれです。(安ければ、もっと多くの商品が出回っているというのに…、なんて子だ。)そしてそれを“ドカ買い”するなら、トイザらスが安い。

トイザらスは阪急山田駅の隣のほかにもこの界隈ではいろいろなところにありますが、子供が産まれて以来とても世話になっています。ここだけはいつもお客であふれかえっています。いつも訪れるたびに何か安売りをしているので、ついつい衝動買いしてしまうことがありますが、きっとそんな親御さんが多いということでしょう。今日は、ラジオコントロールで操作する電車のおもちゃが税込み999円という破格の安値で売られていたので、雷に動じることのなかった息子へのご褒美に(…というのは建前で、実は自分が楽しみたかったのかもしれませんが…)つい買ってしまいました…。最近のおもちゃで感じることは、安かろう悪かろうのいささか粗雑なつくりの中国産のおもちゃが多いことです。今日の“ラジ鉄”もそんな感じ。

大人は大人でその施設にあるユニクロさんや本屋さんに立ち寄ってひとしきり物欲を満足させたあと、官舎近くのロマンチック街道(…府道豊中亀岡線のことをこういうんです…なぜロマンチックなのかはわかりませんが…)沿いのケーキ屋さんでケーキを購入して帰宅。今日、ロマンティック街道沿いには浴衣姿の女の子たちを何人か見かけましたが、そういえば今宵は淀川河川敷の花火大会の日でしょうか…、ロマンチックな夢を見られると良いですね。

ブログ投稿クライアント

長期の帰省を前にしてブログ投稿クライアントを試しています。つまり帰省先の一つに常時ネットワークに接続された環境がないので、ブログ投稿にはローカルに発言を蓄積しておく必要があるためです。(僕が利用している@niftyのココログだと、基本はネットに接続して発言をする形式です。)おそらく帰省時にリアルタイムでは携帯電話を使った数行程度の発言を続け、後からノートパソコンのブログ投稿クラインアントに蓄積された発言を一気に投稿する形になるでしょう。

Windows環境ではこれまでもubicast Bloggerを使ってきたのですが、今回の帰省ではこの一年間フル稼働が続いたThinkPadを休ませて、PowerBookだけを担いで行こうと考えています。そこで今日はMac環境にectoを導入してみました。なかなか良い感じですね、このソフト。海外製のソフトですが、インストールしてみるとしっかりメニューは日本語化されています。いろいろな機能がついていますのでこれから慣れる必要がありますが、いつもネットに接続しているわけではなく、ブログの下書きをパソコン上でやりたい人には最適のソフトだと思います。

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郵便局に一言

このところ巷では郵政民営化法案のことで話が盛り上がっていますが、昨日も僕は郵便局とゴタゴタがありまして、この組織への憤懣は募るばかりです。(郵便局には遅配、誤配、挙げ句の果てには紛失などなどされてきたので、もはや僕のなかでの信用度はゼロを超えてマイナス街道をひた走っていますが。)

最近の問題は北欧諸国への国際送金の件が多いのですが、北摂あたりだとどの郵便局へ行っても、まず一度では話は通じない。とりあえず国際送金については郵便局員さんにはマニュアルがあるのですが、それに従って一通り送金手続きを形式的に完了したとしても、たいてい決まって後日「送金に不手際があったのでまた来てほしい」とか、「至急電話で連絡をしてください」とか要請されます。

そりゃぁ、北欧諸国への送金なんてそんなに需要がないだろうから慣れていないことは理解できますし、多くの郵便局員さんが懸命に送金業務に努めてくれている姿勢も理解できるのですが、それにしてもほぼ十中八九の高い確率で「送金できませんでした」などと言われちゃ…もう頭にくるを通り越して、ただただ呆れかえるばかり。郵便局が公社化して以降、郵便局員さんの態度は確かにひたすら謙虚で、言葉尻だけとらえれば確かにサービスはよくなったようにも見えますが、しかしその実態は国際送金のような業務にまで教育が徹底されていない感じ。どんなに頭を下げられても、結局こちらとしては、「できないんじゃん」の一言しか残りません。

郵便局しか使えないのでいつも郵便局を使いますが、これが民営化でもされて郵便市場なるものができあがり、いくつかの組織が郵便事業をめぐって競争する時代が巡ってきたら、ちょっと今のままの郵便公社を使う気にはなれませんね。政治屋の集票マシーンとしての既得権益に胡座をかき、新たなサービス展開に不勉強な組織に未来は感じません。

どうもここ数日の郵政民営化法案を巡る動きは完全にそれが政争の具として使われていて、実現は遠いような気がしますが。今の僕にとっては民営化がどうこう…なんていうことよりたった一つ、国際送金ができると謳っているのだからその文言の通りお金をきちんと送ってくれるような、約束を守れる組織になってほしいです。

2005年8月 5日 (金)

想像力を刺激する技術

最近Microsoftが発表した次のWindows、Windows Vistaに関する様々な情報をいくら読み返してみても、これを使った新たなワークスタイルを想像できないでいました。つまり今のところWindows Vistaについては想像力を刺激するほどの新たな機能を見いだせないでいるのです。それに比べて、昨今のiPodをめぐるApple社の攻勢には感心させられることが多くあります。

昨日から日本でもiTunes Music Storeがオープンしました。いわゆる音楽の有償ダウンロードサービスです。試しにiTuneを開いて接続させて見ましたが「100万曲のストック」と報道された曲数は伊達ではなく、クラシック音楽関連でさえ結構なメジャーレーベルが楽曲を提供しています。値段もCDを買うよりはだいぶ安いですし、何よりiTuneがあればどんな田舎に住んでいても楽曲にアクセスすることができます。

かつて田舎に育った僕はクラシック音楽に接する機会などほとんどなく、だから東京にはとても憧れました。それはHMVのような外資系のレコード店が日本に展開する前で、僕は上京するたびに東京各地に点在する老舗のレコード店に目当てのレコードを探し歩いたものです。しかしiTunes Music Storeはネットに接続できる環境にあれば地理的な格差を解消するため、かつて僕が経験した音楽への接し方、あるいは音楽(のような文化活動)を介した地方と中央の距離感のあり方を変化させそうです。

iTuneはiPodとの連携によって、その簡便性・利便性が際だつことは言うまでもありません。iTunes Music Storeで購入した楽曲をダウンロードし、それをそのままiPodの項目にドラッグするだけで外に持ち出せるのですから。しかしこのiTuneとiPodとの連携技術にみられる革新性はこの音楽ダウンロードの機能よりは、Podcastingという新たな放送・通信方法の提案に見いだせると思っています。

PodcastingはiTuneに登録したネットラジオの番組を自動収集して、番組内容の更新があると自動的にその内容をダウンロードし、iPodに転送する仕組みです。従来のラジオは緊急事態用の確実な放送手段としては生き残るでしょうが、例えば教育目的でも語学講座などはこうしたPodcastingに置き換えられる可能性があります。Podcastingは現在のところ音声データだけですが、いずれ映像データへの展開も予想するならば、放送大学にみられるような通信教育もこうしたPodcastingでの配信によれば、上で述べたようなネット環境の普遍性を背景として、番組放映の時間などに気にすることなく「いつでも、どこでも」勉強ができるようになる可能性があります。

つまりこれらの話をまとめるならば、iTuneとiPodの技術はメディアの受け手を束縛してきた地域性と時間性を解消し、iPodに蓄積されたコンテンツ(音楽・映像などなど)を好きなとき、できるときに受け手の意志で自由に引き出すことができるので、受け手の主体性が維持されたメディアの活用が可能になる(もちろん配信されるコンテンツにまで受け手は主体的にはなれませんが)ということです。

こうしたことを考えてみると、将来の大学における講義などもPodcasting配信する形式がとられればいくつかの可能性が見えてきます。例えば授業の復習などはiPodを通じてできるようになるかもしれません。NHKの教育放送でとりあげられることのない、大阪外国語大学が提供しているスウェーデン語やデンマーク語のようなマイナー言語の講義など、こうした形で提供すれば日本各地で勉強したい人のためになるかもしれません。

インターネットが民間に普及して十数年たちましたが、その間に多くの教育機関がその授業内容をネット配信しようとして挫折してきた話をよく耳にします。一言で言って、コンテンツ開発だけではなく配信技術まで総合的に開発しようとして無理があったということですが、この議論はあくまでも情報の発信者側の議論であって、受け手側の立場を無視したものです。

従来のIT技術では受け手が主体的に情報に接するためには、受け手側にもパソコン関連の相応のスキルが求められていたわけですが、それに習熟するにはそれなりの時間を必要とします。しかしiTuneとiPodはとても簡単にその連携が図られているために、誰もがまずはネット配信された音楽の受益者になることができます。そうした簡便な方法が普及した暁に、例えば教育環境の革新も十分予想できます。僕のような大学に生きる人間は、そうした次世代の教育環境にむけて今は今で粛々とコンテンツの充実に集中するまでです。

いやー、ほら最近はiPodをもってる学生たちが多いわけで、そろそろ僕もどうなのかなとリサーチ中なんですよ…。今年は学生たちに見習って、電子辞書を買ってみたり、携帯電話を活用することに努めたりしていますが、その最終局面にはiPodの存在が見え隠れしていますねぇ…。いやはや、当世学生三種の神器とは…パソコンなんてものは含まれない…おそらく電子辞書に、携帯電話に、iPodなんでしょうな。

2005年8月 4日 (木)

観光コンテンツの開発

最近とかく学問の社会的還元が叫ばれていて、それが短期的に目に見えるような結果を生み出す技術系の学問とは異なり、西洋史学を含む人文系の学問はどうしたら良いのか、現代日本社会はあまりにも性急すぎて、長期的な人文系学問の価値が疎んじられている傾向があるので、多くの方が悩んでいらっしゃると思います。僕のような西洋史学に生きる立場では、短期的にその成果を社会に還元せよと迫られているならば、単刀直入に言って、大きく言えば社会的啓蒙、具体的に言えば教育と観光に自らの研究成果を活かすしか道はないと考えています。

教育については、日本社会の現況に応じた初等・中等・高等教育を連携する包括的な歴史教育のあり方が模索されねばならないと考えていますが、この点については別の機会に発言することにしましょう。今日は某旅行会社で講義をしてきましたので、それに絡めて観光コンテンツの開発について発言したいと思います。

日本社会が高齢化社会を迎え、しかも今後、高等教育を受け一定程度の知的水準をもった「団塊の世代」がリタイアしていく状況を見越すならば、そうした世代の知的需要に応じた学問発信のあり方が求められている気がします。今日僕が講義をした場に集まってくれた方々はいわゆる「シニア」世代の方々ですが、そうした方々の知的関心には大変な積極性を感じます。こうした世代のもつ潜在的な需要に活路を見いだそうとしている業界は多々あると思いますが、それであればこそ、そうした業界とも学外で連携する可能性もでてくるでしょう。

例えば、観光業界はその代表と思います。最近放送業界や観光業界から求められて知識を提供する機会が増えたのですが、ここで冷静になって北欧に関する観光ガイドに目を通してみると、客観的な取材をどこまですすめたのかわからない誤った情報が記載されているものを見かけます。これで地球を歩けといわれたら、おそらく迷ってしまうこと必至です。観光目的以外でも、巷に流布するそうした観光ガイドが誤った北欧イメージを作ってしまうことに危機感を抱きます。

北欧文化の研究に深く沈潜し、その具体的な様相をいかにして理解するか、日々努めている自分としては、我が国におけるいささか安易にして、粗雑な観光コンテンツの現状に危機感を抱きます。ですから自分の知識を提供できるところで観光コンテンツの開発に協力することは、すなわち我が国における北欧理解の充実に資することにつながり、日本に生きる北欧地域研究者としての自分に与えられた役目に合致するものでもあると考えています。

ここで言う観光コンテンツの開発とは、従来のような観光地の説明に従事するということではありません。そうした観光地の正確な説明はもちろん必要です。しかしむしろ、歴史学のディシプリンで培った文化あるいは社会を見る普遍的で多様な視角に立ち、そうしたテーマに即して北欧なら北欧という地域を理解するに必要なコンテンツ(…それは従来の観光ガイドでは一切触れられることのない「埋もれた」ものばかりですが…)を「発掘」することが、自分の積み上げてきた学問の資産を社会に還元する方法の一つだと思っています。

それよりなにより、様々な学外の業界と協業できることはとても楽しく、自分の力がどれだけ社会に通用するものなのかを諮るという意味で挑戦的な機会です。

2005年8月 3日 (水)

電子メールの欠点

大阪外大の学生のみなさんにレポート提出のことで呼びかけをして良かったです。何人の学生のみなさんから「まだ返事をもらっていない」というメールをもらいました。今の時点ではたぶんこれで万事オーケーなのではないかと思います。

従来僕はメール添付ファイルでのレポート提出には積極的でした。しかし今年の前期末に関西外大、大阪外大で大量のレポート提出があった際、この方法にはとても問題があることを学びました。最近はスパムメールやウィルスメールが増えたことで、サーバー・クライアント双方でそれらメールへの防壁が高く張られています。ですから送信者・受信者の双方には無意識のまま、添付ファイルのあるメールも勝手にスパムメールなどと判断されてしまう可能性もあります。(例えば、自分のアドレス履歴にないメールを排除する高度な設定をしていた場合など。)こうなるとこちらはお手上げで、結局こちらから返信がない場合には再び連絡をくれ!などという本末転倒な連絡をこうしたブログで発言せざるを得ないわけです。

いつもコンピュータを利用していて思うことですが、やはりアナログな手段は遅くとも確実であり、例えば成績に直結するレポートや論文は必ずハードコピーが必要であり、窓口を一括して集める必要がありますね。

2005年8月 2日 (火)

スマートフォン賛

スマートフォンを導入して一週間が過ぎました。この間、大阪教育大や東京を行き来したのですが、通常の携帯電話から交換して良かったと思っています。先週末に東京大学へ赴いたときに、そこにいらした横浜市立大学の山根徹也助教授から「それってPDA?」と聞かれました(…実は山根さんも僕も昔からのPDA仲間なのです…)が、スマートフォンは完全にPDAの機能をリプレースしてしまいました。つまりPDFやワードなどのドキュメントヴューワ、日常のスケジュール管理や備忘録、住所録などは完全に702NKでできています。とりわけスケジュール管理は日本語変換がとても優秀なので、完全にこれ一つで済ませようと決めました。これらの機能に加えて電話、メール送受信、Web閲覧ができて、さらにBluetoothを介したワイヤレスな高速データ通信ができるというのですから、「なんでもあり」の小箱です。山根さんはこの702NKにEPWING形式の電子辞書ヴューワがないことを嘆いておられましたが、確かにそれは今はなくとも、いずれは開発される可能性が十分にありますね。そうしたら携帯電話や電子辞書やPDAを複数持ち歩く必要もなくなります。山根さんもおっしゃられていましたが、なぜ日本の携帯電話会社がこうした世界標準の規格で製品を出さないのかは、全くもって謎です。

2005年8月 1日 (月)

キーボードにむかう…

ご無沙汰しております。大阪教育大での集中講義の後、先週末は東京へ出張していました。今日はこれから大学で会議がありますが、ここ数日のブログならびにメールの返信は今日1日キーボードにむかって完全に終わらせたいと思います。まずは大阪外大ならびに大阪教育大の学生諸君へのメール返信を終わらせました。レポートをメールで提出しているにもかかわらず、僕からまだ返事をもらってない人は確認のためにまたメールをください。

今週は木曜日に学外での講演が予定されていて、その準備も終わらせねばなりません。僕の体は正直で、昔水泳をしていたときに痛めた右足の足首が疲れてくるとすぐに痛み出します。精神的な疲れを感じていなくても、右足首が痛み出すと肉体的な疲れがたまっていることの一つのサインという訳です。先週末から右足首の痛みがひきません…「夏休み」はどこにあるのでしょうか…。

先週末のブログは随時更新中ですので、その都度ご覧になってください。例によって長文で申し訳ありません。

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