最近のトラックバック

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ

« 大学の財産 | トップページ | BizTabletの使用感 »

2005年5月28日 (土)

やはりビールでしょう!

ようやく週末になりましたので(…学会や研究会のある週末を除けば、ぼくは週末は一切仕事をしないのですが…)、大好きなビールの話をします。

僕はビールが大好きです。一年を通じて、その時々のシチュエーションに応じて美味しい飲み物ですが、やはりこれからの暑さいやます季節が一番美味しく感じられるでしょうか。最近は子供が増えた関係ではやく帰宅しなければなりませんが、帰りがけにはいつも立ち飲み屋さんで賞味滞在時間10分で「かけつけ一杯」しています。大阪に来てよかったと思うことの一つは、この「立ち飲み」文化が根付いていることです。いまだに大阪の「炭水化物摂取量過多」の「粉モノ食文化」には同意できませんが、安く早くビールだけにありつける立ち飲み屋は欧米のパブのようで実に居心地がよいです。

僕の飲みのスタイルは大抵ビールだけで、あてを頼んでもそれはさしみこんにゃくやトマトくらいです。はっきり言ってビールだけで良いのです。ビールだけというとなんだか痛風とかになって体に悪そうなイメージがありますが、ビール通で知られるあるお医者様が書かれた記事によると痛風の原因になる高い尿酸値をもたらすプリン体はビール自体よりも、そのつまみのほうがはるかに多いと言います。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」で飲み過ぎはよくないでしょうが、僕はビールだけで十分です。

ビールと言えば1994年に酒税法が改正された後、我が国では地ビール生産ブームが訪れましたが、最近はその流行も一段落ついたようでブルワリーの淘汰がすすみ、本当に美味しい地ビールを生産できる業者だけが選ばれ、残っています。例えば、同郷の誼みで紹介するならば、茨城の木内酒造がつくる常陸野ビールや、いま住んでいる近所の誼みで紹介するならば、箕面ビールなんてのもある。(つくづくビールづいている人生に運命を感じます。)こうした日本の地ビール業界の動向についてはビール評論の神様であるマイケル・ジャクソンも注目するところらしいです。彼はスウェーデンに来てたときは、スウェーデンのブルワリーの動向が世界で一番興味深いとも言っていました。スウェーデンなのか、日本なのか、どっちなんだ!という突っ込みはなしで、まぁ、世界のビール文化はみな仲良しで…ということで今日の話は日本だけに限定してスウェーデンのことはまた別の機会にします。

こうした我が国での落ち着いたビール愛好の雰囲気はビール文化の着実な浸透と深化をもたらしているといえます。最近はそうしたことを背景として、ビール文化を紹介する良質な雑誌『Beer & Pub』なんていうのも刊行されるようになりました。(大手ビール会社はビールの代替物の開発に躍起になっていますが…発泡酒はビールじゃありませんからね。揶揄しているのではなく、酒税法上本当に違うんです。)

最近同僚のスペイン史の先生と「牡蠣って、美味いよね」と牡蠣談義に花を咲かせていて思い出したのですが、最近は日本でオイスタースタウトさえ飲めるようになりました。牡蠣といえばシャルドネしかも「シャブリので」というのが定番でしょうが、むかーしイングランドで牡蠣の殻を砕いて飲ませるスタウトがあったと噂で聞いたこがありました。で、雑誌『Beer & Pub』の記事によると、牡蠣を食べるときにあうスタウトということで本当にこれをつくっちゃって、今はそれが飲める店があるっていうんですよ…東京の八重洲とか新宿とかで飲めるらしいんですがね。一言、すごい。

『Beer & Pub』発の情報を続けますと、最近は日本でもイギリスのパブなんかで出されているリアルエールも飲める店が増えてもいるらしい。むこうのパブを最初訪れてはじめてビールを飲んだときに「ん?なんで気が抜けてるの?冷えてないの?」って日本人なら多くの人が思うと思うのですが、いえいえ、あれは炭酸ガスを注入する一般のビール製法とはまるで違うわけで、ブルワリーから出荷された樽がパブのなかで保存され、もうすこし発酵(二次)させられてからだされるわけで、それであってこそそのパブごとに独特な味わいと個性をもったエールを楽しめるわけです。高品質な味をどこでも均質に楽しめるビールもその良さがありますが、パブごとに味のことなるリアルエールとなるとこれは「パブ巡礼」という楽しみもできるわけです。

日本でのビール文化のメッカといえば、それは両国にある「麦酒倶楽部POPEYE」だと誰もが認めるところでしょう。今度上京したときに誰かと「巡礼」したい場所です。

« 大学の財産 | トップページ | BizTabletの使用感 »

コメント

つくづく先生と近いな、と思います。わたしもビール党。
わたしTuborgが好きなのですよ。でもなかなか手にはいらないのですよね。Amiraariはたま~に売っている店があって買うのですが。普段はカールスバーグにしてます。
学生時分、北欧語学研修で1ヶ月北欧に滞在している間に、すっかりビールが水代わりになりました。研修の最後に3日ほど滞在したキュベンハウンのストロイエのスタンドのビールが旨くてね(研修はスヴァリエ、ダンマルク、スオミの3コースで、最初ストックに着いて二泊、そこからノルゲのフィヨルドを回ってオスロから各コースにわかれ、三週間ほど滞在してコペンに集合したのです。諾威のトロンハイムの町が気に入りました)。ダンマルクでは咽が乾いたら即ビールを飲んでました。で、帰国したらキリンラガー(まだ熱処理の時代)が水に感じられて、それ以来、日本でもビールを水がわりに飲んでます。北欧ってビールの国なのですかね?
(その割りに買うときには必ずパスポートで年齢を確認されましたが)

惟光さんもビール党でいらっしゃいましたか!しかも北欧でのビール体験もおありということで、我が同志を得た思いです!

一ヶ月の北欧滞在(しかも主要都市をほぼ体験されている)とはうらやましい限りです。恥ずかしながら、僕はフィンランドの滞在経験が未だありません。ノルウェーやデンマークは数日単位のものが数回あるだけです。とりわけトロンハイムは訪れてみたい町の筆頭です。あそこの港の様子や大聖堂をじっくりと眺めてみたいです。

北欧はやはりビールが美味いと思います。もちろんアクアヴィットのような美味な蒸留酒もありますが、アルコール度数も高いのでこれを常飲するわけにはいきません。となるとやはり「健康のためにも」ビール。デンマークやスウェーデンの各地を訪れますと、ちっさなブルーワリーがつくる(一本あたりの量もまちまちな)手作り感覚満点のビールを多く目にします。

なにやらデンマークの場合には、カールスベア社の市場独占が進んでおり、各地のブルーワリーはラベルを貼り替えているだけだという噂も聞きますが、少なくともスウェーデンにおいてはSystembplagetという卸しと小売りを独占的に手がける国営の酒会社が、小さなブルーワリーの製品も買い付けを保証していますから、結果的に地方色豊かなビールが多いという結果に至っています。自由にアルコール度数の高い酒(スウェーデンにはビールの等級があって、5%以上の日本でいうビールはKlass IIIになります)が買えないのは、多少酒好きには窮屈に感じることもありますが、ビールを一つの文化と考えた場合に、それを率先して保護しているというのはエライことだと思います。

ちなみにSystembolagetで酒を買うときに日本人の多くは幼く見られるために身分証名の提示を求められることが多いと聞きます。僕はそういう経験をしたことがありませんが、惟光さんはお若くみられていたということでしょうか。

まあ、20代前半でしたからねー。チボリ公園にはコドモ料金で入場したし(オトナ料金払おうとしたら受け取ってくれませんでした)、フィンランドでは9歳の女の子にナンパされたし…。わたしの師匠(当時50代半ば)もSuomalainen(フィンランド人)に“Poika(少年)”といわれてたから、日本人は10歳以上は若く見られるような気がします。実際、一緒にいった女子学生(当時20歳)と向うで知り合った女性(19歳)とを並べて見比べると、日本人はたしかに14歳くらいには見えましたね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: やはりビールでしょう!:

« 大学の財産 | トップページ | BizTabletの使用感 »