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2005年5月 2日 (月)

とうとう来たか…

講義ノートを用意しながら、何気なくIBMのThinkPadのページを見ていたら、いつの間にか中国資本であるLenovoのページになっていました。来るべき時が来た…。2005年の第二四半期とは言われていたけど、5月1日きっかりにページが切り替わっているとは…。移行が完遂したというふうに判断して良いわけですね。

世界経済のグローバル化に占める中国の勢いというか役割というかを考えれば、Lenovoのような企業がでてきて当然なのですが、以前留学していたときに肌身に感じたことは、北欧(正確にはスウェーデンですが)あたりからすると日本のニュースヴァリューが減っていて、例えば日本の政局などにあまり関心が寄せられず(自然災害などは報道されますが)、その一方で中国への関心が高くなっていること。何を今更…とも思われて仕方ない発言ですが、例えば今回のIBMにおけるPC事業のLenovoへの売却劇だって、日本を素通りしてアメリカから中国へと提携先が選ばれたわけです。

そろそろ日本を生活の場とする僕たちは、僕たち自身がこれまで思ってきたほどの経済大国意識の幻想から離れて、もう少し身の回りの生活現場にある具体的な問題を解決できるような、地味だけど充実した生活が送れる国づくりを目指したほうが良いのかも….。自分たちの国の財政が中央も地方もズタボロだというのに、「背伸び」して金出しまくって国連の安全保障理事国になるべきでしょうか…。北欧諸国の場合には「小国」意識は徹底していて、「小国」の自立を求めればこそ国際平和が自立の条件となるから、「小国」なりの確信犯として国際貢献に積極的な姿があるわけですけれど。日本も堂々と「小国」化宣言してみたらどうでしょう?以前、日本の工業製品は小手先ばかりでグランド・デザインがなってないと発言しましたが、この場合には国家をめぐるグランド・デザインがしっかりしていないということです。国際社会で栄えある役どころはなにも「大国」であることが必要条件ではありません。

あるいは「おたく(マニア)先進国」なんていう立国の仕方もありかもなぁ…アニメとか映画とかゲームとか、欧米の最近の日本に対する眼差しの一部(例えば、「アキバ(秋葉原)を世界のおもちゃ箱」なんて紹介するような報道ぶり)からは、そんな一部のソフトウェア産業このとでしか彼らが日本に期待していない素振りさえ感じたりします。

意識の転換はすでにはじまっていて、海外からの正直なそして冷めた目がそれを明らかに物語っているような気がします。まぁ、このことについては「日本」人は大局的なものの見方ができないなんて紋切り型の批判はしたくありませんし、そもそも僕自身は余り悲観はしていていません。「日本」人だって幕末・維新の世代とか、戦後復興の世代とか、必死に格闘してあり得るべき「日本」像を構想した先輩たちがいましたからね…僕たちの世代ができないわけではないでしょう…目先のマネーゲームなんかにとらわれず、ほんの少し世の中のことに目を向ける余裕があれば良い?!

でも…いまだにDOSをインストールしているような格安パソコンを売っているLenovo製品はまだしばらく買いたくないですね。

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