スウェーデン語の発音を確認する術

二日ほどほぼ徹夜が続き(…やればできるもんだ…)、昨晩はようやく4時間ぐらい睡眠しました。睡眠っていいね。疲れたなんて、言っていられません。阪大外国語学部のみなさんのうち、今日の4時間目の北欧史講義に参加されているみなさんは、先週までに配布した講義ファイルをもって、今日の講義に参加してください。先生は、今日もしっかり働きます。

さて、とある原稿を仕上げる過程で、スウェーデン語による地名・人名のカナ表記を確認する必要がありました。スウェーデン語の発音は母音の数が日本語の比ではなく多いので、カナ表記が本当に難しいと思います。(ウィキペディアが信用できないのは、例えばカナ表記がぼろぼろなので、執筆者が本当にスウェーデン語のことがわかっているのか疑わしいというところがあります。ウィキペディアだけでなく、日本語で書かれたスウェーデンの文章全般に言えることです。)だから日本語で文章を書くときには、スウェーデン語のカナ表記には最深の注意が必要です。とりわけ阪大外国語学部のみなさんには、日本におけるスウェーデン語のスペシャリストとして、この点に留意していただきたい。

そうしたときに役立つのがtyda.seというスウェーデン語辞書サイトで、ここでは単語の発音を聞くことができます。スウェーデン語の発音を聞くときには、その単語の英語のもので検索して、意味をスウェーデン語で表示させる必要がありますが、このサイトのおかげで適切なカナ表記に近づけることもできます。あとは研究室にある発音辞典で発音記号を確認して、文章全体でカナ表記の方法に統一をもたせればよい…といった感じです。いやはや、スウェーデン語の世界は、この点、本当に奥深いものです。(個人的には、デンマーク語の発音がとても難しいので、これから訓練していきたいと思っています。)

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一服の清涼剤

疲れたときに一服の清涼剤のような痛快・爽快なブログをぜひご紹介したい。誰が書いているとは言いません(言えません)が、天満放浪記というブログ。「さすがは文学者!」といったブログで、ファンタジ的要素が随所に込められつつも、しかし視点の鋭い言葉が溢れる文章の数々が綴られていて、僕はこの楽しいブログのファンです。ちなみに僕はメタボではありません。あしからず。

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展覧会の絵

梃子でも動かぬ自宅研修の一日。昨日あたりから印象派の音楽ばかりが頭のなかをめぐっていて、ラヴェルつながりで「展覧会の絵」が猛烈に聞きたくなった。

ムソルグスキの「展覧会の絵」のオーケストラ編曲版はいくつかあるものの、やはりラヴェルの編曲版が好き。しかし、ラヴェル版「展覧会の絵」は、オーケストレーションの魔術師として知られたリムスキ・コルサコフの「シェヘラザード」などと並んで、有名にもかかわらず決定版と呼ばれる録音が少ない。結果的に、子供の頃から、豪勢な演奏で眩惑させられるカラヤン(アナログステレオ時代のものが懐かしいけれど、デジタル録音時代に入ってからのボレロやスペイン狂詩曲などとカップリングされたものなど)で満足していた。

「21世紀に入ってからの「展覧会の絵」はどうなのだろう?」とふと思いたち、今回はネット上の情報に依拠しながらiTunes Storeで渉猟してみた。するとゲルギエフがウィーン・フィルと入れた演奏がなかなかの評判だった。カラヤンやバーンスタインなどの20世紀のスターいなくなった後、ゲルギエフの演奏は、チャイコフスキやショスタコヴィッチなどで今様の名演を作り出している…との一定の評価があって、それなりに注目している。最新のロンドンでのマーラーはどうかと思うが、確かにプロコフィエフなど(そうだね…「アレクサンドル・ネフスキ」とか)は良い。(ウィーン・フィルとのチャイコフスキは期待が大きかった分、拍子抜けで、それについて最近はカラヤン…しかも70年代のベルリン・フィルばかりだけど。)

で、「展覧会の絵」、聞いてみた。なんというのか、「展覧会の絵」っていうのは、僕にとっては、たぶんオーケストラで聞く場合、それはムソルグスキの作品というよりは、小さい頃からラヴェルの作品と認識しつづけてきていたんだということを実感させられる録音だった。まわりくどくなるけれど、ゲルギエフの演奏は悪くはないが、批評される方々は「ロシア的な演奏」でとかこの録音を評している通りでウィーン・フィルらしからぬ泥っとした厚みのある音作りに徹した演奏で、こういう解釈もありなんだろうが、僕には「これは僕の知っている展覧会の絵じゃないよ〜」って感じ。「展覧会の絵」のラヴェル版は、フランスの音楽なのだ。

僕は、精緻な洒落たラヴェルの響きこそを「展覧会の絵」に求めていたということがわかったので、iTunes Storeで購入した甲斐はあった。そうだよね、考えてみれば、僕は小さい頃から、オーマンディのフィラデルフィア・サウンドとか、すごい好きで育ってきたんだもの…。ゲルギエフの演奏は、そんなのとは対局ですから。(同時にキーロフとの「シェエラザード」も買ったけど、これは良いね。カップリングの「中央アジアの草原」にてとか、最高。)

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地域研究VIII

関西外大のみなさん!北欧の世界遺産に関する来週の講義ファイルをアップロードします。来週は二つ具体的に紹介します。よろしくお願いします。

来週の講義ファイル(1)をダウンロード

来週の講義ファイル(2)をダウンロード

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最近気になること

どうでもいいことですが、MacBook Airはこの1月末に発売された後、半年もモデルチェンジがないままですね。夏のボーナス商戦をむかえてしまいましたが、このままリプレースされることなくMacBook Airは現行のままでしょうか…。MacBook Airの動向について、なにか新しい情報をご存じの方がいたら、教えて下さい!

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箕面のビール

先日、科研関連で世話になっている院生を連れて阪急箕面駅に近い「箕面物語 耀」を訪れた。院生たちが「ビールは苦い」とばかり言うものだから、「ビールはいろいろだ」ということを教えようと思って訪れた店だったが、実に居心地のよい時間を過ごすことができた。

こちらは、箕面ビールの直営店の一つであり、箕面ビールの数ある商品を実際に味わうことができる。先日はリアルエールはなかったが、ボトリングされたものはほとんどが置いてあり、ラガー、ダークラガー、ピルスナー、スタウト、ヴァイツェン、ペールエール、カベルネエールあたりをあけた。(カベルネは、麦汁にカベルネソーヴィニヨンの果汁を添加させたオリジナル発泡酒。)まぁ、スタウト、ヴァイツェン、ペールエールあたりの甘みで、院生たちはビールの深さを知ってもらえたようでよかった。

(箕面ビールはいろいろとつくられていて、かのエカチェリーナ2世が愛飲したことで知られる甘〜いインペリアルスタウトや、大英帝国を語る上で欠くことのできないIPA(インディアン・ペールエール→しかも強さをその二倍にしたダブルIPA)なども作られている。ダブルIPAは確かに絶品。)

しかし、この「箕面物語 耀」の良かったところは、決して箕面ビールが飲めるだけではなく、箕面の地場産業と密な関係をもって、僕たち訪れる者の舌と胃を楽しませてくれるところだ。例えば、サラダなどで何気なくだされる野菜。これは、やなもり農園というところのものだという。確かに、生トマトの甘く、美味いこと、美味いこと。例えば、メンチカツのお肉。これは箕面商店街の老舗の肉屋サンエイからのものだという。他にも、行者蕎麦なんかもあったりして、シメにはそれが良い。

これもまた箕面に来なければ味わえない食と時間の話。

(大阪大学外国語学部の最寄りの駅を千里中央ではなくて、阪急箕面駅にしてしまおう!そうすれば、ゼミの打ち上げなども、箕面でできるようになる!)

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箕面の豚カツ

久しぶりの休日に家族と箕面へ豚カツを食べに出かけた。東京に住んでいた頃は、谷根千界隈に住んでいたこと、妻が大の豚カツ好きということから、上野あたりまで出ては、よく「美味い」とされている豚カツ屋さんに出入りしていた。けれど、大阪に来てからは、「ここだ!」と言える豚カツ屋はなかった。

(同じようなことは、ラーメン屋、蕎麦屋にも言える。蕎麦屋は北摂にボチボチと良い店を紹介してもらっていはいるが、ラーメン屋はまだまだ。)

昨日、箕面へ訪れた豚カツ屋は「豊か」という店。(知っている人は知っているのだろう。このあたりでは大変有名な店だ。)サクサクの豚カツに塩を振って食べる形。塩で喰わせるなんて、濃厚なソースの味で豚カツの風味をごまかすことができないわけだから、よほどの自信がなければできないこと。しかしその自信は、そっと添えられている塩の控えめな存在に隠れている。塩はほんのりと甘からく、付け合わせの梅干しも甘さと塩辛さが良い塩梅。個人的な感想を言えば、この店の内装、照明、対応、味のすべてが、「良い塩梅」。奇をてらわず、勝を誇らず。箕面にこれほどの「美味い」豚カツ屋があるとは!

飲み物には、「豊かオリジナルプレミアムビール」をいただいた。一口、これはどこかでいただいたことのある味だと思い、ラベルを見るや、製造元がA.J.I.Beerとなっている。これは、ブランドネームとしては「箕面ビール」を作っているブルワリ。なるほど、箕面ビールでいえば「心友ビール」という名前で売り出されているピルスナータイプに近いわけだ。ラベルはオリジナルのラベルがついていて、それとはわからないけれど、無濾過処理なので日持ちはしない。

箕面でつくられ、箕面でしか味わえない味。この豚カツも、このビールも。

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現代北欧地域論4a

北欧史講義を受講されているみなさん。今日の講義ファイルをアップロードします。が、これはおそらく来週で使うことになるでしょう。今日の講義では先週アップロードした講義ファイルを持参してください。

来週の講義ファイルをダウンロード

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Régiment Royal-Suedois 連想ゲーム

昨日のゼミも面白くて、とりわけ18世紀の啓蒙的言説を支えた出版業界の報告。その余韻、未だ冷めやらず、ついつい早朝の連想ゲーム。で、自由の時代→ハット党→反ロシア外交→フランスとの同盟→フランス軍スウェーデン連隊→軍務を通じた啓蒙的言説。(ハット党→ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン→スウェーデン連隊購入→マリー・アントワネットに接近、なんて連想も可。)スウェーデン連隊に属した軍人のプロソポできそう。パリとストックホルムを往還する軍人ネットワークに啓蒙期の政治的言説の伝播を見てみようって…あれれ、なんだか面白そうじゃない?政治経済学とは別文脈で「祖国」なんて概念が出てきそうだったりして。ひらめくときは、一瞬にひらめく…Régiment Royal-Suedoisは、軍事史研究はあっても、それ以外に史料は活用されていないみたいだし。やれるなぁ、この研究は。この夏、ベオグラードやザグレブに行ってる時間があるならば、パリに行きたくなってきた。北摂のキャンパスでドタバタしていても、頭のなかは18世紀のことで一杯で、脳内的には幸せ。あとは、神様、仏様、僕に時間をください。

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スウェーデン語Ia

金曜5時限のスウェーデン語講読に参加されているみなさん。すみません。次回のテキストのアップロードが遅れました。こちらにあげておきますので、明後日よろしくお願いします。ドタバタ続きで、本当に申し訳ありません。


6月27日のテキストをダウンロード

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